保険料は安く抑えて、終身まで掛け続けられるペット保険を探しているのであれば、今回ご紹介する「FPC」のペット保険がおすすめです。FPCのペット保険は、生涯2度しか保険料も上がらず、12歳以降の保険料は一律。補償内容に関しても十分な内容を備えていますので、安心です。

そこで今回は、FPCのペット保険について解説していきたいと思います。

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FPCのペット保険とは?

ペット保険会社として2008年にスタートした「株式会社FPC(エフピーシー)」。ペット保険会社の中でも多い少額短期保険会社であるFPCの、最大の魅力となるのが、一生涯で2度しか上がらない保険料です。

中型犬・大型犬は1生涯3度となりますが、それでも他のペット保険会社に比べれば、断然少ない保険料のアップ。他のペット保険会社であれば毎年更新する度に保険料が増加するので、このシンプルな保険料設定は、保険契約者としても選択しやすいと言えます。

また、シンプルなのは保険料だけではなく、プラン選択にも言えます。補償内容は同じく、補償割合のみ2種類のプラン設定となりますので、補償の割合だけを選ぶだけで済むのです。では、具体的な保証内容について見ていきましょう。

FPCのペット保険の内容について


FPCのペット保険は、「通院・入院・手術」とフルカバー補償。年間の補償限度額は85万円となっています。

通院に対しての補償は日額12,500円までで、年間30日間までとなっています。免責金額はありませんので、治療費の大小にかかわらず保険を利用することが出来ます。

入院に対しての補償は1入院に対して125,000円まで、年間3入院までが補償されます。「1入院」というのがポイントで、入院した「日数」に関わらず「入院〜退院」までを1入院としていますので、長期入院になった場合でも安心です。

これが年間3回までとなりますので、重篤な治療が必要になる場合には心強い保険とも言えるでしょう。しかしながら、少々残念なのが手術に対しての補償です。

手術補償は年1度まで

通院・入院までは非常に良い印象のFPCのペット保険ですが、手術補償に対しては年1度までの補償、100,000円までが補償額となります。

入院保障が年3回あるのであれば、手術補償は年2回〜3回は欲しいところ。重篤な病気になってしまえば、年2回以上の手術が発生することもあります。そのため、他のペット保険会社と比較すると、手術に対しての補償はやや弱めという印象です。

とはいえ、通院・入院については問題ない補償内容で、免責もついていませんので、愛猫の体調がちょっと心配といったちょっとした診察も、気軽に保険を利用することが出来るでしょう。

最低限の保険は掛けておきたいと考えている方や、通院補償と保険料にポイントを置いている方であればおすすめと言える補償内容となっています。

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2種類の補償割合から選択


FPCのペット保険は、非常にシンプルなプラン設定です。2種類のプランとなりますが、「50%補償」か「70%補償」のいずれかの補償割合を選択するだけのプランとなっています。

例えば、10,000円の治療費が発生した場合でみてみましょう。
「50%補償プラン」であれば5,000円が自己負担、残り5,000円は保険で補償となります。
「70%補償プラン」であれば、3,000円が自己負担、残り7,000円が保険で補償となります。

保険の内容、プランの選択に関して非常にシンプルな設定となっているので、初めてペット保険に加入するという方でも分かりやすい内容となっています。また、シンプルなのは補償内容だけではなく、保険料についてもシンプル設計となっています。

FPCのペット保険の加入条件は?

FPCのペット保険の新規加入年齢は8歳まで。他のペット保険会社と比較しても一般的な加入年齢制限となっています。早いところでは7歳まで、遅いところでは16歳まで新規契約を受け付けているペット保険会社もありますが、実は更新年齢も16歳までとなっているため、少し心配になってしまう場合もあります。

多くのペット保険は、7歳〜8歳あたりで新規加入を締め切り、以後は終身まで契約更新ができる内容となっていますが、高齢になればなるほどに保険料も増加、切り替えたいけど年齢的に加入できる保険会社が無いと言った状況になるのです。

こうした場合でも、FPCのペット保険であれば保険料も大きく変わることもなく、保険料もリーズナブルですので、終身保険として最適なペット保険となっています。

FPCのペット保険の保険料

FPCのペット保険の保険料は、小型犬であれば「5歳、12歳」の一生涯に2度だけ、中型犬と大型犬は「5歳、9歳、12歳」の一生涯に3度だけ、保険料が上がります。具体的な保険料を見ていくと、

【小型犬】
〜4歳:月々 1,590円(年払 16,950円)
5歳〜:月々 2,390円(年払 25,500円)
12歳〜:月々 3,020円(年払 32,250円)

【中型犬】
〜4歳:月々 1,590円(年払 16,950円)
5歳〜:月々 2,390円(年払 25,500円)
9歳〜:月々 2,920円(年払 31,200円)
12歳〜:月々 3,640円(年払 38,900円)

【大型犬】
〜4歳:月々 1,590円(年払 16,950円)
5歳〜:月々 2,390円(年払 25,500円)
9歳〜:月々 3,200円(年払 34,150円)
12歳〜:月々 3,890円(年払 41,550円)

と、非常にシンプルな保険料となっています。
8歳までは犬種にかかわらず同じ保険料で、1回の保険料アップのみ。9歳以降からそれぞれの保険料となりますので、非常に分かりやすいかと思います。

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プロ目線から見たFPCのペット保険


FPCのペット保険は生涯2度、もしくは3度しか保険料も上がらないので、継続して保険契約をするさいにも、保険料をあまり気にすること無く契約更新が行なえます。

また、12歳以降は保険料が変わらないという点もおすすめしたいポイントです。犬の寿命も年々伸びてきている中、他の保険会社ですと8歳を超えてくるあたりの保険料は、年々の増加幅も大きくなるため、家計を圧迫する要因にもなってきます。

同じ補償内容のとある保険会社では、12歳の小型犬の保険料が月9,000円を超えます。50%プランでも7,000円を超えてくるので、高齢になればなるほど、保険料の増加は否めません。そのため、できるだけ毎月の保険料を抑えつつ、トータルで見た保険料が安いところとなると、FPCのペット保険がおすすめとなるのです。

まとめ

FPCのペット保険は、保険料の安さ、保険料の値上げの少なさが特徴となることが分かりました。補償内容としては十分ではないものの、最低限以上の補償内容は確保されているので、他のペット保険会社よりもおすすめである点がたくさんあります。

ペット保険の多くは7歳〜10歳あたりで新規契約が締め切られ、以後は終身で保険契約出来るものの、保険料の値上がりに耐えきれず、やむなく解約してしまうというケースも見られます。保険料が一律であれば、こうした心配をすることはないでしょう。

終身まで保険を掛け続けることを考えるのであれば、FPCのペット保険は十分な内容を備えているペット保険と言えるでしょう。終身契約にこそ、おすすめしたペット保険がFPCのペット保険です。

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