動物性タンパク質が主体となった、グレインフリーのドッグフードで知られる「モグワン」と「キアオラ」。いずれのフードも同じ特徴を持つドッグフードですが、どちらか良質なドッグフードと言えるのでしょうか。

そこで今回は「モグワンドッグフード」と「キアオラ」の成分値や品質内容を徹底比較してみたいと思います。

スポンサーリンク

モグワン ドッグフードの特徴について


「モグワン」はヒューマングレードの原材料を使ったグレインフリーなドッグフード。また、高タンパクが特徴で、犬本来の食性に合った食事・栄養を与えることの出来るドッグフードでもあります。

犬は本来であれば肉食動物ですので、最も必要となる栄養は動物性タンパク質から摂取することができ、また、犬の体も動物性タンパク質を消化・吸収するのに適した構造をしています。

そんな犬だからこそドッグフードの原材料にはこだわりたいところ。モグワンは第一主原料にチキンの「生肉」が使用されておりますが、生肉はより新鮮な栄養を含み、さらにヒューマングレードの食材が使用されていますので風味も抜群ですので、愛犬の食いつきにも期待が出来ます。

モグワン ドッグフードの特徴について

モグワンの原材料について見てみましょう。第一主原料から第6主原料までに、チキンとサーモンの動物性タンパク質が採用されていることがわかります。チキンは栄養も豊富な優れた原材料であり、サーモンは不飽和脂肪酸を豊富に含む原材料です。

【モグワン ドッグフード 原材料】
チキン&サーモン53%(チキン生肉20%、生サーモン11%、乾燥チキン11%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、りんご、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ジンジャー、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌

上記の通り、モグワンは穀物類を含まないドッグフードになっていますので、消化のしやすい動物性タンパク質と、果物、植物成分でシンプルに構成されています。グレインフリーなので消化の弱い犬や、穀物アレルギーを持っている犬にもおすすめなドッグフードと言えます。

さらに、人工添加物も一切含んでいませんので、食の安全性という点でも安心のおけるドッグフードになっています。近年ではこうした人工添加物不使用のドッグフードも増えてはいますが、まだまだ有名メーカーが使用していたりと、油断の出来ないものでもあります。では、「キアオラ」に関してはどのような内容なのでしょうか。

スポンサードリンク

キアオラの特徴について

ニュージーランド原産のドッグフード「キアオラ(KiaOra)」。高品質な肉と言えばオーストラリアやニュージーランドが有名ですが、これらの国は「狂牛病」など、家畜が感染する疫病に感染したことのない、非感染国として知られています。

非感染国は世界でも数少なく、非常に厳しい管理の元で育てられた「自然」な家禽は、感染国と同じ「牛肉」や「鹿肉」であっても、その安全性や品質は雲泥の差となっているのです。

もちろん、家禽に限らず農作物に関しても遺伝子組換えを使用しないなど、ニュージーランドは食の安全のために厳しいルール・管理が設けられている国なのです。

キアオラはそんなニュージーランドで作られた安全で高品質なドッグフードであるだけでなく、犬のヘルスケアを重視した原材料、本来は肉食である犬の食性を考えた動物性タンパク源にこだわったドッグフードとなっています。

キアオラのラインナップ


キアオラのラインナップには「ベニソン」「ラム」「グラスフェッドビーフ」の3種類が揃います。

キアオラに使われる動物性タンパク質は「単一の動物性タンパク源」と「サーモン」のみ。近年は食物アレルギーを持つ犬も多く、モグワンを始めとしたドッグフードに多く使われる「チキン」に対してもアレルギーを持つ犬が多いです。

キアオラはこうした食物アレルギーを持つ犬に配慮し、ベニソンであれば「ベニソン&サーモン」、ラムであれば「ラム&サーモン」、グラスフェッドビーフであれば「グラスフェッドビーフ&サーモン」といったように、単一の動物性タンパク源とサーモンの組み合わせのみのラインナップとなっています。

因みにこの「グラスフェッドビーフ」というのは、年間を通じて自然放牧で、新鮮な牧草を食べて育った屋外育ちの牛肉のこと。牛舎で家禽用の餌で育てられた牛とは違い、低脂肪であることや低コレステロールであるなど、様々な違いがあります。

キアオラの原材料

キアオラの原材料を見てみましょう。第一主原料には「ベニソン(鹿肉)」の生肉が使われ、第二主原料には不飽和脂肪酸を豊富に含む「サーモン(乾燥)」が使われています。

【キアオラ ベニソン 原材料】
ベニソン生肉、乾燥サーモン、えんどう豆、タピオカスターチ、全粒亜麻仁、鶏脂、ポテト、キャノーラ油、天然フレーバー、乾燥ベニソン、フィッシュオイル、タウリン、ビタミン類(ビタミンEサプリメント、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)、ビタミンAサプリメント、チアミンモノニトレート(ビタミンB1)、リボフラビンサプリメント、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、ビタミンD3サプリメント、葉酸(ビタミンB9)、塩化コリン)、ミネラル類(塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、炭酸カルシウム、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、硫酸コバルト、亜セレン酸ナトリウム、塩化カリウム)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物・グリーンティ抽出物・スペアミント抽出物)

キアオラは前述の通り、食物アレルギーにも配慮したドッグフードですので、当然、穀物アレルギーにも配慮したグレインフリーのドッグフードでもあります。使い方にもよりますが、他のドッグフードよりも粒を形成させるために必要な「デンプン」を含む原料を使用していないため、フードがふやけにくいという特徴があります。

ふやけやすさの良し悪しはありませんが、キアオラはオールステージ対応のドッグフードですので、子犬に与える際にフードをふやかす場合には、他のフードよりもふやかす時間を多めに取る必要があるでしょう。

グレインフリーである必要とは

犬のように腸の短い動物は肉を消化することには慣れていますが、植物や穀物を消化するのには適しているとは言えません。逆に草食動物は腸も長く、植物や穀物を時間を掛けて消化することに適した体の構造をしています。

肉食動物はこうした草食動物を捕食し、動物の肉だけではなく、草食動物の腸ですでに消化されている植物や穀物を摂取することで、体の栄養バランスを調えているわけです。

安価なドッグフードでは穀物類を多く含むドッグフードも少なくありません。しかし、犬の体はそこまで多くの穀物類を必要とはしておらず、まだ、消化するのにも時間がかかるので穀物類を多く含んでいるドッグフードは消化不良を起こす場合も少なくありません。

「グレインフリー」はアレルギーに対するためだけではなく、犬の消化にも関わるものです。今回ご紹介しているモグワンとキアオラは、いずれもグレインフリーのドッグフードで動物性タンパク質が主体となっているドッグフードですので、消化に関しても心配はありませんね。

スポンサードリンク

モグワンとキアオラの成分を比較


モグワンとキアオラの成分を比較してみましょう。

【モグワン 成分】
粗タンパク質:28%、脂質:12%、粗灰分:8%、粗繊維:3%、水分:8%、エネルギー(100gあたり)/約344kcal

【キアオラ ベニソン 成分】
粗タンパク質:30%、脂質:15%、粗灰分:10%、粗繊維:4%、水分:10%、エネルギー(100gあたり)/約376kcal

モグワンのタンパク質量は28%、キアオラは30%と、キアオラの方がタンパク質が高いことがわかります。また、脂質やカロリーに関してもキアオラの方が含有量が多い事もわかります。

モグワンもキアオラも対象としているのは全年齢ですが、タンパク質やカロリーは高めのドッグフードですので、主にオススメしたいのは活発な成犬です。一方でシニア犬には少々高すぎるタンパク質量ですので、与えやすさで言えばモグワンの方がシニアには向いているでしょう。

まとめ

モグワンとキアオラについて比較してきました。内容としては動物性タンパク質が豊富で高タンパク、グレインフリーである特徴は共に同じ路線のドッグフードですが、原材料で比較してみた時に、キアオラに使用されている原材料はニュージーランド産であるという事を挙げてみると、キアオラのほうがより安心なドッグフードと言えるかもしれません。

ただし、モグワンも原材料はヒューマングレードでありますので、品質に関しては何ら問題は無いと言えるでしょう。あくまでも品質が悪いのではなく、お互いに高いレベルで比較した際の差となりますので、そこまで気にする事では無いかもしれません。

また、成分で比較していくとどちらも成犬向きのドッグフードと言えますが、シニア犬に与え続けるのであれば、モグワンの方がやや安心かもしれません。ただし、どちらもタンパク質が低いわけではありませんので、愛犬の体調や給餌量には十分に気を使う必要があります。

スポンサーリンク