小動物用品の開発・販売を行う「KAWAI」。中でも特に人気の高い「わらっこ倶楽部」シリーズですが、なんと全てが手作りで作られた製品だということをご存知でしょうか。今回はこのわらっこ倶楽部の製品が作られるまでの工程を調べてみました。

スポンサーリンク

KAWAIの代表シリーズ「わらっこ倶楽部」

犬や小動物用品を多数、開発・販売している「KAWAI」。栃木県に本社を置くKAWAIは、平成3年に設立された会社で、これまでにも様々なアイディア商品や、ヒット商品を生み出してきています。そんなKAWAIの小動物用品の中でも、「わらっこ倶楽部」シリーズは特に小動物ユーザーに愛されているシリーズで、これ以外は買わない!という飼い主さんも多いのではないでしょうか。

それもそのはず、この「わらっこ倶楽部」シリーズは、うさぎなどの小動物の為にこだわり抜かれた製品で、機械ではなく人の手で製品を作り上げるなど、商品の裏には様々な企業努力が詰め込まれています。では実際に、わらっこ倶楽部はどのようにして作られているかを見てみましょう。

材料となる「アジアンビタチモシー」

「わらっこ倶楽部シリーズ」には、「うさぎハウス」や「うさぎの座ぶとん」、「トンネルハウス」「ごろ寝ソファー」等のヒット商品がたくさんあります。これらの商品は、うさぎの主食でもあるチモシーだけで作られた製品ですが、ただチモシーを編み込んだだけの商品でしょ?と甘く見てはいけません。

このわらっこ倶楽部シリーズ、相当なこだわりを見せているシリーズでもあり、一つ一つの商品は、チモシーの選別から編み込みにいたるまで、なんと人の手で作られた製品なのです。それを可能にしているのは、KAWAIの直営工場。なんとそこは、日本から海を渡った先にあるベトナムでした。

わらっこ倶楽部の製品は、トンネル等の形にはなっているものの、うさぎが齧ることで徐々に解けていき、材質もチモシーなのでうさぎが食べることもできる製品。このチモシーは、ベトナムで大事に育てられ、収穫された「アジアンビタチモシー」と呼ばれるチモシーで、わらっこ倶楽部の材料となっています。

もちろん、無農薬で作られた安全なチモシーで、10時間の滅菌乾燥のほか、専門機関での200項目にのぼる残留農薬検査でも、農薬の検出は認められていません。このように、非常に厳しい安全基準をクリアしたのが、このわらっこ倶楽部の材料として使用されているのです。成分値も、

・粗たんぱく質:34.1%
・タンパク質:5.0%
・脂質:1.0%

と、バランスの取れた成分値のチモシーでもあります。

製品が出来上がるまでの、7つの工程とこだわり

わらっこ倶楽部は7つのこだわりによって出来上がっています。一つは前述でもあげた、無農薬で育てられた「アジアンビタチモシー」を使用しているということ。そして、収穫されたアジアンビタチモシーは第2段階となる「熟成乾燥」が行われ、水分を蒸発させて乾燥したチモシーへと仕上げられます。

第3段階からは、人の手によって行われます。驚くことに、乾燥したチモシーには茶色い葉が混ざってしまうため、これを取り除くために全て職人さんが手作業で1本1本取り除いているのです。こうすることで、美しい「緑」色の製品が生まれているのです。

勤勉で几帳面な人柄で知られるベトナムの方々ですが、社長自ら現地に訪れ、職人さん達と会話を交わして交流しているようです。こうすることで、よりクオリティーの高い製品作りが行われ、また、愛情のこもった製品にも仕上がっているのですね。

スポンサードリンク

職人によって作られる「工芸品」

こうして緑一色の乾燥したチモシーが揃った後は、第4段階となる、チモシーを柔らかくするための工程に入ります。その後、いよいよ第5段階となる編み込む作業に入りますが、もちろん全てが手作業によるもの。熟練の職人さん達がひとつづつ製品を作り上げているのです。

そのため、熟練の職人さんでも人気の商品「かまくらハウス」を作成するのに、1日に5つしか作れないとのこと。これはもう、大事にしなければいけませんね。わらっこ倶楽部として販売されていますが、もはやベトナムの工芸品のレベルです。こんなクオリティーで、わらっこ倶楽部は作られているのです。

仕上げから手元に届くまで

第6段階では、編み上げられた製品をさらに乾燥させ、第7段階では紫外線をカットさせて保管されます。こうした工程を経て、ようやく店頭に並ぶかと思いきや、日本へ輸入してきた際に、害虫などが付着していないかの「検疫検査」を行い、更には強度や品質の再検査が行われます。

こうしてようやく店頭に並び、うさぎ達の元へと行くのです。こうして作業工程を知ると、普段何気なく与えていたマット等も、少々壊れたくらいで交換するという気持ちにはなりませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。何気なく見ていたこうした製品も、ひとつひとつが手作りというだけで、何か特別な物に見えてきてしまいますね。機械ではなく、こうして人の手によって作られることで、その強度や繊細な部分にも、クオリティーの違いが出てくるはずです。また何より、ひとつひとつに愛情が込められて作られているという事を噛み締めながら、といっても噛みしめるのはうさぎではありますが、大事にしていきたい物ですね。

他社の同じ用途の製品と比べると、明らかに製品の違いがわかりますが、まだ使ったことがないという飼い主さんは、一度試してみてはいかがでしょうか?きっと、飼っているうさぎも気に入る一品になりますよ!

スポンサーリンク