ホーランドロップイヤーはウサギの中でも、特に人気の高い品種として知られる種類で、人気の理由は、かわいく垂れた耳と、懐きやすいと言われる性格が、人気の理由に挙げられます。今回は、ホーランドロップイヤーの飼い方やうさぎの特徴についての特徴について解説していきます。
ウサギってどんな動物?
今やペットの代表格と言っても過言ではない「うさぎ」。
若い方から年配の方までが気軽に変えるペットとして、幅広い世代に愛されている動物です。
その人気の理由は、大きな耳とかわいい容姿、手軽に飼うことのできる、ほどよいサイズだと言う事が挙げられます。また、現代社会では、マンションやアパートで生活する方も多く、犬や猫のように「鳴き声」がなく、散歩などの世話が無いことが、人気を押し上げている理由でもありそうです。
また、うさぎと言っても、耳がピンと立っている品種もいれば、耳が垂れている品種もいたりと、実は色々な種類がいるんです。
また、耳だけではなく、毛の長さや、毛の質が違う種類もいます。知れば知るほどに、こんなうさぎもいるんだと思ってしまうことでしょう。
ホーランドロップイヤーの特徴について
ネザーランドドワーフと並び、日本でも非常に人気の高い品種である「ホーランドロップイヤー」。「ロップ」と言えば、比較的大型種のうさぎが多い品種で知られますが、ホーランドロップイヤーはその中でも最も小さいロップ種のうさぎで知られます。
ホーランドロップイヤーは、垂れ耳の品種で知られる「フレンチロップ」と、うさぎの中でも最小の品種で知られる「ネザーランドドワーフ」を掛け合わせ、改良を重ねて作出されました。
こうして、大型で知られるロップ種の、トレードマークである「垂れ耳」と、ネザーランドドワーフの小柄な体型を受け継ぎ、ロップ種の中でも特に小柄のホーランドロップイヤーが誕生し、世界的に愛される品種として成長したのでした。
また、見た目だけではなく、個体差はあるものの比較的穏和な性格の個体が多く、抱っこされることが好きだったり、のんびりと飼い主に寄り添ったりと、警戒心の強いうさぎとは思えないような、人懐っこい子が多いことも、ホーランドロップイヤーの特徴です。
ホーランドロップイヤーの体と毛色
ホーランドロップイヤーの祖先でもあるフレンチロップは、体重が5〜6kgにもなる大型のうさぎです。対して、ホーランドロップイヤーの体重は平均で2〜4kgと、平均体重が1kg前後のネザーランドドワーフの血をしっかりと受け継いでいるようです。
その愛らしい見た目も、丸顔で垂れ耳、また体つきも全体的に肉付きがよい丸型をしていて、ぬいぐるみのような品種でもあります。
また、ホーランドロップイヤーは毛色もバリエーションに富んでいて、
- セルフ
- アグーチ
- シェイデット
- タン
- ブロークン
- ポインテッド
- ティックド
- ワイドバンド
と、8つのグループに分けられ、各グループそれぞれに様々なカラーが存在します。
こうして様々なカラーが楽しめることも、ホーランドロップイヤーの魅力の一つでもあります。
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ホーランドロップイヤーの性格について
ホーランドロップイヤーの性格は、先述の通り人懐っこい性格をした子が多く、初心者の方にも飼いやすい品種であるといえます。うさぎは、本来警戒心の強い動物で知られ、ネザーランドドワーフなどの品種では、ちょっとした物音や、抱っこをしようとすると逃げ回ったりする個体が多いですが、ホーランドロップイヤーに関してはのんびり構えている子が多いようです。
そのため、抱っこも容易にすることができ、むしろ人懐っこく寄ってきて、撫でることをねだってきたりくっついていることが好きな子も多く、スキンシップを重視している初心者の方に向いている品種とも言えるでしょう。
ただし、過剰なスキンシップはやめましょう。
うさぎは、体も小さいのでストレスやちょっとした体調変化があった場合にも、すぐにご飯を食べなくなったり、便がゆるくなってしまいます。
ペットショップなどから連れてきた時は特に、まだ家の環境にも慣れていないため、すこし慣れるまでは抱っこなどは控え、便が安定し、ご飯ももりもり食べるようになってから、スキンシップを取るようにしましょう。
ホーランドロップイヤーを飼うために
このように、ホーランドロップイヤーは人に対して警戒心も薄く、スキンシップを取りやすい品種でもあります。また、年齢を重ねるごとにより慣れていき、人の環境スタイルや人の言葉も、ちょっとしたものなら理解するようになってきますので、犬や猫にも近いような感覚で飼うことのできる品種とも言えます。
また、元が大きくなる品種でもありますので、ご飯の食べる量も立ち耳のウサギに比べると多い方です。もりもり食べてくれるのは安心しますが、食べ過ぎもまた、肥満の原因になってしまいます。
「肉エプロン」や「前掛け」といったように、顎の肉がたぷたぷになるのを好む方もいらっしゃいますが、極端に肥満体型になると、身体に悪影響なだけではなく、おもすぎて動かなくなり、内臓の機能が低下してしまうことも考えられますので、食べ過ぎ・アゴ肉はほどほどにするようにしましょう。
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