多くのペット保険がある中、大手保険会社である「アニコム」と人気を二分するのが「アイペット」です。アイペットはここ数年でも飛躍的に契約件数を伸ばしている、安定したペット保険会社なのです。

そんなアイペットの補償内容は、2つのプラン「うちの子」と「うちの子Light」が知られていますが、今回は手術に対してしっかりと備えられるうちの子Lightの内容やポイントについて解説していきたいと思います。

急成長の「アイペット」と契約件数


ペット保険業界では「アニコム損保」が最も有名なペット保険会社ですが、アニコム損保に次いで有名なペット保険会社とも言えるのが、今回ご紹介する「アイペット損害保険株式会社」です。

アイペットがスタートしたのは2004年。アニコムよりも4年遅いスタートとなったアイペットですが、現在では35万件を取り扱うペット保険会社となりました。時代背景もあるとは思いますが、業界No.1であるアニコムが30万件を突破したのが2010年と約10年程かかっているので、アイペットがいかに急成長しているかがわかります。

ペット保険にかかわらず、何の保険も母体がしっかりしている所と契約したいと考える方も多いので、こうした点を重視する方であればアニコムかアイペットか迷うところではあるでしょう。

アイペットの保険内容について

アイペットのペット保険は2つのプランがあり、充実した補償が特徴の「うちの子」と、手術費用に備えた「うちの子Light(ライト)」があります。

「うちの子」のポイントとしては、窓口精算が行えることや通院・入院・手術が補償できるプランとなっていますが、保険料は「うちの子ライト」よりも高くなります。

「うちの子ライト」のポイントは割安な保険料で、手術に特化した補償が行える保険となっていますが、通院は補償外、入院は手術を含む場合に限られるため、全てを賄うことは出来ないというのがポイントとなります。

実際に保険を利用するとなると、手術は非常に高額になるため、通院・入院はとにかく、手術する際には十分な補償が欲しいという方は、うちの子ライトがおすすめとなるでしょう。

うちの子ライトの手厚い手術補償

では、具体的に「うちの子」と「うちの子ライト」の補償を比べてみましょう。

「うちの子」には50%補償のプランと、70%補償のプランがあり、それぞれ通院・入院の補償があるものの、手術に関しては50%プランが1回10万円まで、70%プランは1回15万円の補償となり、いずれも年2回までの補償となります。

一方、「うちの子ライト」の手術補償は1回50万円(年2回まで)の補償が受けられます。また、手術を含んだ入院の場合には、1回の手術あたり10日までは入院費用も補償されますので、長期に渡る手術を含む治療の際にも安心です。

うちの子ライトは、手術を含む診療費に対して90%が補償されるので、仮に30万円の診療費が発生した場合には、自己負担額も3万円で済むという事になります。これが「うちの子」のプランですと70%プランでも15万円の自己負担額となりますので、手術に特化した保険の安心感が違います。

なお、いずれのプランも手術といっても避妊手術や去勢手術、予防に関わるような手術は補償対象外の手術となります。

手術の費用ってどれくらい?


実際、手術がどのくらいかかるのかがわからないので、あまり手術に特化した保険の必要性が感じられないという方もいらっしゃることでしょう。こればかりは必ず手術が必要になるとは言い切れないので、万が一の際の備えという形になりますが、参考までに犬の治療費について見てみましょう。

人間と同じく、犬も「ガン」が最も多く発症しやすいと言われていますが、ガンに関わる治療費は、安くとも5万円〜といったところ。進行状態によっては30万円前後ほどになる場合も少なくはありません。

次いで多いと言われる「心臓病」でも10万円〜、「腎臓病」では10万〜20万円程の治療費が発生するのが平均となります。あくまでも平均の金額となりますが、場合によっては検査費用が高額になる場合もありますので、この限りではありません。

小さなものでは「骨折」でも10万円前後ほど、「椎間板ヘルニア」では入院費用も発生するケースがほとんどであるため、30万円近くなる場合もあるのです。このように犬の手術費用は決して安いものではなく、しっかりと治療してもらいたい気持ちの反面、治療費が気になってしまうというのが飼い主さんの本音ではないでしょうか。

アイペットの保険料

手術に特化したペット保険の必要性が何となくわかってきたところで、アイペットの保険料について見てみましょう。

アイペットの保険料は、犬種よって「Ⅰ〜Ⅲ」のタイプに分けられ、さらに年齢によって保険料が変わってきます。

最も安価な保険料であるのが「犬Ⅰ、1歳」のパターンで、月々890円(年払 10,350円)という保険料。「犬Ⅰ、12歳」になると月々4,090円(年払 47,620円)という保険料になります。

やはり手術が必要な病気が発生しやすくなる高齢ですと、そこそこ高い保険料になってしまいます。実際に手術となると数年に一度、もしくは数十年に一度というレベルがほとんどではありますので、保険料としてはできるだけ安く抑えたいというのが理想ですが、より充実した補償を備えておきたいという方には、「うちの子」と併用するのがおすすめとなるでしょう。

アイペットの口コミは?

アイペットの保険は「うちの子」「うちの子ライト」いずれのプランも、補償内容が充実しているというのが大きなポイント。また、保険会社としての安定感も大きな理由となります。

実際に口コミを調べてみたところ、見えてきたのは保険料の高さ。始めは他の保険会社と比較しても割安のスタートとなるアイペットの保険料ですが、年齢とともに保険料が上がるのは仕方がないものの、その上がり方は他の保険会社よりも大きいのが気になるところです。

また、請求してから振り込まれるまでの期間が遅いと感じたという口コミも見られましたが、これはペット保険大手としては解決してほしい点です。手術補償となると金額も大きいため、金額が大きければ大きいほど早く処理してほしいというのが理想です。

プロ目線から見たアイペットのうちの子ライト

通院・入院・手術に備えた「うちの子」では補いきれない、手術補償に特化した「うちの子ライト」は、万が一という際にも安心の保険となるので、余裕があれば掛けておきたい保険ではありますが、デメリットもいくつか見られます。

うちの子ライトのデメリットとしては窓口精算が行えない点と、最低支払対象治療費が3万円である点です。うちの子のメリットの一つでもある窓口精算ですが、うちの子ライトは請求書をアイペットに送付し、後日保険金が振り込まれる形となるため、動物病院へは一度、契約者が支払いを建て替える必要があります。

仮に50万円近くの支払いとなると、そうそう手元に用意するのも難しくなるため、この点においては少々、デメリットを感じるかも知れません。また、3万円以下の手術では補償対象外となりますので、手術補償に特化したうちの子ライトの恩恵を受けることが出来ません。

まとめ


いかがでしたでしょうか。一般的なペット保険では補いきれない手術の補償を、しっかりと補償してもらえるのがうちの子ライトの良い部分ですが、年齢を重ねていくと、それなりに保険料もかかってくるため、補償内容については安心ではあるものの、実際のところそれだけの保険料を収めるのが大変というのが本音なところではないでしょうか。

うちの子ライトは一般的な保険を掛けておいて、金銭的な余裕があれば掛けておきたい保険という感じでしょうか。万が一の自体に備えて貯蓄を蓄えておくというのも、一つの方法かもしれませんね。

スポンサーリンク