多くのペット保険が登場していますが、最近ではネット通販型保険や、少額短期保険といった保険が注目を集め、人気が上がってきています。こうした保険の特徴となるのが保険料の安さ。

そこで今回は通販型ペット保険の中でも人気の高い、ペットメディカルサポート株式会社の「PS保険」の内容や保険料について解説していきたいと思います。

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「PS保険」とは?


現在では数多くのペット保険が誕生してきていますが、その中で「ネット通販型」と呼ばれる保険も登場してきています。ダイレクト型とも呼ばれるネット通販型保険ですが、人間用の保険でもお馴染みとなってきました。

いわゆる「代理店型」の保険とは違い、ネット通販型保険は全てネットで完結するため、保険料の安さが大きな特徴です。

そんなネット通販型保険ですが、ペット保険の中でもネット通販型で知られる保険が、ペットメディカルサポート株式会社の「PS保険」です。PS保険はネット通販型保険の良いところを残しつつ、他のペット保険に足りていない部分を補ったようなペット保険となっているため、ペット保険の切り替えで悩んでいる方にもオススメのペット保険となっています。

業界最安値の保険料

PS保険の特徴となるのが、安いペット保険には付帯していない「通院補償」が付いているのがポイントとなります。ペット保険に加入する際には、大きな病気や手術をすることになったケースを想像してしまいがちですが、実のところ8割程度が通院によるものとデータがでています。

実際、筆者の愛犬も病院に行く機会はありますが、これまで避妊手術の経験はありますが、他は全て通院によるものでした。確かに、大きな病気や手術となると、大きな金額が発生してしまいますが、頻度で言えば断然に通院による治療なのです。

PS保険は、そんな通院補償を含めた保険で、ペット保険の中でも最安クラスの保険料が大きな特徴となっています。

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継続の際も心配ありません

ペット保険の大手となると、充実した補償内容と、安心のネームバリューで契約する方としても大きな安心感がありますが、実際のところ保険料も高く、かゆいところに手が届かないような内容だったりもします。

特にこうした気持ちにさせられるのが、契約更新時の時です。多くのペット保険はペットの年齢とともに保険料も上がり、前年の保険使用回数も保険料の査定に関わってきます。1度も保険を使用していなければ割引を受けられるのは良いですが、ペット保険を使用していたのであれば、保険料もさらに上がってしまう場合が多いです。

その点、PS保険は前年の通院回数や保険使用回数で保険料がアップすることはなく、純粋に年齢に応じた保険料のアップだけとなっています。

ペット保険の「免責」とは?

ペット保険には「免責」や「最低診療費」が設定されているものもあります。免責とは保険を申請する際に、契約者が自己負担しなければならないもので、保険会社によって免責金額も違います。

例えば、実際に掛かった診療費が15,000円だった場合、免責金額が10,000円に設定されているペット保険ですと、10,000円は自己負担、5,000円が保険料から支払われる形となります。

また、最低診療費が設定されているものは、その名の通り診療費にラインが敷かれているため、最低診療費が20,000円に設定されている場合ですと、15,000円の診療費では最低診療費の金額に届かないため、補償の対象外となってしまうのです。

こうした制限がかけられているのは、せっかく保険に加入しているのに、保険に加入している恩恵を受けられないような形になる場合もあるのです。PS保険は、こうした免責や最低診療費もありませんので安心です。

PS保険なら膝蓋骨脱臼にも対応


たくさんのペット保険がありますが、補償される病気・されない病気があります。その中でも代表的なのが「膝蓋骨脱臼」や「癌」「歯科医療」などです。

こうした病気は発症する可能性が高いものや、診療費が膨大になりかねない病気であったりしますが、ほとんどのペット保険では補償外の病気となってしまうため、いざこれらの病気を発症しても補償されることはありません。

PS保険は膝蓋骨脱臼をはじめとした病気でも補償されます。特に、近年増加傾向にある「歯周病」による病気にも対応しているため、口腔内のトラブルから悪化し、病気を引き起こしてしまったという愛犬でも安心して治療を受けることが出来るようになります。

当然、歯石取りや予防といった部分は補償外となりますが、歯周病を放置してしまうと口腔内の病気だけでなく、様々な悪影響が生じてきますので、歯科医療に対しての補償は大きなポイントです。

待機期間中の不安もなし

ペット保険に加入して不安になるのが「待機期間」です。待機期間とはペット保険の加入後から、実際に補償が開始されるまでの期間の事で、多くのペット保険では待機期間が30日ほど設定されています。また、病気によってはさらに待機期間がかけられている保険もあります。

万が一、待機期間中に何かしらの病気を発症してしまった際には、契約は完了しているものの、当然、その病気に対しては補償が降りませんので、どこか損した気分になってしまうことでしょう。

PS保険はこの待機期間も設定されておらず、契約が完了した時点ですぐに補償がスタートされるため、待機期間中の不安もありません。少しでもリスクを減らしたいためにペット保険に加入するという方がほとんどでしょう。ペット保険に加入するのであれば、やはりすぐに補償開始してもらうのが理想的です。

3つのプランから選択

PS保険には3つのプランがあり、それぞれ補償割合と保険料が違います。

最も割安となるのが50%の補償が受けられる「基本プラン」。基本プランよりも少しだけ内容を充実させるのであれば70%補償の「堅実プラン」がおすすめ。また、最大限に補償を受けたいのであれば、100%補償の「充実プラン」が良いでしょう。

例として、2歳の小型犬で契約する内容(特約なし)でいくと、

基本プラン:月払 1,430円(年払 1,373円)
堅実プラン:月払 2,120円(年払 2,036円)
充実プラン:月払 2,640円(年払 2,535円)

という保険料になります。
ペット保険の少額短期保険にはもっと安値の保険料で設定している保険もありますが、内容を比較していくとPS保険も決して高くはない保険であると言えます。むしろ、内容を考えると割安かもしれません。

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プロ目線から見たPS保険

PS保険の良い部分は、保険料の手軽さと言うよりも、他の保険会社が補償していない部分を補えられるという点です。前述の通り、PS保険は他の保険会社では補償外となる病気も補償の対象としているため、特にその病気の好発犬種である場合には注目したいところです。

例えば、椎間板ヘルニアなどは飼育頭数も多いミニチュア・ダックスフンドやトイ・プードルといった犬種が好発犬種となります。椎間板ヘルニアを保証してくれる保険は少なく、いざ椎間板ヘルニアを発症して保険申請を行おうと思ったら、補償外だったという事にもなりかねません。

また、同じく膝蓋骨脱臼も補償外としている保険が多いですが、好発犬種には上記の犬種を含め、チワワなども該当してきます。これらの犬種を飼育している方で、ペット保険に加入している方は、今一度、ペット保険の補償範囲を確認するべきでしょう。

まとめ


PS保険の強みは保険料と、補償される病気の多さがポイント。ネットでの評価も比較的高く、満足度も高いペット保険と言えそうです。

あえてデメリットを上げるとすると、慢性疾患に対する補償は20回までと制限がかかるため、これから長く動物病院にかかるであろう高齢犬には、少々不安が残る部分もある点。

また、まだまだ名前も知れていない保険会社であるため、大手保険会社よりも安心感が薄くなるという点でしょうか。そうそうあることではありませんが、このご時世ですので、いつ会社が倒産してしまうという心配をする方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、こうして気になる病気にも対応してもらえるのは大きな安心に繋がりますね。他のペット保険にはない点を補ってくれるのが、このPS保険の特徴と言えるでしょう。

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