ドッグフード「ビューティープロ」は、愛犬の美しい被毛と健康な体を維持する為に作られたドッグフードです。魚由来のコラーゲンを配合し、美しい被毛や皮膚を健康に維持します。今回はこのビューティープロに関しての解説をしていきたいと思います。
日本ペットフード
日本のペットフードシーンを牽引してきた「日本ペットフード」。「ビタワン」の愛称でも知られるドッグフードは、ペットを飼っている方であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな日本ペットフードから発売されている、犬の持つ美しい毛並みと健康にターゲットを絞ったドッグフード「ビューティープロ」を今回はご紹介していきます。
ビューティープロは、日本ペットフードの静岡工場で生産されている、純国産のドッグフード。国内生産ですので、海外製のドッグフードはちょっとという方にも安心ですね。
また、ビューティープロの粒は可愛らしいハート型の粒。女性の飼い主さんもご飯を与える度に嬉しい気持ちになるかもしれませんね。このハート型の粒は、可愛らしさだけでなく、小粒でより食べやすい形として採用されたもの。着色料なども使用されていませんので、安心のハート型粒です。
個包装で酸化の心配もありません
ビューティープロは新鮮さを保つために小分け包装になっています。小分け包装されているので、ドッグフードが酸化してしまう心配もありませんので、常に愛犬には新鮮なドッグフードを与えることができます。
ドッグフードが酸化してしまうと、風味が落ちてしまい、愛犬の食いつきも一気に悪くなってしまいます。また、ドッグフードが酸化してしまうと、愛犬の健康にとっても、あまり良いものではなくなってしまうのです。
ドッグフードには原材料に肉が使用されますが、製造過程で熱を加えられ、水分も抜かれた状態になるものの、やはり食品には代わりありませんので鮮度も空気に触れることで低下していってしまうのです。
そのため、あまりに時間の経過したドッグフードは、風味だけでなく品質自体も悪いものになってしまうわけです。
ドッグフードの酸化とは?
実は酸化してしまったドッグフードを与え続けていると、健康な体でも悪影響が及ぶことが指摘されています。そのため、ドッグフードの酸化には十分に注意する必要があるのです。
ドッグフードの主原料は前述の通り、肉や穀物類を加工したものになりますが、時間が経過すると共に腐るわけではありませんが、必然的に原材料の劣化は起きてしまいます。
見た目には変わらなくとも、傷んでしまった食品を犬に与え続けるような状態になるので、ドッグフードの酸化には十分に気をつけたいところです。
しっかりとドッグフードの封を閉じることも大事ですが、ビューティープロの個包装のように、細かく使い切れる分量に別れているのは酸化防止にも最適な包装となります。
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被毛の健康維持に「マリンコラーゲン」
ビューティープロのラインナップは、「子犬用」「成犬用 小粒」「成犬用 大粒」「7歳以上用」「10歳以上用」の年齢別、肥満傾向の犬用に「低脂肪」「ダイエット」の2種、食物アレルギーを持つ犬用に「食物アレルゲンに配慮」「食物アレルゲンに配慮 10歳以上」の2種、プラスαの効果が得られる「歯の健康」「おなかの健康」といったランナップ。
そして、ビューティープロのウリとなるのが「マリンコラーゲン」です。魚由来のコラーゲンは肉などから採られたコラーゲンに比べて、体への吸収が良いのだそうです。
そして、皮膚や被毛の健康維持には欠かせない「ヒアルロン酸」や「グルコン酸亜鉛」等も配合されており、健康な被毛維持に最適な配合となっています。
肥満傾向な犬や避妊・去勢後の犬に
ビューティープロの「低脂肪」は、ビューティープロの成犬用と比較して、脂肪分が50%カットされたものです。ちょっと太ってきたなと感じている時や、避妊後・去勢後で太りやすくなってしまっている時にも与えやすいフードです。
さらに肥満で悩んでいるという場合には「ダイエット」がおすすめ。ビューティープロの成犬用と比較して、脂肪分は50%カット、さらにカロリーも約20%カットされた肥満兼用のドッグフードです。
肥満体型は健康な体を維持するのが困難になるため、できるかぎり低カロリーで脂肪分の少ないドッグフードを選ぶようにしましょう。
ボディスコアを確認してみましょう
ビューティープロでは、愛犬の体型を4段階に区別するために「ボディースコア」と呼ばれる表で区別しています。ビューティープロに限らず、ボディースコアは犬の体型をわかりやすく表すために、様々な場所で利用されているものですが、ビューティープロのボディースコアは全部で4段階に分けられています。
ボディースコア1となるのが「痩せ気味の犬」。愛犬のボディースコアを計るには、愛犬の「腰」と「肋骨」を確認するのですが、痩せ気味の犬は肋骨が触れなくてもすでに現れている状態で、肋骨の状態がはっきりと触るだけで分かるような状態を指します。
また、愛犬を上から見た時に腰に「くびれ」がある状態が、ボディースコア1となります。
理想体型と肥満体型
ボティースコアで最も理想的とされるのがボディースコア2の状態です。ボディースコア2は、腰のくびれが上から見た時に確認できること、肋骨は見ただけでは現れておらず、触れることではっきりと分かる状態を指します。
これがボディースコア3の肥満気味の状態になると、腰のクビレもやや分かる程度、肋骨は触れられるが脂肪に覆われているのがわかるような状態を指します。
さらに肥満状態を指すボディースコア4になると、腰のくびれは全く無く、肋骨も触れてもわからないような状態を指します。
このように、飼い主さんが愛犬をセルフチェックすることで、正確なボディースコアを確認できますので、日頃から気にしてチェックしてみるようにしましょう。
食物アレルギーで悩んでいる犬に
近年では食物アレルギーを持つ犬が急増しています。ビューティープロのアレルギー用フードは、出来る限りの食物アレルゲンを抜いた原材料で、使用される原材料には「魚」「国産米」「大豆」「とうもろこし」が使われています。
穀物アレルギーを持つ犬には向きませんが、チキンやラム等の肉にアレルギーを持っている犬には低アレルゲンフードとなっています。
また、「1歳〜」と「10歳〜」の2種があり、10歳以上には高齢期を迎える犬の健康維持のために、「コエンザイムQ10」や「グルコサミン」「コンドロイチン」が配合されています。年齢から、どうしても関節などが弱くなっていくので、こうした関節ケアに配慮した配合は重要です。
歯や腸内環境に問題を抱える犬に
食物アレルギーを持つ犬も多いですが、虫歯で悩む犬や腸内環境の悪い犬もまた、非常に多く見られます。
ビューティープロの「歯の健康」は、歯の歯垢を落としやすくした特殊な形状の粒で、愛犬の歯垢除去に効果をあげます。また、「グロビゲンPG」と呼ばれる成分が口腔内の環境を維持するので、健康な歯を維持するのに役立ちます。
「おなかの健康」は、消化吸収に重点をおき、より消化のし易い粒を採用。また、ビューティープロの成犬用と比較して食物繊維も強化され、さらに乳酸菌とオリゴ糖も配合しているので、腸内環境の改善に効果をあげるでしょう。
フードの切り替え方にもポイントが
愛犬の便の状態があまりよくないと悩んでいる飼い主さんも少なくありません。そんな時にはビューティープロの「おなかの健康」のように、乳酸菌やオリゴ糖が配合されたドッグフードがおすすめですが、フードの切り替え方にも少しばかりポイントがあるんです。
アレルギーなどが原因で下痢をしているわけでなければ、もしかするとフードの切り替え方が急すぎるために軟便になっているのかもしれません。
ポイントとしては約1週間〜2週間程度をかけて、徐々にフードを混ぜながら切り替えていくことです。急激に新しいフードを与えてしまうと、もともと胃腸の弱い愛犬の胃腸が驚いてしまい、上手に消化することができなくなるわけです。
そのため、いくらお腹に良いフードを与えても、結果として軟便になってしまう場合があるのです。
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体質改善には時間がかかります
愛犬の便の状態は、愛犬の皮膚や被毛にも影響を及ぼすものです。お腹を壊している原因や、皮膚が悪くなっている要因は何か思い当たらないでしょうか。
万が一ドッグフードが原因であれば、体の循環が進む期間を含め、約2週間程度は様子を見てみる必要があります。ドッグフードを切り替えたからと行って、1日〜2日ですぐにフードの効果が現れるわけではありません。
前述の通り、フードを切り替える際には徐々に時間を掛けていく必要もありますので、実際にフードの効果が現れたと感じるのには、おおよそ1ヶ月程度が必要かもしれません。
効果が出ないからと行ってあまりにコロコロとフードを切り替えていては、愛犬の胃腸も落ち着かず、皮膚や被毛への栄養も不足していってしまいます。まずはじっくりと向き合うようにし、完全に効果が見られるかを観察していくようにしましょう。
まとめ
犬の被毛は、犬の体調や栄養バランスが崩れてくるとすぐに影響が見られるほどにナイーブな部分です。犬の毛艶や皮膚の状態が良いということは、犬の体調も健康であるというものさしにもなるのです。
愛犬の被毛に注目して作られれたビューティープロは、こうした被毛の維持を体の内側から健康にして、被毛を健康にしていくという基本的な考え方に基いて作られているドッグフードです。ちょっと毛艶が悪いなと感じた際にも、一度試してみてはいかがでしょうか。
※以上、全て2016年12月時点での情報になります。内容は変更している場合がありますので、事前に確認の上ご利用ください。
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