高齢犬でも譲渡犬でも大丈夫！今から備えるペット保険について

近年では保健所などから譲渡されて犬を飼うという事も増えてきています。しかし、年齢や誕生日、犬種もわからない状態でペット保険に加入することは出来るのでしょうか。今回は高齢になった時のペット保険について解説していきます。

ペット保険の加入するタイミング

ペット保険、気にはなっていたけど入らずじまいで、愛犬もすでに10歳を迎えている・・・そんな飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。ペット保険は、ペットショップなどで愛犬を迎え入れる際に一緒に契約出来るものや、ネットなどで自分で加入出来るものなど、様々なペット保険が存在します。

しかし、いつかいつかとのんびり構えているうちに、新規加入の年齢も過ぎてしまい、気がつけば病気になってしまった・・・なんてことも少なくありません。これでは、ペット保険の内容がいくら良くても、加入年齢を過ぎてしまっていては入りたかった保険にも加入することができません。

また、最近では保健所や保護施設から犬を受け入れて、ペット保険に加入したいという場合も増えてきているように感じます。こうした施設に居た犬たちは高齢である場合も多く、また、正確な誕生日がわからない場合も多いでしょう。そんな場合にはペット保険に加入することは出来ないのでしょうか。

新規加入できる年齢制限に注意

ペット保険も人間の保険同様に、新規加入できる年齢に制限があるものなのです。ペット保険の最大手と言える「アニコム損害保険」を例に上げると、新規加入できる年齢は7歳11ヶ月まで。これから高齢期に差し掛かる辺りで新規加入は締め切られます。簡単にリストアップしてみると、

・「アニコム損害保険株式会社」7歳11ヶ月まで
・「げんきナンバーわん Slim」満7歳まで
・「アクサダイレクト」満8歳まで
・「株式会社エフ・ピー・シー」8歳11ヶ月
・「プリズムコール（日本アニマル倶楽部株式会社）」満9歳まで
・「PS保険」満9歳まで

と、各社10歳を迎える前に締め切る保険会社も少なくありません。もちろん、今回あげる保険会社が全てではありませんが、上記に挙げられる保険会社は10歳前に加入を締め切る代わりに、保険内容や価格などにもこだわっている物もあります。

各社ともに得意・不得意とするサービスがありますので、良い・悪いの判断は新規加入の年齢だけでは判断できませんので、あくまでも高齢での保険加入という観点で判断して下さい。

10歳以降でも保険加入は可能？

では、10歳を越えても加入できる保険会社を紹介していきたいと思います。下記にあげたのが新規加入の年齢が10歳以上でも加入できるペット保険となります。この中では「アイペット損害保険株式会社」が有名ですが、通信業者の「au」が展開しているペット保険なんかもあります。

・「あんしんペット保険」10歳11ヶ月まで
・「ガーデン少額短期保険」満10歳まで
・「イーペット少額短期保険」満10歳まで
・「au損保ペットの保険」満10歳まで
・「アイペット損害保険株式会社」12歳11ヶ月まで
・「ペッツベスト少額短期保険株式会社」16歳11ヶ月まで

多くが10歳までで、「ペッツベスト少額短期保険」では16歳11ヶ月という驚きの加入条件もありますね。新規加入が10歳であっても、中には保険会社指定の動物病院で健康診断を行う必要があったり、それまでに発症した病気や怪我等は保証の対象外となる場合もありますので、検討する際には細かく内容を確認するようにしましょう。

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