モルモットを飼育するにあたって、様々なモルモット用品が販売されています。どれも飼育する時に役立つものばかりですが、最低限抑えておきたいモルモット用品があります。今回はそんなモルモット用品について解説していきたいと思います。

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必要最低限、ケージは用意しましょう

ペットショップ等ではたくさんのモルモット用品が販売されています。モルモットを飼育するにあたって最低限必要となるものが、モルモットの家となる「ケージ」です。

モルモットは神経質な生き物なので、犬のように家の中で「はなし飼い」するというわけにはいきません。無理ではありませんが、モルモットが安心できる場所を作ってあげたほうが、よりストレス無く生活ができるため、ケージはあったほうが良いですし、飼いやすいです。

ケージ内は、モルモットが隠れられるような小屋などを設置してあげるようにし、床面は敷き藁を敷くか、すのこを敷いてあげるなどして、足腰に影響を与えてしまうような固い床面は避けるようにしましょう。

モルモットにトイレは必要か

モルモットはトイレを覚えることが苦手です。そのため、ケージ内にトイレを設置しても良いですが、おそらく意図とするようには行かないでしょう。思い切ってトイレを設置するのを諦めて、モルモットがより動きやすいようにスペースを確保してあげたほうがよいかもしれませんよ?

スペースができると、モルモットは自分で安心できる場所を作ります。大抵はその場所か、食事を食べる場所で排泄を行うので、そのあたりの掃除をしっかりと行うようにすると、だいたいは決まった場所で排泄してくれるようになります。

とはいえ、きまぐれに排泄する場合も多いので、ケージ内の掃除はこまめに行うようにしましょう。

ケージ内の「小屋」もスタイルによって

モルモットの憩いの場となる、ケージ内に配置する「小屋」ですが、木のタイプや藁のタイプなど、色々な小屋が販売されています。どれが良いという訳ではありませんが、飼い主さんのスタイルによっても変わってくるところでしょう。

木のタイプの小屋は、丈夫でかじり木としても活用出来る面がメリットと言えますが、こまめに掃除してあげなければ、不衛生な環境になりかねないところがデメリットとなります。木の小屋の中や、小屋の上で排泄する場合もありますので、こうした場合にはしっかりと水洗いし、しっかりと乾燥させる必要があります。

藁の小屋のメリットは、気軽に交換できるコストに優れた面と言えます。デメリットとしては、すぐに破壊されてしまう弱さもありますので、壊して楽しむ性格をしたモルモットには向いていないかもしれません。すぐに壊したりする性格でなければ、藁の小屋がよいかもしれませんよ。

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ビタミンCは常備しておきましょう

体内でビタミンCを生成できないモルモット。フード等にもビタミンC配合が当たり前になってはいますが、念のため、おやつやサプリメントでビタミンCを摂取できるような状態に常にしておきましょう。

フードだけではビタミンCを十分に摂取出来ない場合も考えられますので、錠剤のビタミンCをフードに混ぜてみたり、果物などのおやつからビタミンCを摂取できるようにしておくと、より安心でしょう。

秋〜冬にかけてはヒーターを設置しましょう

モルモットは寒暖差に弱い動物で、10℃をきったり30℃を越えるような環境下で飼育するのは避けましょう。モルモットの適温は、約18℃〜25℃程度です。これくらいの温度を常に保つようにしましょう。

季節の変わり目には、温度も急激に変わる場合もあります。こういった時に備えて、ケージ内に敷くことのできるヒーターはとても重宝します。モルモットが寒いと感じたら、自発的に移動してヒーターの上に移動してくれますので、モルモットの体調管理や温度管理もしやすくなります。

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おもちゃは必要か

モルモットは、うさぎよりもおもちゃで遊ぶという事はありません。が、かじり木等をいれておくと、齧る個体はいますので、モルモットの性格をよく見て、遊ぶようであれば入れてあげても良いかもしれません。

全然遊ばないのにおもちゃを置いておくと、かえって邪魔になってしまいますので、必要ないようであれば、与えなくても良いかもしれません。

尿石除去剤

モルモットのケージ掃除に活躍するのが「尿石除去剤」と呼ばれるものです。こまめに掃除を行っていても、どうしてもこびりついてしまうモルモットの尿汚れ。乾燥していくことで白く石灰化していってしまい、白くこびりついてしまいます。

尿石除去剤はこうした尿汚れを溶かして浮かせる商品で、たまに行う大掃除の際に大活躍するアイテムですので、余裕があれば抑えておきたいモルモット用品です。

まとめ

モルモットを飼育するにあたり、あまり細々とケージ内に設置する必要は無いかもしれません。代わりに、おいしい牧草や敷牧草などにこだわってみたほうが良いかもしれません。
モルモットが常に美味しく牧草を食べることができ、快適に水飲みやご飯を食べることができれば、あとは飼い主さんとのコミュニケーションがあれば問題ありません。甘えん坊なモルモットなので、しっかりとモルモットから飼い主さんが確認できるようにケージを配置してあげてくださいね。

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