一言で「ヨーキーにとってお勧めのドッグフード」とは言っても、これだけ多くのドッグフードがある中、何が一番良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。今回はヨーキーの特徴やかかりやすい病気、性格などを考えた上で幾つか紹介していきましょう。
ヨークシャー・テリアにとってお勧めのドッグフードとは
まず、ヨーキーの特徴と言えば、やはりあの美しい被毛ではないでしょうか。その被毛のカラーは成犬になると7回も変化すると言われ、また、絹のような美しい被毛の持ち主でもあることから、「動く宝石」とも呼ばれています。せっかくのその美しい被毛も、粗悪なドッグフードを与えていることで、毛艶がなくなったり、皮膚の状態が悪くなることがあります。
また、ヨーキーがかかりやすい病気と言えば、あの華奢な体型からも想像付くとは思いますが、骨や関節の病気には注意が必要です。特に「膝蓋骨脱臼」という骨の病気に気を付けなければいけません。この病気は、後ろ足の膝蓋骨(膝のお皿)が正常な場所から、内側か外側にずれてしまう(脱臼する)状態になる病気です。関節や骨をケアするようなドッグフードを選んであげることで、このような病気を発症するのを避けたり、遅らせたりすることができるのです。
最後にヨーキーの性格と言えば、多少頑固でワガママなところがありますので、食事に関しても偏食になる子が多いようです。「もうこのご飯食べたくない!」と、プイッとご飯に背を向ける愛犬を見て、ついつい違うご飯を用意したり、トッピングを豪華にしたりしていませんか?アレルギー対策としてドッグフードをローテーションするのは良いですが、ご飯を食べなくなったから違うものに変えてしまうのは、ただただ愛犬をワガママにしてしまうだけです。
今回は、このようなヨーキーの特徴やかかりやすい病気、性格などを考慮した上で、ヨーキーにとってお勧めのドッグフードを紹介していきましょう。
ヨークシャー・テリアの健康な皮膚と美しい被毛を保つために
ヨーキーの美しい被毛や健康な皮膚をを維持するためには、質の良いタンパク質を摂取することが大切です。タンパク質は、健康な皮膚や被毛だけでなく、筋肉や内臓を作る上で重要な栄養素です。そのため、穀物メインのドッグフードよりも、良質な動物性タンパク質が第一主原料として使用されているドッグフードを選ぶことが大切です。
また、良質な脂質も、健康な皮膚や被毛を作るのに欠かせません。脂質には「必須脂肪酸」が含まれますが、この必須脂肪酸は体内で生成されないので、食事から摂取する必要があります。必須脂肪酸には「オメガ6」と「オメガ3」がありますが、通常のドッグフードでは、オメガ6が過剰に含まれたり、オメガ3が含まれないフードも多くありますが、これらの成分は、「オメガ6:オメガ3=5:1~10:1」のバランスで配合しているドッグフードが理想的だと言われています。
オリジン「6フィッシュ」
そこでお勧めのドッグフードはと言うと、世界的に高い評価を得ており、「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」を3年連続受賞しているカナダのペットフードメーカーの「オリジン」。オリジンのドッグフードは、高タンパク質・低炭水化物・穀類一切不使用で、「肉類 80%」「フルーツ野菜 20%」「穀物 0%」という、生物学的に適正な比率で成分構成されています。
オリジン6フィッシュは、6種類の新鮮な魚を使用しており、引き締まった筋肉としなやかな皮膚を作るために欠かせないタンパク質が豊富に含まれています。そのタンパク質の保有量は38%という、通常の基準値22%を大幅に上回り、他のメーカーのドッグフードでは類を見ない高タンパクを実現しています。
さらには、オメガ6とオメガ3がバランス良く配合されていますので、健康な皮膚や被毛の維持に役立ちます。また、近年では穀物アレルギーを持つ子が多い中、「グレインフリー(穀類一切不使用)」なのが嬉しいですね。
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アボ・ダーム「ジョイントヘルス」
華奢なヨーキーにとって、様々な関節トラブルをサポートしてくれるドッグフードが、アボ・ダームの「ジョイントヘルス」です。良質のチキンを使用して、健康な関節の形成や維持、関節のトラブルに対応できる総合栄養食です。健康な関節を作るのに必要なコンドロイチンとグルコサミンが多く配合されていますので、ヨーキーのように関節が弱い犬種や、脆くなりがちな老犬の骨を維持するのにも役立ちます。
このジョイントヘルスは、アボ・ダームの製品の中でも、唯一グレインフリー(穀物不使用)なので、アレルギーを起こしやすい穀物が使用されていません。さらには、アボカドオイルやアボカドミールを用いることで、健康な皮膚や被毛を保ちますので、ヨーキーの被毛の維持にも役立つでしょう。その他にも、納豆菌が配合されており、腸内環境を整える作用がありますので、お腹が弱い子にもお勧めです。
ロイヤルカナン「ミニ エクシジェント」
最後に、偏食気味になってしまったヨーキーにお勧めのドッグフードが、ロイヤルカナンの「ミニ エクシジェント」です。ミニ エクシジェントは、外はサクサクで歯ごたえが良く、中はしっとり柔らかくて、2つの食感を組み合わせた2層のギブル(粒)で作られています。噛めば噛むほど味が変わりますので、飽きやすい愛犬にとっても興味を持ってもらえるドッグフードです。
また、ミニ エクシジェントは、美しい被毛を維持するために、オメガ6を配合した独自の栄養バランスを実現しています。さらに、虫歯になりやすい小型犬の歯の特徴を考慮して、ポリリン酸ナトリウムを配合し、歯の健康維持に役立ちます。
※内容は2017年2月時点での情報になります。原材料、商品名等の内容は変更している場合があります。
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