原材料である肉類は自社農場で飼育から加工まで手をかけ、穀物や野菜に関しては、無農薬・有機栽培されているものだけを使用するなど、安全性にこだわって作られているボッシュのドッグフード。今回はボッシュのドッグフードについて詳しく調べてみましょう。

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ボッシュとは


ボッシュのドッグフードの原材料は、全て100%オーガニックの素材を使用しており、「ISO9001:2000品質保証システム」「HACCP食品危害衛生管理システム」「IFS食品安全規格システム」の3つの厳しい国際審査の基準を通ったドイツのボッシュ自社工場で、徹底した管理の下で作られています。

使用されている原材料は、自社の農場で飼育されている家畜を使用し、穀物や野菜に関しても、ドイツ農林省シュトウットガルト行政委員会の認証を受けた無農薬・有機栽培の作物しか使用しないという徹底ぶりです。

原材料である肉類について

ボッシュのドッグフードで使用されている肉に関しては、自社の独占農場で健康的に自然飼育された安全な肉のみを使用しています。「副産物」や「病死の肉」、「屠殺肉」や「抗生物質などを使用した肉」、「化学薬品を使用した加工肉」等の粗悪肉は一切使用されていません。

また、ボッシュのドッグフードには、通常では消費者に嫌がられる「肉粉」が配合されています。肉粉は生肉や乾燥肉と違って、粗悪な肉までも一緒に砕かれて混ざっている可能性があるためです。しかし、ボッシュのドッグフードは、加工された粉末パウダー等を他の会社から購入して製造せず、全て自社の工場で製造を行っています。

つまり、ボッシュのドッグフードは、飼育から加工まで全て安全性にこだわって作られていますので、「ヒューマングレード(人間でも食べられる肉)」のレベルの原材料を使用しているということでしょう。

全ての原材料においての安全性

ボッシュのドッグフードで使用されている穀物や野菜に関しては、ボッシュ社が独占契約している農家で「無農薬・有機栽培」されており、ドイツ農林省シュトウットガルト行政委員会の認証を受けた穀物と野菜のみを使用しています。

そのため、「農薬を使った作物」や「腐敗防止剤を使用した作物」、「大豆蛋白質」や「遺伝子組み換え作物」等は一切使用していません。

ドッグフードの原材料はパッケージに記載されていても、実際にどういった作物が使われているかまではわかりません。ボッシュのように、安全性を追求したドッグフードは、こうして原材料のこまかな生産状態についても把握できますので、安心して愛犬に与えることができるでしょう。

合成添加物を使用しないドッグフード

また、ボッシュのドッグフードは、「合成保存料」や「合成着色料」、「BHA(ブチルヒドロキシアニソール)」や「BHT(ブチルヒドロキシトルエン)」、「エトキシン」や「ソルビン酸カリウム」等の酸化防止剤を使用せず、天然由来成分の「トコフェロール」等でフードを酸化するのを防いでいます。

ボッシュのドッグフードは良質な肉を原材料として使用しているため、原材料そのものの味や香りが良いです。そのため、安価なドッグフードのように食い付きを良くするためにフードに廃油を吹き付けたり、フレーバーで香り付けをしたり、嗜好性促進剤などの誘惑物質等は使用していません。

こうした人工添加物は愛犬の身体にも良い影響を与えるものではありませんので、飼い主さんとしてもできるだけ避けたいところです。

ヒューマングレードの原材料


ボッシュのドッグフードに使用されている原材料については、「ヒューマングレード」のレベルの肉を使用し、ドイツの農林省で認証を受けた穀物と野菜しか使われておりません。また、製造だけでなく、輸送や商品管理に関しても他社では見られない程の徹底ぶりと言えるでしょう。

しかし、ただ一つ、原材料には、アレルギーを引き起こしやすいと言われる「米」や「コーン」「きび」等が使用されておりますので、「穀物アレルギー」を抱えている愛犬には向いておりません。

また、ボッシュの中には、アレルギー対応のドッグフードもあるようですが、米とラム肉が使用されています。近年では、ラム肉にアレルギー反応を起こす子も多いようなので、十分に検討した方が良いかもしれませんね。

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ボッシュの豊富な種類

フードのラインナップに関しては豊富なラインナップが揃っており、より愛犬に適したラインナップを与えることができるでしょう。

「ハイプレミアム」シリーズには子犬用の「パピー」、成犬用の「アダルト」、高齢犬用の「シニア」、肥満犬用の「ライト」と大きく分けれらていて、さらに小粒・通常粒と分けられています。

このほか、高齢犬にもおすすめなソフトタイプの粒、小麦グルテンを排除したグルテンフリーのドッグフードもありますので、愛犬の状態に適したドッグフードを選ぶことが出来ます。

特にプレミアムフードとなるとソフトタイプのドッグフードはあまり見かけませんので、ボッシュのソフトタイプのドッグフード「ハイプレミアム ソフト+鴨&ポテト グルテンフリー」は柔らかいドッグフードを探している方にもおすすめです。

シニアにはハイプレミアム ミニシニアドッグフード

ボッシュのラインナップには高齢犬用となるシニアシリーズもありますが、特に噛む力が弱くなった犬や、歯の弱い犬にもおすすめな「ハイプレミアム ソフト+鴨&ポテト グルテンフリー」も高齢犬にもおすすめです。

安価なドッグフードではソフトタイプのドッグフードが多く見られますが、その多くは人工添加物が多く使用されており、愛犬の健康にも悪影響が及ぶような成分を配合しているものが多いです。

残念ながらソフトタイプのドッグフードは、保存にも難しく、特に肉を主原料としているのでドライタイプよりも技術が難しいものです。そのため、人工添加物を使って作られているものが多いのですが、ボッシュのソフトタイプはこうした人工添加物も使用しないドッグフードですので、安心して与えることが出来ます。

ソフトタイプの成分を見てみましょう

では具体的に、「ハイプレミアム ソフト+鴨&ポテト グルテンフリー」の原材料と成分を確認してみましょう。

【ハイプレミアム ソフト+鴨&ポテト グルテンフリー 原材料】
新鮮な鴨肉(60%以上)、ジャガイモデンプン、ジャガイモタンパク質、エンドウ豆(ドライ)、加水分解タンパク質(鴨)*2、第二リン酸カルシウム、酵母(ドライ・βグルカン)、オオバコの種、セルロース繊維、グルコサミン、コンドロイチン、チコリパウダー(0.2%)、ユッカ(ドライ)

【ハイプレミアム ソフト+鴨&ポテト グルテンフリー 成分】
粗タンパク質:22%、脂質:13.5%、粗灰分:4.7%、粗繊維:2.5%、水分:18%、エネルギー(100gあたり)/約339kcal

ソフトタイプでありながら、動物性タンパク源を60%以上使用しており、良質な高タンパクを摂取できるドッグフードとなっています。また、人工添加物も一切使用していません。

成分に関してもタンパク質は22%とシニア犬にもおすすめの量で、水分も一般的なドライフードでは10%程ですが、ソフトタイプなので18%と多くの水分を含むドッグフードとなっています。

シニア犬にもおすすめですが、食欲の落ちている犬や夏バテ気味の犬にも、水分量が多いのでおすすめのドッグフードと言えるでしょう。ただし、成長期の犬には、与え続けると顎の力も成長しないので、成長期の犬はドライフードのほうがおすすめです。

輸送と定温管理の徹底


ボッシュのドッグフードは製造過程だけでなく、輸送や商品管理に関しても徹底的に行っており、ドイツの工場から作られたフードは、保冷コンテナで10~18℃という一定の温度を保った状態で日本へ輸送されます。

日本へ到着した後は検疫を受け、専用の倉庫で7台のエアーコンプレッサを使用して、20℃以下の定温で管理しています。また、万が一の電気トラブルに備えて、発電機も常備しています。

ボッシュの商品に関して、これだけ徹底的に輸送や管理が行われている理由は、化学薬品や合成保存料等が使用されていないため、どうしても腐りやすくなってしまうからです。そのため、ボッシュのフード販売に関しても、一定の温度管理が行われないような店頭での販売は一切行われていません。

さいごに

愛犬がアレルギー等の問題を抱えてないのであれば、ボッシュのドッグフードは、良質な肉や穀物、野菜を使用していますし、さらには愛犬の毛並みや皮膚の状態を良くする「亜麻仁」、腸内環境を整える「酵母」、免疫力アップに欠かせないビタミンやミネラル等が配合されています。

ボッシュのドッグフードを愛犬に食べさせてみたいと思っていた方は、ぜひ一度試してみる価値があるのではないでしょうか。

※内容は2017年1月時点での情報になります。商品の名称や原材料等の内容は変更している場合があります。

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