国内・海外問わず人気の高い「柴犬」。従順な性格と、美しい毛艶が自慢の日本犬ですが、柴犬に適したドッグフードとはどのような物なのでしょうか。「柴犬専用」のフードも多く見られますが、今回は柴犬に必要な栄養素の考え方について解説していきます。

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人気急上昇中の犬種「柴犬」

国内に限らず、海外でも非常に人気が高くなっている犬種が、日本を代表する犬と知られる「柴犬」です。柴犬の特徴は、なんといってもその純粋な性格で、一度飼い主と認めた相手に対しては、非常に忠実な犬として寄り添うことで知られます。そんな柴犬の性格や、自宅内でも飼いやすい中・小型犬種ということもあり、柴犬が近年、注目を集めています。

このように、柴犬は海外でも非常に人気の高い犬種になってきましたが、日本犬の性格が受け入れられている事も一つの理由ではありますが、秋田犬や柴犬が持つその美しい毛艶や毛色も理由の一つにあるようです。「赤毛」と呼ばれるスタンダードな毛色は、人によってはオレンジ色や黄色にも見える毛色ですが、海外では「黄金色=ゴールド」の毛並みに見える方もいるようで、非常に美しい毛色を持つ犬種としても評価されているようです。

柴犬の毛艶を維持するためには?

そんな美しい毛色・毛艶をもつ柴犬の被毛や皮膚の健康を維持するためには、「EPA」や「DHA」などの不飽和脂肪酸が欠かせない要素となります。また、柴犬は遺伝的な皮膚疾患を持っている場合が多く、アレルギー性皮膚炎などの皮膚疾患は、柴犬に多く見られる症状の一つです。特に、食事によるアレルギーが多く見られるため、これまで食べてきたことのない原材料が入った新しいフードに切り替えてからは、「フケ」や「皮膚の炎症」といったアレルギー症状が出ていないか、注意深く観察することも大事です。

犬の食物アレルギーに多いとされるのが、「穀物類」によるものです。必ずしも全ての柴犬が穀物類に対してアレルギーを持っているわけではありませんが、あくまでも犬に多いと言われるのが、トウモロコシや小麦などの穀物類なのです。そのため、近年では穀物類を除いて作られている「グレインフリー=穀物不使用」のドッグフードが多く存在します。

また、穀物類は本来であれば犬はそんなに摂取する必要のない食物でもあるようです。それは、犬の内蔵の構造からもわかるものですが、犬は肉食に近い雑食性の哺乳類で、穀物類を消化することはできるものの、肉よりも消化に時間のかかる穀物類に適した構造にはなっていないのです。

健康な皮膚・被毛を維持するために大事なのは、健康的な消化が必要不可欠。栄養価の高い食材を食べても、消化が遅ければ、栄養の循環もそれだけ遅くなるため、効率の良いサイクルが求められる皮膚や被毛のケアにはならないのです。

肥満にも注意が必要な柴犬の体質

このように、柴犬の皮膚・被毛のケアを万全に保つためには、質の良い肉が良いという結論になりますが、ここで注意が必要なのが、柴犬が持つ体質です。柴犬は元来、猟犬としての血も流れる活動的な犬種です。柴犬の問題としてあげられる一つに、躾の難しさが挙げられますが、もしかするとこれは運動不足から来るストレスも大きく関係している可能性があります。

柴犬は運動量も非常に多く求められる犬種で、ストレスがかからない程に満足する運動量を毎日の散歩だけで消費するのは、飼い主にとっても非常に大変な事なのです。そして、柴犬の活動的な運動量を支えるのが、高いカロリーや脂質です。それを補う物が肉でもありますが、適切な運動量を消費できていないにもかかわらず、高カロリーなフードを食べていれば、当然、肥満に繋がるのです。

柴犬が肥満になってしまえば、今度は関節のトラブルなども引き起こされてしまうため、運動量が必要な柴犬のはずなのに、さらにストレスの貯まるような生活を送らせてしまうことになるのです。

「専用」のフード。愛犬に合っていますか?

この事から、柴犬に適したドッグフードは、その生活環境も加味した物が適していると考えられます。近年では犬種別に対応した「柴犬専用」などのドッグフードが販売されています。こうしたフードは、「標準的」な柴犬の健康を考えられて作られているものではありますので、柴犬に求められる成分で構成されているドッグフードではありますが、全ての柴犬に対しては適しているとは言えないかもしれません。

穀物アレルギーを持っているのに、穀類が含まれた専用フードを与えていても健康を維持することはできませんし、運動量が少ないのに高カロリーな専用フードを与えても、肥満になっていくだけなのです。

このように、柴犬専用といっても必ずしも適したフードとは言えないため、まずは愛犬の生活環境や体質に関してよく理解してから、ドッグフードを選ぶ必要があります。あくまでも柴犬専用のドッグフードを与える際には、何の問題もなく、どのフードを選んだら良いのか迷った時に選択するとよいかと思います。

まとめ

柴犬の健康を維持するのには、まずは適した運動量と、消化に良い食事を心がけることです。また逆に、質の良い食事は健康的な体の維持にも関係するので、活動的な運動量を支える原動力にもなります。

消化の悪い食材は避けるようにし、質の良い肉が配合された食事を中心に、毎日の運動を行うことが、柴犬の美しい被毛や健康的な体を作る事につながります。柴犬が健康であれば、飼い主さんもそれ相応の運動量も求められるため、飼い主さんも健康な生活になることでしょう。

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