一言で「ゴールデンにとってお勧めのドッグフード」と言っても、これだけ多くのドッグフードがある中、何が一番良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。今回はゴールデンの特徴やかかりやすい病気などを考えた上で幾つか紹介していきましょう。

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意外に多い?ゴールデン・レトリバーがかかりやすい病気とは

ゴールデン・レトリバーに適したドッグフードとはどのようなものが良いのでしょう。どんなものを選んだら良いのか分からなくて、パッケージにゴールデンの写真が載っていたからなどと、安易な気持ちでドッグフードを選んでいませんか?愛犬が毎日口にするドッグフード。選ぶドッグフードによって、愛犬の寿命が左右されてしまうこともあるとしたら、やっぱり愛犬に合ったドッグフードを吟味して選ばなきゃと思いますよね。

そこで考慮していきたいのが、ゴールデンの特徴やかかりやすい病気を踏まえてドッグフードを選ぶことです。ゴールデンがかかりやすい病気とされているのが、大型犬に多い「股関節形成不全」です。この病気は、股関節が正常に形成されなかったり、変形されることで、歩き方に支障をきたす病気です。また、肥満体型は股関節形成不全を発症するきっかけとなりますので、体重管理も飼い主さんの重要な役割となるでしょう。

その他、耳が垂れていることによって通気性があまり良くないため、「外耳炎」を発症してしまう子も少なくありません。さらに、ゴールデンはアレルギー体質の子が多いことでも知られていますので、アレルギーを起こしやすい原材料を使用したドッグフードは避けた方が良いでしょう。また、残念なことに、ゴールデンは遺伝的にガンを発症することが多い犬種で、某保険会社の調査では、様々な犬種の中で、ガンを発症する確率が一番も高かったのがゴールデン・レトリバーであったようです。

では、このようなことを踏まえて、ゴールデン・レトリバーには、どのようなドッグフードを選んであげたら良いのでしょう。

アボ・ダーム「ジョイントヘルス」

ゴールデンに限らず、大型犬の様々な関節トラブルをサポートしてくれるドッグフードが、アボ・ダームの「ジョイントヘルス」です。良質のチキンを使用して、健康な関節の形成や維持、関節のトラブルに対応できる総合栄養食です。健康な関節を作るのに必要なコンドロイチンの含有量が2800mg/kg、グルコサミンが1300mg/kgと多く配合されていますので、関節が弱い犬種や、脆くなりがちな老犬の骨を維持するのにも役立ちます。

さらに、このジョイントヘルスは、アボ・ダームの製品の中でも、唯一グレインフリー(穀物不使用)なので、アレルギーを起こしやすい穀物が使用されていません。さらには、アボカドオイルやアボカドミールを用いることで、健康な皮膚や被毛を保ちますので、ゴールデンの美しい被毛の維持にも役立つでしょう。その他にも、納豆菌が配合されており、腸内環境を整える作用がありますので、お腹が弱い子にもお勧めです。

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オリジン「アダルトドッグ」

世界的に有名な賞である「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」を3年連続受賞したオリジンのドッグフード。新鮮な質の良い原材料を用いて、アレルギーを起こしやすい穀物や、犬にとって危険な合成添加物は一切使用されていません。

その原材料の含有量は、肉類が80%、野菜やフルーツが20%、穀物0%となっており、穀物で量のかさ増しをしているドッグフードメーカーが多い中、オリジンのドッグフードの肉の含有量には驚かされてしまいます。さらには、この原材料に関しては、全て人間用の食品レベルであるヒューマングレードになっていますので、愛犬に安心して与えられることができるでしょう。

オリジンのアダルトドッグには、関節に配慮したコンドロイチンやグルコサミン、健康的な皮膚や毛並みを作るのに役立つオメガ3やオメガ6が含まれています。また、免疫力を高めるのに役立つハーブ類も豊富に含まれており、発がん性があるような合成添加物は一切使用されていないので、ガンの発症予防に効果があるのではないでしょうか。

さいごに

ゴールデン・レトリバーのと特徴と言えば、とても穏和で優しく、友好的な性格のため、子供から年配の方まで誰とでも仲良く接することができる犬種です。しかし、強い忍耐力や忠誠心を持つため、多少具合が悪くても飼い主さんに心配かけないよう我慢してしまうところもあります。そのため、愛犬の病気の発見が遅れてしまった・・・という話も耳にすることがあります。このようなことがないように、愛犬の異変にいち早く気が付ける飼い主さんでいたいですよね。

また、ただでさえ、大型犬は小型犬よりも寿命が短いと言われていますが、粗悪なドッグフードはさらに愛犬の寿命を縮めてしまいます。給餌量が多い大型犬のドッグフードが高額だと大変・・・という飼い主さんも多いですよね。でも、遺伝疾患が多いゴールデン・レトリバーが、毎日の食事によって長生きできるのであれば、ドッグフードの見直しを検討してみても良いのかもしれませんね。

※内容は2017年3月時点での情報になります。原材料、商品名等の内容は変更している場合があります。

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