ペットショップ等に行くと、たくさんの犬のおもちゃがありますね。実に様々なおもちゃがありますが、おもちゃによっても様々な用途や効果など、おもちゃの種類も違います。今回は、犬のおもちゃの種類や用途について解説していきたいと思います。

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犬のおもちゃを選ぶポイント

自分の愛犬に飼う時や、友達の犬へのプレゼントなど、犬のおもちゃを買う際には色々な種類がありすぎて、頭を悩ませてしまいますね。犬のおもちゃは、ただ単に形や材質が違うだけではなく、色々な用途を目的として作られている物も少なくありません。
まず、犬のおもちゃを選ぶ場合には、犬の年齢と犬の大きさによっても変わってくるでしょう。どんなおもちゃを選ぶかはその後です。まずは犬の年齢と大きさによって、選ぶ玩具も大きく変わってきます。
例えば、大型犬なのに小型犬用のおもちゃを与えてしまうと、誤って飲み込んでしまうという事故も考えられます。反対に、小型犬に大型犬用のおもちゃを与えると、大きすぎて思うように遊べない場合もあります。

おもちゃの選び方は犬の性格を考えて


年齢とサイズがわかれば、次に考えるのは犬の性格です。
普段使っているおもちゃはどんなものですか?もしくは、愛犬の遊び方はどんな感じですか?例を挙げるならば、よく物を壊したり、ボロボロにするのが好きな犬には、思い切り固い材質のおもちゃか、もしくは壊れてもすぐに治すことの出来るようなおもちゃが最適ですね。このように、犬の性格などでも選ぶおもちゃは変わります。
また、愛犬の抱えている悩みや伸ばしたい部分等の条件でも、選ぶおもちゃが変わってきます。例えば、口が臭かったり歯磨きが苦手な犬には、噛んだ時に歯磨き効果が得られるロープのおもちゃがおすすめです。
このように用途や目的がハッキリとしている場合には、おもちゃ選びもスムーズになるでしょう。

歯磨き効果も得られるロープトイ

ロープトイは、投げて持ってくるといったキャッチ&リリースが好きな犬にも最適ですが、普段歯磨きが苦手、もしくは飼い主さんが歯磨きを行いたいと考えている場合にも最適なおもちゃです。
ロープトイは、噛んだ時に自然と歯の隙間に繊維が挟まります。こうして歯がこすれることで、歯磨きの効果を得られるのです。また、より効果的なのが、別に市販されている犬用の「液体歯磨き」です。液体歯磨きをロープトイに染み込ませることで、より歯磨きの効果を得られるのです。
比較的、安価な価格で手に入るおもちゃなので、このように歯磨き代わりのおもちゃとして、すぐに代替できるという点もおすすめです。

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子犬には知育トイ

子犬を迎え入れた時には、色々なおもちゃを与えてみたくなるもの。その中にぜひ混ぜてみてほしいのが「知育トイ」と呼ばれるおもちゃです。知育トイとは、その名の通り、子犬が考えながら遊ぶことのできるおもちゃで、躾や知力のアップに効果があると考えられています。
一般的な物では、知育トイの中におやつ等を入れる場所があり、転がしたり、押したりしなければそのおやつが出てこない形状になったものなどがあります。こうして、子犬が遊びながら、「こうしないと出てこない」という事を遊びながら学ぶことができ、また一つ賢くなるというものです。
知育トイは、プレゼントなどでも喜ばれる物だと思いますので、プレゼントをする相手の犬が子犬である場合には、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

知育トイなら「KONG(コング)」がおすすめ

知育トイの中でもおすすめとなるのが「KONG(コング)」というおもちゃです。
コングは天然ゴム素材で作られた知育トイで、おもちゃの中心が空洞になっており、その中におやつを入れることで、犬がどのようにしておやつを取り出すかを考える知育トイです。また、種類によっては歯のブラッシング効果のあるコングもあるので、知育トイという用途に加えて、遊びながら歯磨きをすることも可能となります。
コングは弾力のあるゴム素材ですが、天然素材で作られているので、細かくちぎれて飲み込んでしまっても、消化されずにそのまま排泄されます。食べ過ぎは危険ですが、少量を飲み込んでも排泄されるので安心です。また、強度もしっかりしているので、長持ちがするおもちゃでもあります。

愛犬とのコミュニケーションを計るなら


愛犬と共におもちゃを使って遊びたい場合には、引っ張りあいができるおもちゃや、パペット型のおもちゃも良いかもしれません。パペットのおもちゃは、特に子犬にも最適なおもちゃで、まだ歯が痒く、噛み癖が治らない犬などにも、ストレス解消として一緒に遊ぶことができるのでおすすめです。
また、力比べ等が好きな大型犬などは、引っ張りあいが出来るようなおもちゃも販売されています。丈夫に作られているので、両端をつかみ合いながら、一緒に引っ張り合って遊ぶことができ、また、犬もムキにはなりますが、一緒に遊ぶことによってコミュニケーションを計ることや、こっちの方が力が強いぞ!という示しも付けられるので、良いかもしれませんよ。

安全を重視したおもちゃ

犬のおもちゃにもこうして色々な種類がありますが、できれば着色もされていない安全なおもちゃを与えたいと思いますよね。また、近年では色々なアレルギーを持っている犬も多いため、安全性を重視したおもちゃも多数、販売されています。
おもちゃで安全?というと、あまりピンとこない方も多いかもしれませんね。安全というのは、おもちゃの素材であり、遊ぶのが危険というわけではありません。素材が安全というのは、つまりはあまり犬に害の無いような素材を使っているおもちゃのことです。
人間の赤ちゃんでも肌着やおもちゃにオーガニック素材の物が多いですが、最近では犬にもオーガニック素材の物が増えてきており、おもちゃもまた、オーガニック素材で作られた、安全なおもちゃが販売されています。

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オーガニック素材のおもちゃ

オーガニック素材で作られたおもちゃには、もちろんオーガニックコットンが使用されています。さらに、染料にも科学的な染料が使用されることはありません。
近年では、着色料などの添加物を使用したおもちゃやドッグフードが危険であるという認識が強まってきています。添加物の中にはガンを誘発させる可能性があると言われる成分もあるため、最近では着色料も一切使用せず、保存料も天然素材の物が使われたりしています。
おもちゃに関してもオーガニック素材が選ばれるようになり、化学染料を使用せず、天然の素材を利用した染料を使用していたり、すべての素材が天然素材、オーガニックコットンを利用したおもちゃが増えてきています。フードやおやつに安全性でこだわっているのであれば、おもちゃにも安全性を求める時代になっています。

おもちゃも汚れたものは洗うようにしましょう

いぬのおもちゃも、愛犬のお気に入りになればなるほど汚れていってしまうもの。また、そんなおもちゃもロングセラー商品であればあまり心配ありませんが、時には廃番になってしまい、2度と手に入らなくなってしまうおもちゃも少なからずあります。
そんな自体に備えて、おもちゃも定期的に洗うようにし、清潔な状態を保つとともに、おもちゃ自体の寿命を伸ばすようにしましょう。汚れが付着しているとおもちゃも壊れやすくなったり、寿命が短くなってしまいます。
洗濯機などで洗える素材であれば良いですが、ラテックス素材などは手洗いの他にも、除菌スプレー(犬専用のものを!)などを吹き付けて、こまめに除菌して清潔な状態を保つようにしておきましょう。

材質は犬の好みに合わせて


はじめておもちゃを買う場合には、一度はお試しという形になってしまいますが、おもちゃの材質にはプラスチック製や木製、ラバー素材、ぬいぐるみなど様々な材質が存在します。しかし、これらのおもちゃの素材全てが、犬の好みとは限りません。あまり好みではない材質だと、まったく遊ぼうとしない場合や、逆に好みの素材でないと全く遊ばないなんてこともあるのです。
普段の生活から、愛犬がどんなものに興味を示すのか、どんな噛み心地が好みなのか。こういった好みは、実は普段の生活からヒントが得られる場合も多いのです。愛犬が靴を噛んだりして遊んでいますか?新聞を噛みちぎったりしていますか?動くものに興味を示していますか?日頃から、犬はこうしたヒントを出してくれています。
飼い主としては、しっかりとこうしたサインを受け止めてあげたいところ。愛犬の好みの材質を見つけ、また、音が鳴るおもちゃが好みなのか、もしくは音が出ると怖がるのかなど、色々と想像を膨らませながらおもちゃを選んでみましょう。色々なおもちゃを買っていく内に、唯一無二のおもちゃに出会える可能性も高くなりますよ。

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