愛猫の老後に備えたいサプリメントについて

高齢期を迎える猫・高齢の猫は、免疫機能の低下とともに体の弱い部分にトラブルが発生したりします。若年の猫のように思うように栄養が摂取できなくなったり、こうした症状を改善させるのに効果的なのが、各社から販売されているサプリメントです。

老後に備えるために

サプリメントは、愛猫の健康維持を行う上で、キャットフードにプラスαで取り入れていきたいものですが、まず心がけたいのが何でもいいからサプリメントを与えないようにするということです。サプリメントには、それぞれの箇所に対しての効果が特定されていますので、目が心配であれば目に良いサプリメントを、関節が心配であれば関節用のサプリメントを与えるようにします。

トータルで健康維持を行えるサプリメントもありますが、こうしたサプリメントはあくまでも栄養バランスの取れたものであるため、健康な生活があってこそ、サプリメントの効果が発揮できるというものです。

一方、目的に応じたサプリメントは、症状の緩和や、特定箇所の健康維持のために取り入れたい物です。

薬ではないので必ず効果が出る！という物ではありませんが、老後に備えてや、トラブルが見られる際の緩和を目指すためには、サプリメントは期待の持てるものです。そこで今回は、老後に見られがちな目や足腰に対して、効果の期待できるサプリメントについて見てみましょう。

病気から目を守る「メニにゃんEye」

人間用のコンタクトレンズ等でも有名な「メニコン」が手がける、ペット用のサプリメントを開発・販売している株式会社メニワン。メニわんの猫用サプリメント「メニニャンEye」は、必須アミノ酸の一つ「L-リジン」を摂取できるサプリメントで、愛猫の「目」を守るサプリメントとして効果が期待されます。

目に対するサプリメントだと、ブルーベリーなどを主成分としたサプリメントが多いですが、メニにゃんEyeは直接、目に働きかけるサプリメントというよりも、目を守るサプリメントというものです。というのも、結膜炎や角膜炎といった目の病気の原因となるのが「猫ヘルペスウイルス」という場合も多いのですが、メニにゃんEyeはこの猫ヘルペスウイルスから目を守る働きをするものなのです。

メニにゃんEyeは「L−リジン塩酸塩」で作られたサプリメントで、このL-リジンというアミノ酸は、猫の体内では合成できないアミノ酸のため、食物等から摂取する必要があります。L-リジンは猫ヘルペスウイルスの増殖を抑制させる働きがあり、万が一、猫ヘルペスウイルスの感染によって結膜炎などを引き起こした場合にも、病気の進行を遅らせたり、症状を緩和する働きを持ちます。

直接、目に効果を与えるものではありませんが、一般的な目のサプリメントで効果が感じられない場合には、このように病気の予防から目を守るという側面を持つサプリメントがオススメです。病気にならないリスクはありませんし、結膜炎などの症状はどんなタイミングで引き起こされるかわかりません。万が一にそなえ、体内から体を丈夫にし、目を守っていきましょう。

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Para-solヘルスケア「高濃度DHA＆EPAケア」

Para-solヘルスケアの「高濃度DHA＆EPAケア」は愛猫のシニア期と、シニア期に備えるのに適したサプリメント。特に心配になる「脳」へのサプリメントとして、DHAやEPAはより効果的なものになります。EPAもDHAも、猫の大好きな青魚に含まれる成分としても知られますが、しっかりとした食生活を送っていなければ、思うように摂取出来ていない場合もあります。

EPA（エイコサペンタエン酸）は血液を健康にする働きを持ち、脳梗塞や動脈硬化などの病気を予防するのに適した成分。一方、DHA（ドコサヘキサエン酸）は脳を始めとした神経系統に含まれる栄養素の一つで、脳の活動を活性化させる成分として有名なものですね。これらの成分は老猫は特にしっかりと摂取しておきたい成分でもあります。

para-solヘルスケアの高濃度DHA＆EPAケアは、ヨシキリザメ、タラ由来の成分、DHA134mg、EPA39mgという高配合。他メーカーのDHA・EPAサプリメントの配合量がDHA68mg、EPA31mgなので、どれくらい多いかということがわかるでしょう。

シニア期に入った時はもちろん、これからシニア期を迎えるというタイミングで与え始めると、高齢期も安心して過ごすことができそうです。