ダイエット用のドッグフードにも色々な種類があり、各メーカーによってもその特徴も異なるものとなっています。愛犬に最適なドッグフードを探すのも大変ですが、参考として商品の口コミを見てみるのも一つの方法かもしれません。

そこで今回は、口コミを参考にしたおすすめのダイエット用フードについて解説していきたいと思います。

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口コミでチェック


現在は実に様々なフードブランドが存在しており、減量用のドッグフードと言っても沢山の種類があるので、どれが良いフードなのか判断に困ってしまう場合が多いです。

その多くは品質も問題なく、よいドッグフードと言えるものが多いですが、中には品質的にも疑問が残るようなドッグフードも存在します。しかし、実際に愛犬に与えなければその品質もわからず、ドッグフードの良し悪しもわかりませんね。

そこで役立たせたいのが、一般の飼い主さんの口コミです。口コミでは良い意見も悪い意見も見られますので、ドッグフードを選ぶ際の参考になります。そこで今回参考にするのは、ネットショップ大手のアマゾンのダイエット用フードから、口コミの良さを元に商品をピックアップしていきたいと思います。

ニュートロ シュプレモ 体重管理用

フードメーカーの中でも特に有名な「ニュートロ」。ニュートロには「ナチュラルチョイス」「ワイルドレシピ」「シュプレモ」の3ラインナップがあります。そのうちの一つ、シュプレモは自然素材を活かしたホリスティック・ブレンドを特徴としたナチュラルフードで、高品質なドッグフードとして定評のある製品の一つです。

このシュプレモのラインナップの中で減量用となるのが「体重管理用」です。シュプレモの体重管理用は、シュプレモの基本ラインナップとなる成犬用よりもカロリーが7%オフ、脂質は33%オフのヘルシーなドッグフードとなっています。

【ニュートロ シュプレモ 体重管理用 成分】
タンパク質:24%
脂質:10%〜13%
繊維質:4%
灰分:10.5%
水分:10%
カロリー:335Kcal/100g

タンパク質もしっかり摂取でき、かつ脂質とカロリーは抑えめな内容です。シュプレモの主原料は動物性タンパク源である「チキン」が使用されており、消化吸収にも優れていると言えるでしょう。では具体的に、シュプレモの原材料と口コミについて見てみましょう。

主原料は動物性タンパク源

ニュートロは主原料にチキンが使用されていますが、単一の動物性タンパク源だけでなく、「ラム」「サーモン」と、3種類の動物性タンパク源が使用されています。チキンだけの栄養素だけでなく、3種類の動物性タンパク源から栄養を摂取できるドッグフードとなっています。

【ニュートロ シュプレモ 体重管理用 原材料】
チキン(肉)、チキンミール、玄米、米糠、粗挽き米、オーツ麦、ビートパルプ、タンパク加水分解物、ラムミール、サーモンミール、鶏脂*、ひまわり油*、亜麻仁、ココナッツ、チアシード、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)*ミックストコフェロールで保存

シュプレモの口コミについて見てみると、よく食べてくれるといったコメントが目立ちます。また、便の状態が良くなったというコメントも多く見られることから、消化吸収がよく、腸内環境が改善されている様子が見られます。

ダイエット中は低カロリーも大事な要素ですが、腸内環境の改善は必須のポイントでもあり、消化する能力が改善されなければ消化不良に陥ってしまうなど、ダイエットの妨げになってしまいます。

シュプレモは体の内側から改善し、ダイエットを目指していけるドッグフードですので、どれにしようか迷っているという方にもおすすめのドッグフードと言えるでしょう。

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「ウェルネス シンプル 体重管理用サーモン&じゃがいも 穀物不使用」


「ウェルネス」のラインナップの一つ「シンプル」は単一の動物性タンパク源とグレインフリー(穀物不使用)を特徴としたドッグフードで、原材料はできるだけ少なくして食物アレルギーにも配慮した内容となっています。

【ウェルネス シンプル 体重管理用サーモン&じゃがいも 穀物不使用 原材料】
サーモン、サーモンミール、じゃがいも、えんどう、乾燥粗挽きじゃがいも、トマトポマス、キャノーラ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、粗挽き亜麻仁、サーモンエキス、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、ミネラル類(リン酸一水素カルシウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム) 、ビタミン類(E、ナイアシン、ベータカロテン、A、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、 ビオチン、B12、葉酸、C)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、 スペアミント抽出物) ※乳酸菌

同シリーズの成犬用と比較して、約33%の脂肪分になったヘルシーなドッグフードで、タンパク質をしっかりと摂取しつつも、低脂肪・低カロリーな内容となっています。

【ウェルネス シンプル 体重管理用サーモン&じゃがいも 穀物不使用 成分】
タンパク質:26%
脂質:8%
繊維質:6%
灰分:8%
水分:10%
カロリー:334Kcal/100g

ウェルネスの口コミでは、減量用としての口コミよりも食物アレルギーに対してのコメントが多く見られましたが、大方の意見では食いつきが良いというコメントや、皮膚の状態が改善されたというコメントが多く見られます。

ウェルネス自体はアレルギーに配慮した製品を得意としているため、食物アレルギーを持つ犬で、なおかつ体重管理が必要な場合には特におすすめなドッグフードと言えるかもしれません。

アーテミス アガリクスイミューンサポート

「アーテミス(Artemis)」の「アガリクス I/S(イミューンサポート)」も口コミの評価が良いダイエット用フードの一つでした。

アーテミスはアメリカ原産の老舗ドッグフードメーカーの一つで、ヒューマングレードの原材料、人工添加物の不使用を特徴としたプレミアムフードメーカーです。

アーテミスのラインナップは「フレッシュミックス」「オソピュア グレインフリー」「アガリクスI/S」の全部で3ラインナップとなっています。中でも今回ご紹介するアガリクスI/Sは、犬にとって最適な栄養管理はもちろん、免疫力の向上のために「アガリクス茸」と乳酸菌の一つ「EF-2001」を配合した、アーテミスの中でも最高ランクのドッグフードです。

健康なダイエットは健康管理から

実際のところアガリクスI/Sはダイエット用フードという位置づけではなく、どちらかというと健康維持のためのドッグフードとなっています。

【アーテミス アガリクスI/S 原材料】
フレッシュチキン・ドライチキン・フレッシュターキー・ドライターキー・玄米・精製大麦・オーツ麦・鶏脂肪(ビタミンE,C及びローズマリーエキスによる保存処理)・乾燥卵・ドライ魚肉・チキンスープ(天然風味料)・カノラ油・フラックスシード・フレッシュポテト・フレッシュ人参・フレッシュえんどう豆・フレッシュリンゴ・クランベリー・乾燥チコリ・塩・塩化カリウム・レシチン・にんにく・DL-メチオニン・ビタミンAアセテート・ビタミンD-3・ビタミンE・リボフラビン・ビタミンB12・塩化コリン・ピリドキシン塩酸塩・チアミン硝酸塩・葉酸・アスコルビン酸・ビオチン・イノシトール・乾燥ケルプ・キレート亜鉛・鉄分・アガリクス・エンテロコッカスフェカリスEF2001・マンガン・銅・コバルト・ヨウ素酸カリウム・亜セレン酸ナトリウム・ユッカシジゲラエキス・セージエキス・アスペルギスオリザエ発酵溶解物・エンテロコッカスフェシウム・ラクトバチルスアシドフィルス菌

【アーテミス アガリクスI/S 成分】
タンパク質:23%
脂質:14%
灰分:6%
水分:10%
カロリー:359Kcal/100g

脂質は14%、カロリーは359Kcalと特に低カロリーなドッグフードとは言えませんが、健康維持のためとしては優れたドッグフードですので、減量を目指すというよりかは、適正体重を維持するのに良いドッグフードと言えます。

口コミでは食いつきが良いというコメントや、皮膚や被毛の質が改善されたというコメントが見られ、老犬も元気を取り戻したというコメントも見られます。

「体重管理用」のワードで検索される本商品ですが、肥満体質で健康を崩しがちの犬を体の内側から健康にして、体重を整えていくという考え方であればおすすめの商品と言えるでしょう。

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ヒルズ サイエンス・ダイエット 減量サポート


ドッグフードメーカーの中でも、日本では1,2に有名なフードメーカーと言えば「ヒルズ」ではないでしょうか。ヒルズのサイエンス・ダイエットも口コミによる評価が高いドッグフードで、ヒルズの自社調べでは70%の犬が10週以内に減量に成功したというデータもある商品が、サイエンス・ダイエットの「減量サポート」です。

【ヒルズ サイエンス・ダイエット 減量サポート 原材料】
小麦、コーングルテン、トウモロコシ、トリ肉(チキン、ターキー)、エンドウマメ、セルロース、トマト、トリ肉エキス、動物性油脂、亜麻仁、ビートパルプ、ココナッツ油、ポークエキス、ニンジン、米、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン、リポ酸

上記が減量サポートの原材料ですが、主原料には小麦が使用されているため、穀物アレルギーを持つ犬には与えることが出来ません。また、コーングルテン、トウモロコシと穀物類が多く含まれているため、犬にとっては消化のしにくいドッグフードであると予想されます。

【ヒルズ サイエンス・ダイエット 減量サポート 成分】
タンパク質:27.7%
脂質:12.3%
繊維質:13.2%
カロリー:317Kcal/100g

成分は上記の通り。同じサイエンス・ダイエットのラインナップである「アダルト」と比較するとカロリーが約14%オフとヘルシーな内容となっています。

プロ目線から見た減量用のドッグフード

上記で紹介してきたドッグフードでは主原料が動物性タンパク源を使用したものが多かったですが、ヒルズのサイエンス・ダイエットのみ穀物を主原料としたドッグフードとなりました。

ヒルズの口コミでは食いつきの良さが目立つコメントが多かったのですが、犬にとって消化のしやすい食材は動物性タンパク源です。対して穀物類は、犬にとって消化のしにくい食材ですので、消化吸収という面ではヒルズはあまりおすすめとは言えない原材料です。

ダイエット目的であれば尚更に消化の良さは重要なポイントとなりますので、口コミも参考にしつつ、やはり原材料には少しこだわったほうが良いように感じます。

ダイエットはカロリーを少なくすることも大事ですが、いくらカロリーが低くても消化に悪いドッグフードでは、消化不良を引き起こすことや、肥満を引き起こすこともあります。数値だけにとらわれず、より消化のしやすい原材料を使用した、カロリーも低いドッグフードがダイエットには大事になるのです。

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