うさぎの健康を保つためにも、うさぎに対してのこまめなケアが大事です。こうしたケアを怠ってしまうと、どのような事が起きてしまうのでしょうか。今回は、うさぎのケアの仕方と、ケアをする大事さについて解説していきます。

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健康な毎日を送るためのコツ

うさぎを毎日、健康な状態に保つためには、うさぎのケアが重要になってきます。はじめは難しいかもしれませんが、中には慣れると簡単に行うこともできるケアもあります。ペットショップ等に頼んでケアしてもらう事も良いですが、気軽に家でケアができれば、ちょっとした時にも対応できるので、覚えておくと便利ですよ!

では、うさぎを健康に保つためには、具体的にはどのようなケアが必要になるのでしょうか。また、こうしたケアを怠ってしまうと、どのような事になってしまうのでしょうか。

ケアの基本「ブラッシング」

うさぎのケアの基本でもある「ブラッシング」。うさぎのムダ毛をキレイにしてあげるケアですが、このブラッシングを怠ってしまうと「毛球症」という病気になる恐れがあります。

毛球症は、うさぎが毛づくろいするときに、一緒に毛を飲み込んでしまい、普通であれば糞と共に排出されるのですが、毛の量が多かったり、食物繊維が足りていない(牧草を食べていない)ことで引き起こされる病気です。
この毛球症を予防するために、ブラッシングが重要になるのです。特に、換毛期と呼ばれる毛が生え変わる時期は、抜け毛の量も増加するので、毎日ブラッシングをかけても良いくらいです。

ブラッシングは、「両目グシ」「ラバーブラシ」「スリッカーブラシ」などの種類がありますので、用途や毛質、毛量によって使い分けると良いでしょう。犬猫用のブラシもありますので、うさぎ用にこだわらず、使いやすいサイズ、手に収まるサイズを選ぶようにしましょう。

ブラッシングすら嫌がる子もいますが、まずはブラシを使わず、手で撫でるようにしてみましょう。ブラシの感触を嫌がる子も居ますので、撫でられると気持ちいいという感覚を覚えさせると、次第にブラシを使用しても嫌がらなくなりますよ。うさぎのペースに合わせて、じっくりと取り組んでみましょう。

ちょっとレベルを上げて「爪切り」に挑戦

ペットショップや動物病院にまかせている事も多いと思いますが、うさぎの爪切りは自宅でも簡単に行うことができます。とはいえ、はじめは慣れが必要になりますので、頑張って練習を重ねて、爪切りが出来るようになりましょう。

うさぎの爪切りに関しては、うさぎ用の爪切りのほうが使いやすいかもしれません。犬猫用でも使えないことはありませんが、うさぎの体に対してはやや大きめに感じると思います。また、「ギロチン式」と「ペンチ式」の2タイプが存在しますが、初心者の方はペンチ式が利用し易いかもしれません。いずれか使いやすい方を選択しましょう。

そのままの姿勢で切らせる子もいますが、慣れない内はうさぎの目を手で覆い、まずはうさぎを落ち着かせましょう。そのまま抱っこをして、仰向けの姿勢にすると、大体のうさぎは静かになります。こうして、爪切りを行うと簡単にできるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

爪を伸ばしっぱなしにしてしまうと、どこかに引っ掛けてしまったり、爪が折れて流血してしまったりもします。また、爪が伸びていると抱っこ等にも支障をきたしてしまいます。爪は月に1回のケアが必要になります。こまめに爪切りをして、ケガをしないようにしてあげましょう。

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「耳掃除」も大事なケアです

ロップイヤーなどの垂れ耳のうさぎを飼っている方は、特に耳掃除を覚えるべきかもしれません。見ただけでわかりますが、垂れ耳のうさぎは熱もこもりやすく、耳の中の汚れが溜まりやすいのです。耳掃除を怠ってしまうと、耳の中は蒸れてしまい、あまりに汚れが溜まったり、細菌などに感染してしまうと、外耳炎という病気を引きを起こしてしまいます。

外耳炎になってしまうと、耳から悪臭がただよったり、また、より汚れがひどくなったりもします。また、あまりに状態を放置してしまうと、命の危険にも及ぶ場合もあるのです。このほか、耳ダニ感染症や耳疥癬などのダニによる病気も存在します。

こうした病気を予防するためには、耳掃除が欠かせません。耳掃除を行う際には、綿棒と耳掃除用の洗浄液(犬猫うさぎ兼用の物もあります)を用意しましょう。はじめはうさぎも慣れないために暴れるかもしれませんが、手前だけでも掃除してあげるようにしましょう。あまり奥まで行うと危険ですので、できる範囲は掃除してあげ、たまに動物病院などにお願いするようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。はじめは難しくても、慣れればなんてこと無くケアすることができるものばかりです。こまめに自宅でケアができれば、健康な状態を保つことも出来ますので、出来る限りは飼い主さんもケアできるよう、挑戦してみてはいかがでしょうか。

自信がない場合は、動物病院などに無理せず頼むようにして、先生のやり方を勉強するのもひとつですよ!

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