愛犬の老化を緩和させたり、老化による色々なトラブルを改善・回避させるために効果が期待できるのがサプリメントです。普段の食事等から摂取できていない栄養を補うサプリメントですが、今回は用途に合わせて選びたいサプリメントをご紹介していきます。

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老後に備えるサプリメント

愛犬が高齢期を迎えると、それまではトラブルを抱えていなかった目や足腰にもトラブルが出始めることもしばしば。それまではドッグフードだけで問題もなかったのが、老化が進むことでドッグフードプラスαで、健康維持を行う事が必要になってきたりもします。

症状が現れ始めてからサプリメントを与えると、症状の緩和にも繋がりますので、効果が無くはないですが、できるだけトラブルを抱えさせたくないというのが飼い主さんの本音ではあるでしょう。

そのためには、老後に備えてサプリメント等で体の健康維持を計る必要もあるのです。そこで今回は、老犬に起きがちな目や足腰のトラブルに備えるサプリメントについて見ていきたいと思います。

Para-solヘルスケア「ジョイベットチュアブル」

Para-solヘルスケアの「ジョイベットチュアブル」は、おやつ代わりのイメージで愛犬にサプリメントを与えることができる商品です。5kgまでの愛犬であれば半粒、10kgまでの愛犬であれば1粒を1日量で与えることで、関節ケアを行うことができます。

内容成分には人間用のサプリメント等にも使用される「MSM(メチルサリフォニルメタン)」が配合。MSMは関節障害や腰痛、筋肉痛などの症状に対して有効的な成分としても知られます。また、関節系のサプリメントでお馴染みの「コンドロイチン」や、「クレアチン」も配合。コンドロイチンは関節部分の軟骨に対して、クレアチンは関節周囲の筋肉に対しての健康維持に効果的です。

この他、ドッグフード等でも最近見られることが多くなった緑イ貝の「緑イ貝抽出物」も配合。軟骨を形成する主成分の「ムコ多糖類」を多く含む緑イ貝は、軟骨や関節のケアにはもってこいの原料で、他のサプリメントやドッグフードにも利用されている原料です。

このように、MSMやコンドロイチン、クレアチン、緑イ貝抽出物など、関節ケア満載の内容で、愛犬の足腰を丈夫に維持するのに役立つでしょう。ドッグフード等に混ぜてもOKですが、トリーツタイプなので、おやつ代わりとしても利用のし易いサプリメントです。

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目と体の栄養補助に「メニわんカシスG」

「メニわん」は、人間用の製品でもお馴染みの「メニコン」が手がけるペット用サプリメントの会社で、今回紹介する「メニわんカシスG」は目のサプリメントで良く使用される「アントシアニン」「ビタミンE」に加え、ビタミンや必須アミノ酸などを多く含む「ビール酵母」が配合されたサプリメントです。

犬の目のトラブルには様々なものがありますが、「白内障」や「緑内障」などの病気は、高齢期を迎える犬にも多く見られる病気でもあります。また、栄養が不足することで引き起こされる「ビタミンE欠乏症」などでも、網膜変性などの病気が引き起こされることも。

高齢犬になると、それまで不足していた栄養や、状態の悪い部分が一気に進行してき始めてしまうので、できるだけ体の免疫機能を高めて、高齢期に備える、もしくは高齢期で出てき始めた症状を遅らせることが重要となります。

アントシアニンなどは目のサプリメントでもよく見られる成分で、緑内障や目の機能改善にも効果が期待できるものですが、ビール酵母を配合することで、目の栄養だけでなく、腸内環境の改善やバランスの取れた栄養補給も行えるので、体調の改善にも一役買うサプリメントとなるでしょう。

まとめ

老後のトラブルはサプリメントだけでは回避できないものもあります。サプリメントを与えているからと言って病気にならないわけではありませんので、あくまでもバランスの取れた食事をとり、適切な運動やストレスのかからない生活を送ることが、愛犬の一番の健康維持につながるものです。こうした生活にプラスαするものがサプリメントです。

できるだけ健康的で、バランスの取れた食事を毎日繰り返すことが何よりも健康維持には欠かせない要素ではありますが、今回ご紹介したようなサプリメントを与えることで、さらに愛犬の健康維持や体を丈夫に維持することが可能になるのです。今からでも遅くはありません。愛犬の健康を維持するために、サプリメントを導入してみてはいかがでしょうか?

※内容は2017年3月時点での情報になります。原材料、商品名等の内容は変更している場合があります。

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