ペッツファースト少額短期保険「ペットがいちばん保険」はペットショップで子猫を迎え入れる際におすすめとなるペット保険です。100%補償のプランや、子猫を購入する際に加入することで、安心の特約が付加される特典も。

そこで今回は、ペッツファースト少額短期保険の「ペットがいちばん保険」について解説していきたいと思います。

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ペッツファースト少額短期保険の「ペットがいちばん保険」とは

ペッツファースト少額短期保険の「ペットがいちばん保険」は、「ペットショップによるペットのための保険」とうたっているだけあり、ペットショップで猫を迎え入れる際に加入することで、より好条件で加入できるペット保険となっています。

補償内容に関しては4つのプランがそろっていることや、子猫を購入するタイミングで保険加入すると免責期間がなく、すぐに補償開始される特約が付いたりといった特約があります。また、補償プランにプラスαの特約が自動で付加されたりと、これから子猫を迎え入れる方にとってはありがたい内容も。

そこで今回は、ペッツファースト少額短期保険の「ペットがいちばん保険」の補償内容や保険料などについて解説していきたいと思います。

ペットがいちばん保険の補償内容について


ペットがいちばん保険の補償プランは全部で4種類あります。

中でも最も補償割合が高いのが「100%プラン」。100%プランは、「通院・入院・手術」のフルカバー補償で、日額支払限度額、日数限度が年間支払限度額を超えなければ無制限で補償されるという、非常に心強い補償内容となっています。

年間の支払限度額も120万円と、ペット保険の中でも特に限度額の高い補償プランとなっています。年間で120万円の治療費が発生することは、先ず稀と言って良いでしょう。

病気の症状が重度である場合に関しては100万円近い治療費が発生する場合もありますが、普段使いとして考えるのであれば、補償額以上を使い切るのは難しいと思われます。治療費も100%補償されるので、保険に加入している間は、安心感も大きいプランです。

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100%補償のプランは120万円の限度額

100%プランの下となるのが「90%プラン」。
90%プランも、年間支払限度額が120万円に設定されていますが、通院・入院・手術それぞれに限度日数や限度額が設定されているプランとなります。

例えば、通院や入院による治療費は日額2万円まで、日数は20日で年間40万円までが補償対象。手術に関しては1回の手術で20万円まで、年間2回の40万円が補償対象となっています。

100%プランと年間支払限度額が同じではありますが、限度日数や限度額が設定されていますので、保険料によっては100%プランのほうが良いかもしれませんね。

主に猫が保険を利用するのに最も多い保険支払は通院による治療費というデータが出ています。そのため、最もポイントに置きたいのは通院による補償になりますので、日数制限が付いていると、使い切ることは稀とは思いますが、できれば無制限の保険を選びたいところです。

50%や70%補償のプランも

90%以降のプランは「70%プラン」と「50%プラン」。これくらいの補償内容となれば、ペット保険各社が取り揃える補償内容となります。

70%プランの年間支払限度額が90万円、50%プランは60万円となります。通院・入院に関しては70%プランが1万5千円まで、50%プランは1万円までとなり、限度日数は同じく20日までとなります。

手術補償に関しては70%プランが15万円まで、50%プランが10万円までとなり、同じく年2回までの補償となっています。

こうした補償内容も、保険各社と同じくらいの補償内容となりますので、90%プランと100%プラン以外であれば、他のペット保険と比較してみても良いかもしれません。

免責期間保証特約

「ペットショップによるペットのための保険」であるポイントとなるのが、「免責期間保証特約」の存在です。

免責期間保証特約とは、通常であれば保険契約日から補償開始まで15日間の免責期間が設けられているのですが、この特約に加入することで加入したその日から補償を開始できるという特約です。

しかし、免責期間保証特約はペットショップで猫を購入した時以外は付けられない特約となっており、また1歳以上の犬・猫も付加することが出来ない特約となっています。ペットショップで1歳未満の犬・猫を迎え入れるタイミングで保険に加入した際には自動で付加される特約となっています。

子猫を迎え入れた日から1週間程度は、子猫も環境に馴染めずに下痢をしてしまったりと体調を崩しがちなのですが、こうした特約があれば、安心して病院に連れて行くことも出来るでしょう。

30万円の追加補償が自動で付加する特約も


免責期間保証特約も重要な特約となっていますが、さらに「ペットショップのペット」のためであるのが、0歳の猫をペットショップで購入した際に保険契約することで、自動で付加される「30万円まで追加補償」。

60日間の日数制限があるものの、加入したプランに加えて30万円の追加補償が受けられるので、子猫を迎え入れて万が一の自体が発生した場合、加入したプランの補償内容が足りなくても、追加でさらに30万円が補償される心強い特約になっています。

確率的には低いですが、子猫は何が起きてもおかしくはありません。思ったよりも体調を崩してしまったり、ペットショップにいる時には見えなかった病気が突然発症するといった事態も全く無い話ではないのです。そんな時のために、この特約が必要になる場合もありそうです。

ペットがいちばん保険の保険料について

ペットがいちばん保険はペットショップでの契約となりますので、ホームページ上でも保険料について公開されていませんでした。

調べた所によると、70%プランの年間保険料が41,710円、100%プランでは年間保険料が53,550円とのこと。これを単純に月割りに計算してみると、70%プランでは毎月3,500円ほど、100%プランは4,500円ほどなので、保険料としては高めでしょうか。

更新に関しては1年毎の契約更新となり、1年間保険の利用がなかった場合には「無事故割引」として5%が割引に、多頭飼いをしていれば「多頭割引」が適用されて5%割引となります。なお、無事故割引が適用されている年の更新に関しては無事故割引は対象となりません。

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プロ目線からみたペットがいちばん保険


ペットがいちばん保険はペットショップのペットに注目した保険となっていますが、補償内容としては「100%プラン」「90%プラン」のほかはそこまで目新しさが感じられませんので、選択肢としてはこの2択となるでしょう。

とはいえ、ペットを飼う前にどのペット保険にするかを選ぶのは少々難しいため、ペットショップで購入した際にそのまま保険契約をしてしまうのも全く無しというわけではないでしょう。

補償内容として良いと感じられた部分は、その日から保険が利用できるという点です。飼い始めは色々と不安もありますので、1ヶ月近い待機期間が設けられている場合には、補償が開始になるまで落ち着きませんね。その点、その日から保証が開始されるので、安心して飼育を始めることができそうです。

まとめ

ペットがいちばん保険は、ペットショップで犬や猫を購入する方向けに考えられた保険となるため、他のペット保険とはちょっと思考の違ったペット保険と言えるでしょう。

100%補償されるプランはあることにはありますが、比較的珍しいプランになりますので、保険料を気にしないという方であれば最適なプランとなるでしょう。

ただし、50%プランや70%プランは他のペット保険も検討してみたほうがベターかもしれません。補償内容と保険料で比較すると、他にも好条件のペット保険もありますので、子猫を迎え入れる前に、まずは一度他のペット保険も覗いてみたほうが良いかもしれませんね。

ペットがいちばん保険はメインが「ペットショップで子猫を飼う方」を対象としている部分もありますので、一度契約して、更新時に考えてみるというのも一つです。

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