サイトでは90%以上の加入者が友達にオススメしたいと回答している「ペット&ファミリー少額短期保険株式会社」。その特徴に挙げられるのは、10歳以降の保険料が一律であるというポイントです。
今回はペット&ファミリーの「げんきナンバーわんSlim(スリム)」の保険内容について見ていきたいと思います。
ペット&ファミリー少額短期保険株式会社
「ペット&ファミリー少額短期保険株式会社」は、人間の保険でお馴染みの太陽生命や大同生命などのグループ企業であるT&Dホールディングスの中の一企業。母体としてはかなり大きなペット保険会社であるということが、安心にも繋がりますね。
そんなペット&ファミリーの扱っているペット保険が「げんきナンバーわんSlim(スリム)」という商品です。げんきナンバーわんスリムの特徴としてあげられるのは、保険料の安さや1日に支払い制限がないといった部分です。
また、最も特徴的なのが10歳以降の保険料が一律であるという点です。多くのペット保険は歳を重ねるごとに保険料も増加していきますが、げんきナンバーわんスリムは10歳以降の保険料が変わりませんので、保険料の心配をせずに安心して保険を掛け続けることが出来るのです。
通院補償に重点を置くべき理由とは
保険というと、万が一の高額医療費に備えるというイメージも強いですが、それは人間用の保険の考えで、犬や猫に必要とされる補償は通院に対しての補償がメインとなります。実際、余程の病気や怪我をしないと入院や手術という機会もありません。
それよりも、ちょっとした異変に気がついた時に、日頃から動物病院に行って検査・治療を行なうような利用の仕方のほうが、ペットの保険としては合っているのです。また、こうした利用の仕方は、病気の早期発見・早期治療に繋がるものです。
これが「手術補償」のみの保険であれば、動物病院に行く頻度も一気に減っていくことでしょう。それよりもペット保険の場合は、日頃から利用のしやすい保険であり、異変に気がついた時にすぐに利用することに重点をおくべきなのです。
1日の支払い制限が無制限
通院補償に重点を置くべき理由は前述のとおりですが、さらにポイントとして抑えておきたいのが、1日あたりの支払い制限や支払回数の上限についてです。
ペット保険会社によっても様々になるところですが、ある保険会社では1日の支払金額制限が10,000〜15,000円まで、年間20日までが制限となる会社もあります。
年間を通じて動物病院に通う日数を考えると、実際は十分な日数かもしれませんが、これでは前述でも説明した「気軽に保険を利用する」という部分にマッチしてきませんね。
ペット&ファミリーのげんきナンバーわんスリムに関しては、1日あたりの治療費の金額制限、支払回数の制限がありませんので、年間最高補償額以内であれば、無制限に保険を利用することができます。
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げんきナンバーわんスリムの補償内容は2種類
げんきナンバーわんスリムの補償内容は2種類。一つは補償割合70%の「プラン70」。もう一つが補償割合50%の「プラン50」です。補償範囲は「通院・入院・手術」のフルカバー補償となります。
「プラン70」は年間の最高補償額が70万円、1日あたりの限度額・支払回数は補償額以内であれば無制限となります。
「プラン50」は年間の最高補償学が50万円、1日あたりの限度額・支払回数は補償額以内であれば無制限となります。
補償内容としては、基本的には補償割合の違いだけで、あとは同じ補償内容となっています。高額な治療費に備えるのであれば、当然70プランを選択することとなりますが、保険料を安く抑えた50%プランでも十分な補償内容ですので、保険料がそこまで変わらないのであれば、プラン50でも良いような気もします。
では具体的に、保険料について見ていきましょう。
げんきナンバーわんスリムの保険料について
例として「小型犬の3歳」と新規加入年齢の制限となる「小型犬の7歳}という設定で保険料を見ていきましょう。
【小型犬、3歳】
プラン70:月払 1,820円(年払 19,280円)
プラン50:月払 1,560円(年払 16,270円)
【小型犬、7歳】
プラン70:月払 2,670円(年払 29,550円)
プラン50:月払 2,180円(年払 23,610円)
以上のような保険料金に。
ほぼ同様のプラン内容でも、プラン50の内容で他の会社との保険料を比較してみると、高いところでは4,000円を超える保険料に。また、比較した保険料の中では、最も安い保険料だったのがげんきナンバーわんスリムでした。(損保、少額短期保険会社など12社比較)
ペット保険の新規加入年齢
げんきナンバーわんスリムの一番のポイントとも言えるのが、10歳以上の保険料が上がらないという点です。
多くのペット保険は年々、保険料も上がり続けるため、ペット保険によっては0歳の時には安かったのに、10歳を超えると4,000円〜5,000円になってしまうという保険会社もあります。実はこれが非常にネックとなるのです。
というのも、ペット保険には「新規加入年齢」というものがあり、年齢によって制限がかけられます。早い保険会社では7歳で、げんきナンバーわんスリムに関しても7歳までが新規加入年齢となります。
ただし、その多くは新規加入年齢までに加入していれば、終身まで保険を掛け続けることができますので、制限の年齢までに加入さえしていれば問題はありません。
しかし、加入制限の年齢を超えてしまうと、ペット保険の加入はできませんので、加入年齢が高く設定されている保険会社を選択するしかありませんが、7歳を節目にどんどんと選択肢は少なくなっていきます。
ペット保険は7歳までに加入するのがベスト
最も高い年齢設定のペット保険では16歳までという保険会社もありますが、こちらに関しては終身までの加入ができず、年齢にかかわらず加入自体が16歳迄になります。
こうした理由から、ペット保険を終身まで掛け続けることを考えているのであれば、7歳までにはいずれかのペット保険に加入しておくべきと言うことが言えるのです。
しかしながら、いざ加入した保険会社の保険料がどんどんと上がり続けてしまうのでは、保険料の支払いだけで大変になってしまう場合も。前述でも挙げた通り、月々5,000円にもなれば年間で60,000円もの保険料に。
愛犬が病気をしないのが最善ですが、毎年60,000円近い保険料が発生するのは、家計にも響いてくるのではないでしょうか。
げんきナンバーわんスリムは10歳以降の保険料が一律ですので、もともと安い保険料も、さらにリーズナブルに抑えることができます。
小型犬の10歳以降は2,790円(プラン50)。年間ですと単純計算しても33,480円と、前述でも挙げた保険料の半分近くの保険料で済むことになりますね。
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プロ目線からみたげんきナンバーわんスリム
げんきナンバーわんスリムの残念な部分が免責金額があるという点です。免責金額とは、1回の保険料支払いの際に、自己負担となる金額のことで、げんきナンバーわんスリムでは3,000円の免責金額が発生します。
通院治療をメインとして考えるのであれば、1万円を超えるような治療費は稀で、数千円の治療費である場合が多いため、免責金額の3,000円を考えると、保険として戻るのは僅かな金額となります。
とはいえ、他のペット保険会社で免責金額を設けているところでは、7,000円以上であったり10,000円という場合も。げんきナンバーわんスリムに関しては、そこまで高いとは言えない免責金額ですので、10歳以降の保険料が一律であることを考えれば、そこまでネックではないのかもしれません。
まとめ
近年は色々なペット保険が登場してきているので、どの保険会社が一番最適なのか迷ってしまいますね。今回ご紹介したげんきナンバーわんスリムに関して分かりやすいポイントとしては、「保険料が安い」「10歳以降の保険料が一律」という点が挙げられます。
保険料はできるだけ安く、終身まで保険に加入することを重点とするのであれば、げんきナンバーわんスリムはおすすめのペット保険と言えるのではないでしょうか。
ペット保険を選ぶ際には、このように、何点かポイントを上げて探してみると探しやすいので、まずは色々なサービス内容、補償内容を理解するようにして、本当に必要な補償内容に重点を置いてみると良いですよ。その際には、保険料が安くとも、免責金額の有無にも注意するようにしてくださいね。
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