少し前から店頭等でも見かけるようになった、青いバッケージのキャットフード「BLUE(ブルー)」。今回はこの、ブルーバッファロー社が開発・販売しているブルーというキャットフードの内容や原材料に迫ってみたいと思います。

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ブルーバッファロー社の「ブルー(BLUE」というペットフード


最近見かけることが増えてきた「ブルーバッファロー」というペットフードメーカー。ネットの情報でも混在してますが、「ブルーバッファロー」社のペットフードが「ブルー(BLUE)」という製品のようです。少しややこしい?

どうやらブルーと呼ばれるペットフードは、ブルーバッファロー社が創られるきっかけとなった犬(エアデールテリア)のBLUE(ブルー)から来ているようですね。エアデールテリアのブルーは癌を患ってしまい、これがきっかけでペットの健康に関心を抱き、獣医師や動物栄養士と協力して作られたフードが「BLUE(ブルー)」という事のようです。

「100%満足保証」で気軽に試すことも

ブルーバッファロー社は、アメリカに本社を置くペットフードメーカーで、ドッグフードやキャットフードを開発・販売しています。

2016年前後位からちらほらと店頭でも見かける用になってきましたが、インパクトとして残っているのが「100%満足保証」という部分。サンプルを持たないフードメーカーのようで、ブルーが満足できなかった場合には全額をキャッシュバックするとのこと。

全額キャッシュバックの保証がついているので、ちょっと気になっているんだけど・・という方でも気軽に試すことが出来ますね。実際、サンプルなどの小袋を与えた際には、初めてのフードなので喜んで食べたりしますが、2〜3日経つと食べなくなる・・という猫も少なくありません。(犬もですが・・)

新しいフードは、1週間は食べ続けなければ様子も見えませんので、こうしたお試し期間が設けられるのは財布にも優しいですね。

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ブルーの体重管理用の原材料をチェック

ではブルーの体重管理用の原材料や内容はどのような感じか見てみましょう。

第一主原料には「骨抜き鶏肉」が配合されていますね。次にチキンミールも配合されているので、しっかりと動物性タンパクを摂取できる良質なキャットフードであります。

原材料に使用される肉類には「副産物(鶏副産物や家禽副産物など」を含まない良質な肉が使用されているので、健康被害などの心配もなく安心して愛猫に与えることが出来そうです。

【ブルーバッファロー 成猫用室内飼い 体重管理用 チキン&玄米レシピ】
骨抜き鶏肉、チキンミール、玄米、大麦、ニシンミール (オメガ-3脂肪酸源)、エンドウマメ、セルロースパウダー、オートミール、鶏脂 (混合トコフェロールにて酸化防止)、トマトポマス、チキンエキス、馬鈴薯、亜麻仁 (オメガ-3脂肪酸およびオメガ-6脂肪酸源)、馬鈴薯でんぷん、乾燥チコリ根、カラメル、アルファルファミール、クランベリー、サツマイモ、人参、ユッカ抽出物、パセリ、ケルプ、ブルーベリー、リンゴ、ほうれん草、ブラックベリー、ザクロ、カボチャ、大麦若葉、ターメリック、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、アミノ酸類 (DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン、L-リジン) 、ミネラル類 (塩化カリウム、炭酸カルシウム、食塩、亜鉛アミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、鉄アミノ酸キレート、硫酸銅、銅アミノ酸キレート、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム) 、ビタミン類 (塩化コリン、ニコチン酸、E、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、B1、ビオチン、A、B6、パントテン酸カルシウム、B2、D3、ベータカロテン、B12、葉酸)、酸化防止剤 (混合トコフェロール、ローズマリー抽出物)

また、最近では当たり前にもなってきましたが、「合成添加物」を使用しないキャットフードです。酸化防止剤として自然由来の混合トコフェロール、ローズマリー抽出物が使用されていますので、合成添加物による発がん性の心配や、アレルギーを引き起こす添加物の心配もありません。

体重管理用の成分について


体重管理用 チキン&玄米レシピの成分を見てみましょう。

【ブルーバッファロー 成猫用室内飼い 体重管理用 チキン&玄米レシピ 成分】
タンパク質:30%、脂質:9%、粗繊維:9%、灰分:8.5%、水分:10%、オメガ6脂肪酸:1.5%、オメガ3脂肪酸:0.3%、カロリー(100gあたり):約327Kcal

タンパク質は30%、脂質は9%、カロリーは327kcal/100gという内容。他のラインナップの「室内飼い サーモン&玄米レシピ」のタンパク質は32%、脂質は15%、カロリーは364Kcal/100gという内容ですので、グッとヘルシーな内容になっている事がわかります。

一般的なキャットフードで比較しても脂質が9%はヘルシーな内容。カロリーに関しても低カロリーなので肥満猫にも安心して与えられそうです。また、猫は多くのタンパク質を必要とする動物ですが、30%としっかりタンパク質も摂取できるので安心です。

キャットフードは動物性タンパク源の含有量が高くなるので、脂質やカロリーも高くなりがちですが、しっかりとヘルシーな内容のキャットフードになっていると言えるでしょう。

グレインフリー、グルテンフリーである意味とは

ブルーのキャットフードには近年多く見られる食物アレルギーに配慮して、アレルゲンとして挙げられる「小麦」や「トウモロコシ」「大豆」といった穀物類を含まないグルテンフリーのキャットフードです。

猫が穀物アレルギーを引き起こす要因は、一部の穀物類に含まれる「小麦グルテン」ですが、ブルーのキャットフード同様に、この小麦グルテンを含まない「グルテンフリー」のキャットフードも増えてはいます。

対して、穀物自体を一切含まないキャットフードは「グレインフリー」のキャットフードですが、どちらかというとグレインフリーのキャットフードのほうが近年は多く登場してきています。その理由には、猫の食性が関係しているためです。

グレインフリーのキャットフードがおすすめ

キャットフードにグレインフリー(穀物不使用)が増えている理由には、穀物自体が猫が消化しにくい食材であることが挙げられます。

本来は肉食動物である猫。そんな猫にとっては動物性タンパク源である肉が一番理想的な原材料であり、穀物は必要とはしていないのです。メーカーの考え方にもよるところですが、グレインフリーのキャットフードが増えてきているのは、こうした理由が大きいです。

穀物からも当然、栄養を摂取することは出来ますが、動物性タンパク源から摂取したほうがより消化によく、よりスムーズに栄養を吸収することができるため、時間をかけて消化・吸収する穀物よりも効率が良いのです。

ただし、コスト面においては動物性タンパク源の含有量が多いほうがコスト増とはなります。

クランベリーで尿路結石にも配慮

「クランベリー」は猫に多く見られる病気の一つ「下部尿路疾患」に対して有効な食材の一つで、アルカリ性に偏りがちな猫の尿のph値を酸性に保つ作用があります。

また、クランベリーに含まれる成分は、尿中での殺菌作用にも効果を発揮するので、下部尿路疾患を引き起こす感染症予防にも期待ができます。このように、クランベリーが配合されることで、尿路結石ができにくくなる効果がありそうです。

抗酸化作用のある「SUPER7」

クランベリーの他、「ほうれん草」「カボチャ」「ブルーベリー」「ざくろ」「ブラックベリー」「りんご」の7種を配合しているブルー。ブルーバッファロー社では、この7種の原材料を「SUPER7」として名付けており、天然素材で優れた抗酸化作用のある原材料として注目しています。

現に、クランベリーを始めとしたそれぞれの原材料にはたくさんのビタミンが含まれており、愛猫の健康維持にも効果の高いものであるでしょう。適度な食物繊維は、肉食の猫にとっても有効な原材料なので、愛猫の体調や毛艶・皮膚の健康などにも違いが出てくるかもしれません。

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ブルーの口コミをチェック


Amazonでのブルーの口コミを見てみると、食いつきが良いという口コミが多く見られました。

ロイヤルカナンからの切り替えやオリジンからの切り替えなど、他フードからの切り替えが多いように感じられましたが、問題なく切り替えられているようですね。

中にはあまり食べなかったという口コミも見られましたが、個体差はありますので仕方のないところでしょう。ただし、割合としては8割〜9割が食いつきが良かったという口コミになっていますので、偏食気味の猫にも期待ができるのではないでしょうか。

また、体重管理用の口コミでは太ることもなくという口コミも見られたので、しっかりと役割を果たしてくれるキャットフードでもありそうです。

ブルーの評価をチェック

ブルーの評価はAmazonでは5つ星のうち4.2という高評価でした。やはり口コミでもあったように、食いつきの良さが大きなポイントとなっているようです。

粒サイズとしてはやや小粒タイプと言えそうです。これまで大きめの粒を食べていた猫は、すこし食べにくい様子も見られるかもしれませんね。慣れではありますが、粒サイズが変わると食いつきが変わる猫もいますので、少し注意が必要かもしれません。

とはいえ、概ね評価としては高評価のキャットフードと言えますので、どんなキャットフードを与えたら良いかわからないという方にもおすすめできるキャットフードと言えそうです。

ラインナップも揃っていますので、愛猫に適したラインナップを与えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

第一主原料に肉が採用されている点、グレインフリーである点、豊富な食物繊維、合成添加物の不使用と、総合的に判断すると、ブルーは猫にとっても理想的なキャットフードと言えそうです。また、お試しで一袋試すことが出来るという点もおすすめしやすいポイントでもあります。

今食べているキャットフードの第一主原料に、穀類が配合されているものを与えているのであれば、こうした肉を主原料にしたキャットフードをぜひ一度試してみて欲しいところ。あとは食いつきによりますが、猫の健康を考えてみると、こうしたフードのほうが確実に健康には良いと思いますよ。

※内容は2017年2月時点での情報になります。原材料、商品名等の内容は変更している場合があります。

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