犬の栄養はドッグフードだけで、ほぼまかなう事ができますが、犬の体調によっては栄養が不足する場合もあります。こうした時に、犬の体によい食材を理解することで、トッピングとしてプラスαの効果が期待できる食材がたくさんあるのです。
ドッグフードに+αの効果
普段食べているドッグフード。ドッグフードは、犬の一日に必要な栄養を摂取できるように作られていますが、どうしても食べ飽きてしまったり、好みの味でなかったりといった事もあります。こういった時に活躍するのが、トッピングとして使える食材です。
犬が食べても良い食材はたくさんありますが、与える際にはいくつか注意が必要な場合もあります。こうした食材の、犬に適した与え方さえ理解してしまえば、犬の体にとって非常に良い効果をもたらし、健康な生活を送る手助けとなります。
上手にこうした食材を活用し、普段のドッグフードにプラスαを加えてあげることで、犬の食欲も増進され、また、犬の健康管理にも役立つでしょう。では実際に、犬の体に良い食材にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。
栄養がたくさんの「かぼちゃ」
野菜はドッグフードにトッピングしやすい食材でもあり、非常に効率よく食物繊維も摂取できる食材です。また、野菜によっては様々なプラスαの効果を得ることもできます。
その中でも際立って良い効果を得ることが出来るのが「かぼちゃ」です。かぼちゃには、非常に豊富なビタミンが含まれている他にも、抗酸化作用に期待が出来るβカロテン、がん予防にも期待ができる等、非常に多くの効果が期待できる食材です。注意点は、茹でるなどしてから与えるようにしましょう。おやつ代わりとしても使用できる食材なので、犬も喜ぶ食材の一つです。
茹でる際に出てくる茹で汁にも、たくさんの栄養が含まれています。捨てずに、ドッグフードに混ぜるなどして、効率よくかぼちゃの栄養を摂取するようにしましょう。
食物繊維が豊富な「さつまいも」
かぼちゃに続き「さつまいも」も栄養豊富な食材で知られます。さつまいもも、カボチャ同様、茹でるか焼くなどして一度熱を通してから与えるようにしましょう。
さつまいもには豊富な食物繊維が含まれているので、腸に良い効果をもたらしてくれます。またビタミンも豊富に含まれていますので、健康的な食材として利用することができますので、トッピングの他にも、おやつとしても利用することができます。
犬は人間のように、ほくほくとした焼き芋などの食べ方はできませんので、くれぐれも茹でるなどした後は、しっかりと冷ましてから与えるようにしましょう。
おやつにも最適な「にぼし」
魚には豊富なカルシウムと栄養素が含まれているのは、ご存知のとおりですが、犬にとっても、食べ方に気をつければ体に良い食材として利用出来ます。中でも、効率よく食べることができるのが「にぼし」です。
犬に魚を与える際には、骨に注意しなければならず、栄養は豊富ながら、与え方が難しいために、少し手間のかかる食材でもあります。しかし、煮干しであれば、こうした心配もすることなく、適量も与えやすいため、犬に魚の栄養を与えやすいのです。
煮干しには豊富なカルシウムの他にも、ビタミンDやボケ防止にも効果が期待できる食材なので、毎日のトッピングにも最適な食材です。とはいえ、人間の食べる煮干しは、犬にとっては塩分量が高すぎるので、しっかりと犬用の煮干しを与えるようにしましょう。
犬の体に良い「野菜」と「果物」
犬の体に良い効果をもたらす野菜や果物も、かぼちゃやさつまいもの他にもたくさんあります。与えやすい野菜のひとつに「レタス」が挙げられます。レタスにはビタミンC、ビタミンEが含まれ、生のまま与えることもできますので、気軽にトッピングとして利用刷ることが出来ます。
また、夏場には「きゅうり」も活躍します。きゅうりには水分が豊富に含まれており、脱水症予防にも効果が期待できます。そして「トマト」には、抗酸化作用やガン予防、ビタミンCなども豊富で、そのまま与えても問題がないので、フードに絞ったり添えてあげると良いでしょう。
ちょっと元気が無いなと感じた時には、「バナナ」もおすすめ。バナナの筋を取って挙げなければいけませんが、バナナにはカリウム、マグネシウム等の元気の源となるミネラルが豊富に含まれていますので、元気が無い時の栄養ドリンク的な利用の仕方ができる果物です。
簡単に与えることができる果物には「りんご」も。リンゴは食物繊維が豊富で、便通を良くしてくれる他にも、糖質や脂質の吸収を抑える効果もあります。歯ごたえも良いので、トッピングとしても、おやつとしても利用しやすい食材です。与える際には、人間が食べるように、皮をむいて、種を取ってから与えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ドッグフードだけではなく、今回紹介したようなトッピングになりそうな食材を上手に利用することで、よりよい食事へと生まれ変わるのです。犬に不足している栄養等を把握することで、こうした食材を効率よく利用して、健康な毎日を送れるようにしていきましょう。
体に良いとは言え、あくまでも与える量は適正量にしましょう。与え過ぎは栄養過多を招いてしまいますので、しっかりと与え方を理解し、少量ずつを与えるようにしましょう。
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