色々なケージがあって迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。ケージ選びは、飼育の仕方や管理のしやすさで選択すると良いのですが、それぞれどのようなポイントに注意したら良いのでしょうか。今回はうさぎのケージについて解説します。

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うさぎのケージについて


うさぎの「小屋」とも呼ぶ「ケージ」。うさぎが生活をする場となるわけですが、ケージ選びにも様々な工夫や、色々なタイプのケージが存在します。うさぎを飼育するにあたって、押さえておきたいポイントや、知っておいたほうがよいポイントがありますので、たかがケージと侮らず、しっかりとケージについて考えてみましょう。

まずポイントとなるのが「ケージの大きさ」です。一般的な物では60cm位のケージから、大きいものでは90cm程のケージもあります。恐らく、うさぎにとっては大きければ大きいほど嬉しいとは思いますが、飼ったばかりの子うさぎにとっては、そう広いスペースは必要としていないかもしれません。

ケージ選びは慎重に

子うさぎを連れてくる際に、ペットショップ等で一緒にうさぎ用ケージも購入するかと思います。最近では、狭い部屋にも対応できるような小さなケージもありますが、迎え入れるうさぎの種類によっては、わずか半年も経たない内に手狭なスペースになってしまうこともあります。

一般的なサイズのケージは、「ネザーランドドワーフ」などには対応していますが、「ロップイヤー」種によっては、大人になってから狭くなってしまう場合がほとんどです。

うさぎを自宅で飼育する際には、基本的にケージ内で飼育するのがメインとなるかと思いますので、ストレスがたまらないよう、今後のことも考えて手狭なケージは避けたいところ。そのため、ロップイヤー種のうさぎを迎え入れた場合には、ゆくゆくの事を考えて、大きめのケージを選択肢に入れても良いかもしれません。

子供のうさぎに必要なのは隠れる場所

初めて連れてきた子うさぎにとって大事なのは、部屋の広さではなく「隠れられる場所」が必要になります。といっても、社交的なうさぎであればはじめから愛想をふる子もいれば、ずっと狭い空間から出てこない子など、その性格も様々なため、その子に合った部屋の作り方をする必要があるのです。

しかし、連れてきたばかりの子供のうさぎは、目では見えていないだけで緊張している状態が続いているはずです。そのため、暗がりや隠れられる場所を作ってあげると、落ち着ける場所になるでしょう。

性格も様々ですが、1ヶ月程度はこうした隠れられる場所を作ると、小うさぎの体調も崩れる心配が無いでしょう。ストレスが続くと体調を崩してしまうので注意が必要です。

ケージ内の「家具」を考えましょう

ケージに何も入っていない状態では広く感じるかもしれませんが、ケージの中には「トイレ」や「牧草入れ」「水飲みスペース」「おもちゃ」といった物を入れる必要があります。そして、前項でも触れたとおり、神経質・シャイな性格の子うさぎには、小さな隠れられるような小屋や藁で出来たトンネル等を置いてあげましょう。

このように、うさぎの部屋を作成する際には、様々なスペースが必要になるのです。こうしたことを加味しながら、子うさぎを迎え入れる際にはゆくゆくの生活環境も考えて、ケージ選びも慎重に行う必要があります。

「トイレ」が意外と大きいです


これは実際に連れてきてからでないとわかりませんが、中にはなかなか「トイレ」を覚えてくれない子もいるんです。こういううさぎのために、通常サイズの倍近くあるトイレが販売されており、なかなか苦戦する子には最適なトイレとなるでしょう。

しかし、こうしたトイレを設置してしまうと、通常サイズのケージであれば、けっこうなスペースを必要としてしまうため、アダルトのうさぎにとっては少々手狭な部屋になってしまうでしょう。大きいケージであればそれに越したことはありませんが、こういったパターンもあるんだなという程度に、知っておいても良いかもしれません。

ケージの「床」にも気を使いましょう

うさぎは跳びはねるように移動する動物です。野生下では土の上や草の上を行き来していますが、ペットとして飼育していると、比較的固い地面を移動することとなります。そのため、足腰に負担がかかり、シニア期になるとより症状も悪化、運動能力の低下を招きかねないのです。

うさぎのケージには、プラスチックのすのこや、木のすのこが備え付けられていますが、あまりに行動的なうさぎには、少し負荷がかかってしまうかもしれません。

プラスチックのすのこは足元も滑りやすく、木のすのこは少し固い物も多いので、できるだけ「わら」や「牧草」をマット代わりに敷き詰めてあげるようにし、足腰に負担をかけないような工夫も必要になります。

寝る時はタオルなどをかけてあげましょう

夜、飼い主さんが寝る際には、うさぎが落ち着いて寝られるよう、ケージの上にタオルなどをかけて暗くしてあげましょう。また、タオルを掛けることで保温の効果も生まれますので、冬場は特に有効な方法となります。

こうして暗くしてあげることで、うさぎも「タオルをかけられたら寝る」というサイクルが生まれますので、しつけの一環としても最適となります。

稀に少々暴れん坊のうさぎになると、タオルを咬んで引き込んでしまう場合もあります。この場合には、タオルを掛けるのをやめましょう。タオルの繊維を沢山飲み込んでしまうと消化不良になり、体調不良の原因となってしまいます。別のもので代用するか、プラスチックなどを当ててからタオルを掛けるようにしましょう。

クリアカバーがあると便利

うさぎの中には、牧草を外にだすのが好きな子や、前項でも触れたようにケージの外側にあるものをなんでも咬んでしまい、引き込んでしまう子などもいます。また、おしっこをトイレ以外の場所に飛ばしてしまう子など、性格によってもケージ内の過ごし方はそれぞれ。

そんな汚し好きなうさぎには、ケージの外側に設置できるクリアカバーがおすすめです。後方と左右をクリアカバーで覆うことができますので、ケージ内は汚れても、ケージの外側までは汚さなくても済むようになります。

ケージの種類によっては専用のクリアカバーがあったり、場合によってはクリアカバーがない場合もありますが、ホームセンターなどでもクリアカバーに代用できるものはありますので、自作してみるのも良いでしょう。

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掃除のしやすさもポイントに

色々とご紹介しましたが、そこまで大きな品種でなければ通常サイズのケージで飼育することが可能です。逆を言えば、大きなケージになればなるほど、掃除もその分大変にはなりますので、毎日の掃除で細かい部分も掃除が出来る方でなければ、不向きかもしれません。

うさぎ用のけーじで90cmサイズのケージですと、ほとんどのシリーズが引き出し付きのケージとなり、掃除も非常に簡単に行うことが出来ます。一方、大きいケージになってくると、柵の部分をまるごと取り外し、トレー部分を丸洗いしなければならないようなケージもあります。

丸洗いするのは衛生的にも非常に良いので、可能であればケージまるごと洗ってしまうのが理想的ではありますが、毎日の作業と考えると少々大変ではあります。ケージの仕組みや掃除のしやすさも、ケージ選びのポイントに入れておきましょう。

ケージの掃除の仕方は?

では具体的に、ケージを掃除する時にはどのようなやり方が理想的でしょうか。

まず、引き出し付きのけーじであれば、引き出し部分にペットシーツ、もしくは新聞紙などを敷いておきましょう。そのままの状態でも問題はありませんが、尿石がこびりついてしまったり、衛生上にもあまり良いとは言えません。

ケージ内は糞を取り除き、トイレは尿が固まっている部分だけを掃除しましょう。トイレ砂をまるごと変えてしまうと、臭いが取れてしまい、おしっこの場所が定まらなくなる恐れがあります。

また、藁を敷いている場合には、一度取り出し、しっかりと糞や牧草のカスなどを取り除いてから再設置するようにします。うさぎ自身の汚し方によっても掃除方法は変わりますが、だいたいはこのような方法で掃除すると良いでしょう。

「大は小を兼ねる」ではありません。


はじめに大きなケージで飼育していて、後から通常サイズで飼育するというパターンだけはやめましょう。人間も同じですが、大きな世界から小さな世界に閉じ込められると、ストレスがひどく溜まってしまいます。

こうしたパターンが一番、うさぎの精神を傷つけてしまいますので、「90cmのケージは大きくて管理が不安」と感じた方は、迷いなく通常のサイズを選ぶようにしましょう。

そして、部屋は狭い分、いつもきめた時間にケージの外に出してあげるだけでも、ストレスは軽減されますので、うさぎにとっては外は散歩するところ、ケージはレストランといった感じに考えてくれるものです。初めから背伸びせず、管理のし易いケージサイズを選択するようにしましょう。

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