子犬の時は幼犬用のドッグフードを食べさせている方が多いと思いますが、成犬用のフードに変える時のタイミングや、フードの切り替え方とはどのようにしたら良いのでしょう。今回は、幼犬フードから成犬フードに変える時の注意などを説明していきましょう。

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幼犬用ドッグフードから成犬用ドッグフードへ

愛犬を子犬から迎えた場合、幼犬用のドッグフードを与えている方が多いと思いますが、いつまでも幼犬用のドッグフードを与えて良いわけではありません。幼犬用のドッグフードは、カロリーや栄養素が高いものが多く、そのまま与え続けていると肥満になることがあるため、子犬の成長が止まる頃に、成犬用のドッグフードに切り替える必要があります。

それでは、成犬用のドッグフードに切り替えるタイミングはいつ頃が良いのでしょうか。

成犬用ドッグフードへ切り替えるタイミング

成犬用ドッグフードへの切り替えのタイミングは、愛犬の骨格や犬種の大きさなどの個体差によっても変わりますが、子犬の体重の増加があまり見られなくなった頃に切り替えるのが良いと言われています。目安としては、小型犬で生後7ヶ月~10ヶ月、中型犬で生後10ヶ月~1歳半、大型犬で生後1歳半~2歳くらいに成犬用のドッグフードに切り替えるのが良いでしょう。

また、去勢手術や避妊手術を行った子に関しては、ホルモンバランスが変化することで体内の代謝が落ち、肥満になりやすくなると言われていますので、去勢手術や避妊手術を受けていない子に比べると、早めに成犬用のドッグフードに切り替える必要があります。

ドッグフードの切り替え方

では、幼犬用ドッグフードから成犬用ドッグフードへ、何の前触れもなくいきなり切り替えても良いのでしょうか。答えは「NO」です。突然ドッグフードを変えても何の問題がない子もいるかしれませんが、急に今までと違うドッグフードを与えると、ドッグフードに入っている何らかの成分が愛犬の体に合わず、下痢や嘔吐を引き起こす子もいます。また、今まで与えていた栄養成分(タンパク質や脂肪、食物繊維など)が異なることで、新しいフードに順応しようと腸内細菌が活発に働き、身体に負担がかかってしまい、体調不良に陥ることもあります。

幼犬用ドッグフードから成犬用ドッグフードへの切り替えは、先述した理由から、今まで与えていたドッグフードのメーカーを変えず、そのまま成犬用に移行した方が安心でしょう。違うメーカーのドッグフードでは、栄養成分が大きく異なるため、愛犬が慣れずに食べなかったり、下痢や嘔吐を引き起こすことがあるためです。

まず、今まで与えていたドッグフードの量を2割くらい減らし、新しいドッグフードを2割混ぜて与えます。この方法で3~5日与えた後、特に下痢や嘔吐や体調不良などの症状が見られない場合は、今までのドッグフードを5割減らして、新しいドッグフード5割混ぜます。その後も、今までのフードを8割減らして、新しいフードを8割混ぜます。このように2週間~1ヶ月くらいかけて徐々に切り替えていきましょう。

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ドッグフードの切り替えの勘違い

以前に、まだ生後4ヶ月に満たないヨークシャ・テリアの子犬を連れた飼い主さんに、何のドッグフードを食べさせているのか聞いたところ、すでに成犬用のドッグフードを食べさせていると聞いたことがあります。理由を聞くと、「大きくなって欲しくないから」と言われました。その子犬は毛吹きは悪く、骨格は小さいというよりもガリガリに痩せていたのです。

犬の骨格というものは、確かに幼少期の栄養状態によっても変わってくると思いますが、明らかに4kgくらいになりそうなヨークシャ・テリアを2kgに維持させたいということは、飼い主さんの身勝手な考え方ではないでしょうか。人間も背の高い人もいれば、低い人もいます。大きくなりたくないからと、食事をセーブしても、生まれ持った骨格というものがありますから、小さくなるわけではありません。

これは、犬も同じことです。子犬は、本来、成長期に急速に成長するため、成犬の2倍の栄養分が必要になると言われており、この時期に栄養が不足してしまうと、骨や筋肉の形成が不十分になり、骨折しやすかったり、免疫力が低いため、病気にかかりやすくなることもあります。そのため、小型犬の場合は早くても生後6ヶ月を過ぎるまで、大型犬は1歳半を過ぎるまでは子犬用のドッグフードが必要なのです。

その後、そのヨークシャ・テリアの飼い主さんには、まだしばらくの間は子犬用のドッグフードを与えてもらうように話をしましが、このような勘違いをされている飼い主さんが、もしかしたら他にもいるのかなと不安になりました。確かに肥満は万病の元と言われていますが、子犬の場合は話は別です。子犬にとっての脂肪は、筋肉に変える大事な役割を果たしますので、子犬にとって必要な適量を与えるようにしましょう。

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