数年前から登場し始めた「ウェルネス」というドッグフード。普段からアマゾンやイオンペットでドッグフードを購入している方は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

ウェルネスはイオンペット、もしくはアマゾンでのみ購入可能なドッグフードですが、その内容はどのようなものなのでしょうか。今回はウェルネスのドッグフードについて調べてみたいと思います。

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「ウェルネス」とは


2008年に誕生したウェルペット社は、「オールドマザーハバード社」と「イーグルパック社」が統合することで誕生したペットフードメーカーで、元々はオールドマザーハバード社が研究し、開発したドッグフードが「ウェルネス」でした。

ウェルネスドッグフードは1997年に誕生し、2000年にはウェルネスキャットフードが誕生しましたが、老舗ペットフードメーカーであったイーグルパック社と統合することで両社のノウハウを活かし、さらに改良したウェルネスが誕生したのでした。

ウェルネスの特徴となったのが、グルテンを含む「小麦」や「とうもろこし」を使用しないという事と、犬や猫の身体に悪影響を与える着色料や香料などの合成添加物を使用しないという事です。

グレインフリーとグルテンフリーのドッグフードも

犬は本来、雑食動物ではありますが基本的には肉食の動物です。なので、主食として最適なのはやはり動物性タンパク質なのです。

また、近年増加している犬の食物アレルギーですが、その多くが穀物類に含まれるグルテンの存在です。同じ穀物類でも玄米やオートミールなどはグルテンを含まない穀物ですが、穀物自体にアレルギーを持つ犬も少なくありません。

そのため、近年では穀物を一切使用していない「グレインフリー」のドッグフードが多くなってきていますが、ウェルネスでもグレインフリーのドッグフードが展開されています。

また、穀物全体が悪者になっている気もしますが、グルテンを含まない穀物類は炭水化物として優れた栄養価を持ち、繊維質や植物性タンパク質としても優れています。こうした穀物類を利用したドッグフードは「グルテンフリー」と呼ばれ、ウェルネスでもグルテンフリーのドッグフードがラインナップされています。

豊富なラインナップから選べるウェルネスのラインナップ

ウェルネスは4つのシリーズから展開されており、基本のシリーズとなる「ウェルネス」、ウェルネスをベースにグレインフリーを特徴とした「ウェルネス穀物不使用」、食物アレルギーに配慮した1種類の動物性タンパク源構成された「ウェルネスシンプル」、高カロリー・高脂質・高タンパク質の「ウェルネスコア」からラインナップされています。

また、この他にもウェット製品の「ウェルネス プチアントレ」「ウェルネスコア チャンキーセンター」や、おやつとして与えられる「プチトリーツ」はグレインフリーのトリーツで、「チキン」「ラム」「ターキー」のラインナップがあり、食物アレルギーを持つ愛犬にも与えやすいトリーツとなっています。

では具体的に、ウェルネスのドッグフードの特徴について見てみましょう。

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評価も高い「ウェルネス」シリーズ

「ウェルネス」シリーズは、ウェルネスブランドのベースとなるシリーズで、第一主原料には動物性タンパク質である「生肉」もしくは「生魚」が採用され、その他の原材料にも厳選された自然素材が採用されたドッグフードとなっています。

動物性タンパク源は「骨抜きチキン」「骨抜き七面鳥」「白身魚」など、限定した
原材料が使われているので、チキンアレルギーがある犬や、消化の弱い犬など、愛犬の持つ状況によって原材料を選ぶことが出来ます。

また、「グルコサミン」「コンドロイチン」を配合し、関節などの健康維持にも配慮されていたり、抗酸化栄養素や消化を助ける乳酸菌が配合されていたりと、プラスαの栄養成分も豊富に含まれています。

アマゾンのレビューでも高評価のシリーズで、食いつきが良いという口コミやアレルギーに配慮されているので与えやすいと言う口コミも目立ちます。

【ウェルネス 超小型犬用 成犬用 骨抜きチキン&玄米 原材料】
骨抜きチキン、チキンミール、七面鳥ミール、粗挽き玄米、白米、オートミール、鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)、えんどう、オート麦、トマトポマス、粗挽き亜麻仁、トマト、えんどう繊維、チキンエキス、にんじん、ほうれん草、さつまいも、ブルーベリー、りんご、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、ユッカ抽出物、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ビタミン類(コリン、E、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、ナイアシン、A、アスコルビン酸、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸)、ミネラル類(塩化カリウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物)、アミノ酸類(タウリン)
※乳酸菌

穀物不使用の「ウェルネス穀物不使用」シリーズ

「ウェルネス穀物不使用」シリーズは、穀物を一切使用していないシリーズです。「ウェルネス」シリーズでは「グルテンフリー」の原材料となりますが、こちらは「グレインフリー」のシリーズとなりますので、穀物類は使用されていません。

愛犬が穀物アレルギーを持っている場合には、主に「グルテン」がアレルギーの原因となりますが、穀物自体は犬が消化するのが苦手な原材料です。グレインフリーであれば、消化の苦手な穀物類を含みませんので、穀物アレルギーを持つ犬や消化の弱い犬にもおすすめなのが、ウェルネス穀物不使用シリーズです。

ラインナップには「子犬用」「小型犬1歳以上用」「全犬用 1歳以上用」の3種類が揃っていますので、年齢や犬種に合わせてフードを選択することが出来ます。

【ウェルネス穀物不使用 全犬用 1歳以上用 白身魚 原材料】
白身魚、じゃがいも、えんどう、メンハーデン(魚)ミール、ひよこ豆、乾燥粗挽きじゃがいも、キャノーラ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、トマトポマス、粗挽き亜麻仁、トマト、フィッシュエキス、にんじん、さつまいも、ほうれん草、りんご、ブルーベリー、チコリ根抽出物、ガーリックパウダー、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、コンドロイチン硫酸、ユッカ抽出物、グルコサミン、ミネラル類(亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、A、アスコルビン酸、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物)
※乳酸菌

動物性タンパク質源を1種に限定した「ウェルネスシンプル」シリーズ


「ウェルネスシンプル」シリーズは、動物性タンパク源に食物アレルギーを持つ犬に対応した、動物性タンパク源を1種類に限定したドッグフードです。

限定された動物性タンパク源には「ラム」「七面鳥」「ダック」「サーモン」の4種類があり、主にチキンアレルギーを持つ犬にも最適なシリーズとなっています。また、アレルギーを引き起こしやすいグルテンを含む「大豆」や「小麦」などは使用せず、「玄米」や「オートミール」などのグルテンを含まない穀物類を使用したグルテンフリーのドッグフードでもあります。

1種類の動物性タンパク質、グルテンフリーの原材料に加え、消化を助ける4種類の乳酸菌と食物繊維を原材料に含むことで、アレルギーに対応しつつより消化の良いドッグフードが、ウェルネスシンプルシリーズの特徴となっています。

【ウェルネスシンプル 全犬種用 成犬用 ダック&オートミール 原材料】
ダック、オートミール、えんどう、玄米、じゃがいも蛋白質、トマトポマス、キャノーラ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、粗挽き亜麻仁、ダックエキス、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、ベータカロテン、A、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸、C)、ミネラル類(リン酸一水素カルシウム、炭酸カルシウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物)
※乳酸菌

高タンパクで穀物不使用の「ウェルネスコア」シリーズ

「ウェルネスコア」シリーズの特徴となるのが、本来は肉食動物である犬にとって最適な栄養バランスを追求したドッグフードである点です。

第一主原料には動物性タンパク質である「生肉・生魚」が採用され、他のシリーズと比較して約40%増と、かなり高タンパク質のドッグフードとなっています。

また、消化しにくい穀物類を一切使用しないことで、高い消化率を実現したドッグフードとなっています。グレインフリーですので、穀物類にアレルギーを持つ犬にも安心ですね。

さらに、消化を助ける4種類の乳酸菌、抗酸化栄養素を含む果物や緑黄色野菜などが原材料に含まれているので、消化もよく適切な栄養素を摂取することができるのが、ウェルネスコアシリーズの特徴となっています。

【ウェルネスコア 成犬用 オーシャンフィッシュ 原材料】
白身魚、ニシンミール、サーモンミール、メンハーデン(魚)ミール、えんどう、じゃがいも、乾燥粗挽きじゃがいも、キャノーラ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、えんどう繊維、トマトポマス、フィッシュエキス、粗挽き亜麻仁、ほうれん草、ブロッコリー、にんじん、パセリ、りんご、ブルーベリー、ケール、さつまいも、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、ユッカ抽出物、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ビタミン類(E、コリン、ナイアシン、ベータカロテン、A、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸、C)、ミネラル類(亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物)
※乳酸菌

プロ目線から見たウェルネスシリーズ


高タンパク質のドッグフードから、アレルギーに配慮したラインナップが揃うなど、ウェルネスは選択肢も多く、トラブルを抱えている犬にも選びやすいドッグフードという印象。

ただし、残念ながらウェルネスシリーズは「イオンペット」もしくは「アマゾン」でのみ購入することが出来るドッグフードですので、購入ルートとしては限定的なドッグフードとなっています。

フードブランドの維持のためだとは思いますが、行きつけのショップなどでも手に入るようになれば、より身近なドッグフードになるでしょう。内容的には決して悪くはないドッグフードですので、ハイクラスなドッグフードを探しているのであれば、一度試してみても良いドッグフードと言えそうです。

まとめ

ウェルネスは、食品添加物を含まない点や、「グレインフリー」や「グルテンフリー」など穀物類の問題について配慮されたドッグフードであることがわかりました。これらのポイントは、近年のドッグフードのスタンダードとなっていることから、あらゆる犬に与えやすい内容のドッグフードであることが言えます。

また、チキンアレルギーなどの問題を持つ犬にも配慮したシリーズや、より高いカロリーを必要とする犬に向けた、グルテンフリー・グレインフリーのドッグフードもラインナップされていることから、愛犬の状態に応じて色々なラインナップを試すことが出来る点もおすすめと言えます。

意外とこうした内容でここまでのラインナップを揃えているペットフードメーカーは少ないので、食物アレルギーを抱えているだけでなく、病中でカロリーや栄養素に気をつけなければならない犬にも選択肢があるドッグフードと言えるでしょう。

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