チワワに最適なドッグフードと、フードを選ぶポイントとは

Tweet

チワワに最適なドッグフードはどのようなものなのでしょうか？多くの飼い主さんを悩ませているのが「ご飯」の問題ではないでしょうか。チワワは太りやすく、かつ偏食が多い犬種で、栄養にも気を使わなければいけません。今回はチワワのフードについて調べてみました。

チワワと食事の問題

人気犬種ランキングの上位に常にランクインしている「チワワ」。チワワを飼っている飼い主さんも非常に多いと思いますが、チワワを飼っている方の悩みの一つにあげられるのがフードの問題ではないでしょうか。

チワワは御存知のとおり非常に小さな体の犬種なので、ドッグフードを選ぶ上で大前提となるのが「小粒」サイズのドッグフードであるということです。また、チワワの華奢な体は、関節などの心配もつきものですね。そのため、より栄養価の高いフードで、関節にも配慮されたドッグフードを選びたいところ。

食事のムラが多いチワワ

多くのチワワに言えるのが偏食の子が多いことです。その理由には飼育の仕方やしつけの問題もありますが、もともと持っているチワワの性格も関係しています。そのため、チワワがすぐに飽きないようなドッグフードが理想的となります。

この他、チワワは消化吸収の良いドッグフードを選ばなければ、肥満の原因にもなってしまいます。小さな体のチワワですが、消化吸収はあまり良い犬種とは言えず、肥満傾向の多い犬種でもあるのです。

このように、チワワの食事の問題としてまとめると

・関節や栄養の優れたドッグフードであること
・肥満にならないよう、消化吸収に優れたドッグフードであること
・食事ムラにならないような、嗜好性の高いドッグフードであること

という事が挙げられます。

チワワ専用フードって？

ドッグフードには成犬用や老犬用等の成長段階に合わせた「ステージ別」と呼ばれる種類や、チワワ専用などの「犬種別」と呼ばれるドッグフードが販売されています。この犬種別フードは、その犬種の特徴を捕らえた内容になっており、チワワであれば先に説明したようなポイントに焦点を合わせた内容成分になっています。

根本的にはその犬種に対する認識は同じものの、メーカーやブランドによってはその犬種に対する認識や研究結果が微妙に違うため、それぞれに思考を凝らした商品がたくさんあります。チワワで言えば「食事のムラ」に配慮しつつ、さらに「プラスα」の内容を足しているという感じですね。

そのため、このフードにはあるけど、このフードにはないという事もあります。こういった場合にも、一概にこのフードがダメと言える訳ではなく、あくまでもその犬種別フードの特徴であり、そのブランドが押し出したいポイントという認識になります。

「チワワ専用」と書かれているからと、どれも同じだとは思わず、しっかりと各社のフードの特徴やおすすめポイントを理解して、納得の行くドッグフードを与えるようにしましょう。

色々なチワワ専用フード

現在、販売されているチワワ専用フードは、

・マースジャパンリミテッド「プロマネージ チワワ専用」
・ユニ・チャーム「愛犬元気ベストバランス チワワ用」
・イースター「ウェルケア チワワ専用」
・ロイヤルカナン「チワワ専用」
・ユーカヌバ「チワワ専用」

と、ざっと挙げただけでもこれだけの種類があります。
また、これらのチワワ専用フードは「ドライフード」と呼ばれるカリカリとした食感の乾燥したドッグフードですが、この他にも「セミドライ」もしくは「セミモイスト」とも呼ばれる、半生のドッグフードもあります。マルカンサンライズの「スタイルズ チワワ用」や、ユニ・チャームの「銀のさら ドッグセレクション チワワ用」が、この半生タイプのドッグフードにあたります。

どちらかと言うと「おやつ」のような感覚に近いかもしれませんが、なかなかドライフードを噛む力が無い子や、歯や顎が弱っている高齢期のチワワなどにはこうした半生タイプのドッグフードも検討してみると良いでしょう。

嗜好性だけでなく、心臓病予防にも注目した「ロイヤルカナン」

今回挙げたチワワ専用ドッグフードに共通するのが、チワワの偏食に対応した内容や、チワワにとって消化のしやすい内容であることです。その他にも共通する内容はありますが、ロイヤルカナンのチワワ専用フードに関しては、チワワに多く見られる病気に「心臓病」が挙げられることから、高齢期の心臓病を引き起こすリスクを減らすための配合が施されています。

また、チワワでも食べやすい形に研究されたキブル（粒）で、更に食事のムラの多いチワワの為に嗜好性が高められているなどの工夫が施されています。このように、フードメーカーによって特徴が異なるので、より適したフードを選ぶようにしましょう。

原材料もチェックするように

チワワのような、偏食がちで体重の管理も難しい犬種は、適したドッグフードを選ぶのも難しいですが、ドッグフードの価格はある程度、内容に伴っているものになっています。使用される素材や、製法などによってもドッグフードの価格は変わりますので、どのフードが良いの？と悩んだ場合には、パッケージの裏面にある素材を確認し、できるだけ肉の含有量が多いものを選ぶと良いでしょう。