ペットを飼っている方でしたら「マイクロチップ」のことはご存知かもしれませんね。では、このマイクロチップを装着することで、ペット保険が安くなるという事をご存知でしょうか。

今回はマイクロチップについての考察や、ペット保険のマイクロチップ割引について解説していきたいと思います。

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マイクロチップの装着で割引になるペット保険

「マイクロチップ」とは、ペットの個体を識別するために体に埋め込まれる、生体適合ガラスに覆われた小さなICチップの事。このマイクロチップを装着しているか、いないかによって、ペット保険が割引になる保険会社がある事をご存知でしょうか。

実際のところ、まだまだ普及が進んではいないマイクロチップですが、「アクサダイレクト」「日本ペットプラス」「イーペット」に加入する際には、マイクロチップ割引が適用され、保険料も通常よりも安くなるという特典もあります。

以前まではペット保険シェアNo.1のアニコムでもマイクロチップ割引があったのですが、2014年4月を持って廃止となってしまいました。

では、そもそもマイクロチップとはどのようなものなのかを調べていきたいと思います。

マイクロチップとは?


マイクロチップとはペットの情報を識別するための、体に埋め込まれる「電子標識器具」。このマイクロチップの直径は2mmほど、長さは〜12mm程と小さなものであり、マイクロチップの内部にあるICチップには15桁の識別番号が記録されています。

これを、マイクロチップ専用のリーダー(データを読み取る機器)で読み取ることで、1頭1頭を識別できるようになっており、万が一迷子になってしまった場合にも、誰が飼い主であるかがわかるようになっているのです。

この識別番号は、AIPO(動物ID普及推進会議)のデータベースへと登録され、一度マイクロチップの埋め込み・登録を済ませてしまえば、データベースに個体番号が保存されているため、迷子になっても心配はありません。

マイクロチップの装着について

体に埋め込むと聞くと恐ろしく感じるかも知れませんが、マイクロチップを埋め込む際には、過度な痛みや負担は無いと言われます。それを証拠に、魚やカエルなどにもマイクロチップを埋め込むことが可能となっています。

また、マイクロチップを埋め込んだ後にも故障することや、破損してしまうといった報告もなく、体に悪影響を与える副作用が起きることもありません。ですので、装着に関してそこまで神経質になる必要はないでしょう。

マイクロチップの装着に関しては、主に動物病院で行う形となり、費用はおおよそ5,000円前後程となっています。マイクロチップ内には飼い主の情報やペットの名前が記録され、装着後は飼い主さんがAIPOのデータベースに登録料1,000円を支払い、データ登録を依頼して完了となります。

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マイクロチップの必要性

マイクロチップがより必要であると実感させられたのが、日本国内における大震災の後でした。記憶にも新しいと思いますが、大震災では多くの動物達が犠牲となりました。

中には保護され、元の飼い主のもとに戻れたケースもありますが、多くは飼い主も見つからず、また飼い主もペットを見つけることが出来ずでした。しかし、これがマイクロチップを装着していれば、事態も少しは違ったのかも知れません。

多くのペット達も被災し、飼い主と離ればなれになってしまった時には、マイクロチップを装着しているのとしていなかったのでは、飼い主のもとに帰る事ができる率も大きく変わるでしょう。ペット保険と同じく、マイクロチップも万が一の事態に備えるべき方法のひとつなのです。

マイクロチップは義務?


前述の通り、日本では大震災による影響で様々な問題が浮き彫りとなりました。ペットの遭難問題もその一つですが、一部ではマイクロチップの装着義務化を進める動きがあることも確かです。

海外においては、日本よりもマイクロチップの導入・装着が普及していることもありますが、義務化しているのは海外でも市町村レベルでごくわずかとのこと。その多くは義務化しているわけではなく、飼い主の判断によるものです。

マイクロチップの装着については色々な意見がありますが、日本においてはマイクロチップの義務化どころか、導入自体もまだまだ進んでいないような状況です。そのため、マイクロチップ割引を導入しているペット保険会社もまだまだ少数といったところです。では具体的に、各社の割引について見てみましょう。

マイクロチップによる割引

「日本ペットプラス少額短期保険株式会社」では、マイクロチップ割引が適用されると年間600円(月額 50円の割引)の割引となります。なお、保険期間中にマイクロチップを装着した場合には、契約更新の年よりマイクロチップ割引が適用されます。

「イーペット少額短期保険株式会社」では、マイクロチップ割引として保険料が3%の割引となります。

「アクサダイレクトのペット保険」では、犬種サイズや年齢によってマイクロチップ割引の割引率が変わります。例えば、「小型犬種(犬1)、1歳、プラン50」の条件ですと60円の割引となりますが、「大型犬種(犬3)、8歳、プラン50」の条件ですと、月々190円と馬鹿にならない割引特典が付きます。

アニコムは割引を廃止

冒頭でも触れた通り、「アニコム損害保険株式会社」では以前までマイクロチップ割引が適用されていたのですが、現在は廃止となり、上記の3社だけとなりました。詳細はわかりませんが、もしかするとマイクロチップの装着義務化の動きに対してのものかも知れません。

2014年に廃止となったアニコムのマイクロチップ割引ですが、仮にマイクロチップが義務化になった場合に、全頭が割引の対象になるのが問題であるのか、それともマイクロチップの導入、または義務化に対する反対表明なのかは明確ではありません。

日本でのマイクロチップの普及率はまだまだですが、海外では記事中でも触れた通り、マイクロチップの導入が進んでいる事をうけると、日本でもこれから更に普及が進んでいくことが考えられるため、今後はマイクロチップ割引を導入する保険会社も増えていくかも知れません。

プロ目線から見た「マイクロチップ」

マイクロチップ導入に関しては賛否両論といったところですが、実際のところはペットに悪影響を及ぼしているような報告は一度もなく、今のところは問題なく運用されている印象です。

問題となるのはマイクロチップの「義務化」に対してであり、装着に関しては飼い主の判断によるものですので、マイクロチップ=あまり良くないというイメージを持つのは違います。

日本ではペット保険の普及もまだまだ完全とは言えない中ですので、マイクロチップに関しては、その次の段階といったところでしょうか。とはいえ、マイクロチップを装着していることで割引が受けられるのであれば、ちょっと気になっているという方もマイクロチップを導入するきっかけになるのではないでしょうか。

自治体によってはマイクロチップの導入に際して助成金を設けている所もありますので、こうした制度をフル活用して、お得にペット保険に加入するべきではないでしょうか。

マイクロチップ割引を導入しているおすすめの保険会社は?


いかがでしたでしょうか。まだまだ普及の進んでいないマイクロチップですが、もしマイクロチップを装着しているのであれば、割引特典を利用しない手はありませんね。

筆者が選ぶ、マイクロチップ割引を導入している、おすすめのペット保険会社はズバリ「日本ペットプラス少額短期保険株式会社」です。ポイントとなるのはマイクロチップ装着の割引率よりも保険料の安さ。50%プランでも十分な補償内容ですので、最低限の保険料で、しっかりとした安心を得られます。

マイクロチップに関しては色々と意見もありますが、何もしないよりも、装着していたほうが何か合ったときの安心感は違うのではないでしょうか。さらにペット保険に加入することでも、万が一のトラブルにも備えることが出来るので、検討している方はぜひ、マイクロチップ装着の元、ペット保険に加入することをおすすめしたいと思います。

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