ペットとして飼育できる鳥には色々な種類がいますが、その中でも初心者の方にも飼育しやすく、飼いやすいのが「文鳥」です。個体差はありますが、丈夫な個体も多く、初心者の方やお子様でも飼育することが出来るでしょう。今回は、文鳥について解説します。

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人気の高い「文鳥」

たくさんの種類が流通している、ペットとして飼われている鳥たち。そんな日本の鳥の中でも有名なのが「文鳥」ではないでしょうか。この文鳥、日本ではおなじみとなっている鳥で、日本の鳥というイメージも強いですが、実は江戸時代に輸入されたことから始まったそう。その後、日本では昭和50年代に文鳥ブームが起きていたこともあるんです。

文鳥の人気は、かわいらしい姿と、日本家屋でも飼いやすいサイズであることが挙げられるでしょう。鳥かごも極端に大きなサイズでなくとも飼育することができ、また、鳴き声もそれほど大きくなく、マンション等でも気にすること無く飼育する事ができることから、老若男女問わず人気が高い鳥です。

美しい文鳥のカラー

文鳥のカラーバリエーションも美しく、また比較的安価で、色違いを手に入れるのも容易であることから、色々なカラーバリエーションを楽しむ飼い主さんもたくさんいます。

文鳥のカラーの中でも、最もポピュラーな「桜文鳥」や「白文鳥」は特に人気のカラーで、おおよそ2000円〜で手に入る事も多いでしょう。少し珍しいカラーでは「シナモン」や「シルバー」といったカラーが販売されています。価格は〜10,000円といったところです。

実は他にもカラーは存在するのですが、高価なうえ、販売されているのもあまり見かけることは無いでしょう。

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桜文鳥は初心者にも人気

文鳥が飼いやすい理由に、比較的丈夫である事も挙げられます。もちろん、ヒナ鳥は気を使って飼育する必要がありますが、成鳥になれば体も丈夫になり、非常に美しい姿に変化していきます。その中でも桜文鳥は、特に丈夫な個体が多い事で知られます。

もちろん個体差はありますので、全ての桜文鳥が丈夫という訳ではありませんが、他のカラーの文鳥と比較してみると圧倒的に桜文鳥が丈夫な個体が多いです。また、桜文鳥に次いでは、白文鳥が丈夫といえるでしょう。

このように桜文鳥や白文鳥が丈夫であることから、比較的飼育が難しいとされるヒナ鳥からの飼育も、初心者でもコツさえ掴めば問題なく成鳥へと育てることができるでしょう。せっかく鳥を飼うのなら、ヒナ鳥から大事に育ててみたいですよね。

文鳥のヒナ鳥の飼育に挑戦!

文鳥のヒナを飼育する際に大事なのは、「温度管理」と「挿し餌」です。鳥がヒナを育てる時には、親鳥が雛鳥の口の中に餌を入れる様子を見たことがあるでしょうか。あの親鳥と同じように、文鳥のヒナ鳥の口の中に餌を入れてあげるのです。

また、温度管理も重要な要素です。シナモン文鳥やシルバー文鳥は、温度管理が上手に行えないとすぐに弱ってしまったりしますが、その点、桜文鳥はたくましいかもしれません。30℃ほどの環境を整えてあげることができれば、そこまで神経質にならなくとも、元気に育ってくれる個体が多いです。

ヒナ鳥の挿し餌の仕方

はじめはおっかなびっくりで、なかなか難しいかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。「挿し餌セット」が販売されていますので、こうした道具を使って挿し餌を行いましょう。餌は「粟玉」です。この粟玉を人肌に暖めてふやかします。ふやかす理由には、ヒナ鳥が消化しやすいようにするためです。

挿し餌は1日4〜5回行う必要があります。小分けにするのが面倒といって、1度に一気に餌を与えてしまうと、ヒナ鳥の消化が追いつかなくなって消化不良を起こしてしまったり、餌を溜める「そ嚢」に異常をきたしてしまったりします。文鳥のヒナも、お腹いっぱいになってくると、たくさん口を開けて騒いでいたのに、次第に眠たくなるような様子を見せるので、だいたいの限度はわかると思います。

また、雛鳥の胸あたりにあるそ嚢も膨らんできますので、その中に餌が入っているのが確認できると思います。はじめは分量の目処がつかないかもしれませんが、すぐに慣れるので大丈夫ですよ。

挿し餌セットの棒で挿し餌を行う際は、あまり喉の奥まで突っ込まなくとも、ヒナ鳥の方から口に入れてきますので、ぐいぐい差し込まないようにしましょう。喉を傷つけてしまいます。口に棒が入ったら、やさしく餌を押し入れてあげましょう。

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コミュニケーションが大事

このようにして挿し餌を行う際には、自分の手の中で挿し餌を行うようにしましょう。文鳥も自然と飼い主さんに慣れてくれ、また、人の手に対して恐怖心がなくなります。ヒナ鳥からの飼育環境は非常に大事な要素です。この時期に怖い思いをしてしまうと、成鳥になってもなかなか恐怖心を拭うことが難しくなってしまいます。

また、ある程度文鳥が成長してくると、人間と同じように「反抗期」のようなものを迎える子も多いです。ヒナ鳥の時には手のひらで寝たりしていたのに、ちょっと大人になってくると、自分の好きなようにしたがります。こんな時も、ちょっと寂しいかもしれませんが、温かい目で見守ってあげましょう。

こうした時期も非常に大事な時期です。手を嫌がるからといって、あまり構わなくなってしまうと、そのまま成長していきますので、鳥が怯えたり嫌がったりしない程度にコミュニケーションを計るようにしましょう。

さいごに

文鳥の寿命はおおよそ7〜8年です。短いと感じるかもしれませんが、こうした間に色々な表情や、思い出を与えてくれるでしょう。成鳥から飼育しても、ちょっと時間は要しますが懐いてくれるのですが、やはり飼うのならばヒナ鳥から飼育してみたいと感じるでしょう。

桜文鳥・白文鳥は、前述の通り初心者の方でも飼育のし易い品種です。セキセイインコのヒナ鳥でも挿し餌をしてあげると慣れやすいのですが、文鳥のヒナ鳥を育ててみると、同じヒナ鳥でも文鳥の方が、より飼い主さんに親心が芽生えてくるでしょう。

小学生位のお子様でも飼育することはできますので、親御さんの監視のもと、生き物を育てるという大事な勉強をさせることにも向いているかと思います。中学・高校生辺りになるとお別れの時期が来てしまいますが、人生にとって大事な事を、最後まで文鳥が教えてくれることでしょう。

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