ネットで「フードディスペンサー」と検索すると、おしゃれなフードディスペンサーがたくさんヒットしますが、そのほとんどがZEVROと言うメーカーの製品だったりします。今回はフードディスペンサーの利便性について解説していきたいと思います。

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「ZEVRO(ゼブロ)」のフードディスペンサー


かわいい愛猫の食べるキャットフード。時には便利に、時にはおしゃれに収納しておきたいと考えたことはありませんか?そんな飼い主さんのために、便利にキャットフードを収納できる色々な「フードディスペンサー」が登場してきています。そして、ほとんどのフードディスペンサーが「ZEVRO(ゼブロ)」というメーカーの製品でもあります。
フードディスペンサーで検索すると必ずと行っていいほどヒットする「ZEVRO(ゼブロ)」のフードディスペンサー。他にもフードディスペンサーはありますが、ZEVROのフードディスペンサーが人気すぎて、検索しても、その殆どがZEVROのフードディスペンサーだったりします。

「ZEVRO(ゼブロ)」とはどんな会社?

ZEVROはアメリカに本社を置くメーカーで、ペット用のフードディスペンサーも開発・販売していますが、キッチン用のオシャレ系雑貨等もたくさん開発・販売しているメーカーです。
ZEVROの商品が人気の理由となっているのが、カフェなどでも使われそうなシンプルなデザインです。日本のペットユーザーのみならず、多くの方々の間でも大人気となっています。
アメリカのZEVROのホームページを見てみると、たくさんのフードディスペンサーがありますが、日本国内でもほぼ全てのシリーズを買うことができます。安いものでは2,000円台から、高いものでは高機能なもので数万円するものも並びます。

機能面も人気の理由

ZEVROのフードディスペンサーが人気なのは、そのデザイン性だけではなく、フードディスペンサーとしての機能面でも人気を集める理由となっています。まず特筆すべきは、毎回の給餌の際に、袋から計量してフードを与えなくても良くなるという点です。
イメージとしては、おもちゃなどが入っている「ガチャガチャ」のようなレバーを回すだけで、毎回同じ量のフードが落とせるという点です。毎回同じグラムで落とされるので、計量する必要もなく、毎回のカップでの計測の必要もなくなります。
毎回の計量が面倒!という方にもおすすめな理由がこういった点になります。フードディスペンサーといっても、キャットフード以外にもシリアルなどをいれておくことも可能なので、お子様がシリアルを食べる際にも、袋から大量にこぼしながら入れるといったこともなく、レバーを楽しみながら回してシリアルを入れることが出来るということです。

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給餌量を把握しておきましょう


愛猫の給餌量は正確に把握しているでしょうか。高機能なフードディスペンサーは適量を計算することなく給餌することができますが、そもそもの給餌量をしっかりと把握しておかなければなりません。
愛猫の給餌量を把握することは、愛猫の体重を正確にしる必要があるため、必然的に愛猫の体重管理、健康管理を行うことも可能となります。健康管理はフードディスペンサーに頼るわけにはいきませんので、飼い主さんがしっかりと管理しましょう。
キャットフードのパッケージには、だいたいが1kg単位で給餌量を表記していますが、愛猫の体重は日々前後しています。こまめに体重を管理することで、極端な体重の増減に気がつくことができ、ちょっとした異変が起きている際にもすぐに気がつくことが出来るでしょう。

酸化防止にも効果アリ

フードディスペンサーは毎回の給餌が楽になるだけでなく、キャットフードを入れておく場所は気密性もありますので、極端な酸化も軽減することができます。フードディスペンサーの中に除湿剤などをいれておけば、より酸化防止にも繋がります。
毎回袋を開けてキャットフードを与えていると、どうしても空気に触れる回数も増えてしまいますよね。フードディスペンサーであれば、毎回袋を開けることも無く、また、カップで計測する必要もなく取り出すことができるので、キャットフードが空気に触れる回数も大幅に減らすことができます。

疑問の残る酸化防止剤の使用

キャットフードは空気に触れることで酸化が進み始めます。この酸化するという状態は、キャットフードの品質を低下させるだけでなく、逆に猫の体にも悪影響を及ぼすまでになります。
また、キャットフードの酸化をできるだけ防ぐために、安価なキャットフード等には化学的な添加物で酸化を抑える「酸化防止剤」が使用されている場合もあります。しかし、この化学的な酸化防止剤には発がん性が認められる物もあり、現在では安価なキャットフード以外では見かけることも徐々になくなってきました。
このように猫のガンを誘発するような化学的な添加物の代わりに取り入れられているのが、自然由来のビタミンE(トコフェロール)等です。近年での一般的なキャットフードは、科学的な酸化防止剤の代わりに、この自然由来のビタミンEを利用しているのがほとんどです。

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酸化がもたらす愛猫への害とは?


キャットフードの酸化は、いわば肉が腐ってしまったような状態になります。そのため、旨味や風味も落ちるだけでなく、キャットフードに含まれる脂肪分等が害のある物質に変化し、ガンの要因となったり動脈硬化を招いたりしてしまうのです。
酸化を抑えるためには、出来る限り空気に晒さないこと、約1ヶ月内で1袋を食べ切れるサイズのキャットフードを購入すること、賞味期限切れのキャットフードは封を開けていなくても与えないことが重要です。
こうした点を踏まえてみても、やはりフードディスペンサーは有効的な収納ケースであると言えます。少しでもフードの酸化を抑えるため、ぜひとも取り入れていきたいアイテムの一つです。

まとめ

キャットフードの収納方法にも色々な方法がありますが、フードディスペンサーを利用するというのも良い方法の一つではあります。ただし、フードディスペンサーに入れて安心せず、なるべく日の当たらない場所に置くなどの配慮も必要になります。特に夏場は湿気で蒸れてしまうこともありますので、フードディスペンサーの中にいれておくのも1週間分などに分けるほうが良いかもしれませんね。
とはいえ、便利グッズではありますので、気になる方はぜひ一度利用してみてもよいかもしれませんよ!
※内容は2017年2月時点での情報になります。メーカー名等の内容は変更している場合があります。

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