猫がペットの一員となるのが当たり前になり、自宅で利用する猫用品もたくさん増えてきました。そこで今回は、猫が利用するハウス用品にスポットを当てて、ぜひとも揃えておきたいハウス用品を紹介して行きたいと思います。

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猫の本能を呼び覚ますクッション

猫が子猫の時、母猫のお乳を飲むために母猫のお腹をふみふみする仕草を見たことがありますか?非常にかわいいその仕草は、Youtubeなどでも人気の高い動画ですが、そんなかわいい仕草を、自宅でも見られるんです。

ほどよくやわからいこのクッションは、まるで母猫のおなかのような質感で、愛猫もついついクッションをモミモミしてしまいます。また、こういった行動はリラックス効果も得られるので、ぜひ取り入れたいアイテムの一つです。

猫には欠かせないアイテム「爪とぎ」


野生の猫は木で爪を研いだりすることで、爪の伸びすぎを防いでいますが、ペットとして飼われている猫はどうでしょうか。日頃から爪を出す機会も少ないため、爪切りなどのケアをしてあげなければ、猫の爪は伸びっぱなしになってしまい、生活に支障をきたしてしまいます。

これを予防するのが、爪切りと「爪とぎ」です。猫は家の中の色々な部分で爪を研ごうとしてしまいます。そのため、壁がボロボロになったり、柱がどんどん削れてしまったり・・こうした事態になる前に、猫が爪を研ぎそうだなと思うところに爪とぎを置いておきましょう。

爪とぎ用品を気に入ると、今度はその用品で爪とぎを行おうとしますので、部屋が傷つけられる心配も大きく軽減するでしょう。また、最近ではおしゃれな爪とぎや、おもしろおかしい爪とぎなど、インテリアの事も考えられた爪とぎがたくさん販売されています。猫を飼う際には、ぜひ取り入れておきたいアイテムの一つです。

運動不足の解消に「キャットタワー」

猫はキャットタワーを使って昇り降りすることで、運動不足を解消できるだけでなく、動き回ることでストレス解消にも役立っています。そんなキャットタワーも、最近ではインテリアに置くことを意識した、家具と一体になるようなデザインのキャットタワーも多く販売されています。

部屋に置くものなので、できるだけおしゃれなデザインのものが良いと思いますが、年齢や性格によっては、全く合わないキャットタワーも存在しますので、まずはしっかりと猫に合ったキャットタワーを選ぶようにしましょう。

また、キャットタワーを選ぶ際には、事前に部屋のどの場所に設置するのかを決めておき、天井までの高さや奥行き、設置できる空間の幅などを事前に測っておくようにしましょう。

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小〜中サイズのタワーは子猫や活発でない猫向き


キャットタワーには大きく分けると3つのタイプがあります。

中でも最も小さなキャットタワーは段数も1段しかないようなタイプのキャットタワーです。サイズも小さく、部屋が狭い場合でも問題なく設置しておくことができるでしょう。

また、小さいキャットタワーは主に子猫や、老猫におすすめとなるキャットタワーです。成猫ですとキャットタワーというよりかは、ただの爪とぎになってしまうかもしれませんので、成猫にキャットタワーを与えるのであれば、小さいサイズは選択肢に入れないほうが良いかもしれません。

次に大きいのが、3段〜5段ほどになったキャットタワーです。高さ的には大人の腰〜胸位までの高さとなります。バランス的にはギリギリなところですので、肥満気味の猫や活発な猫には少々不向きかもしれません。

大きなキャットタワーは成猫向き

最も大きいキャットタワーが、天井に固定させるタイプのキャットタワーです。

天井に穴を開けるわけではなく、突っ張り棒の要領で天井に固定するタイプがこのキャットタワーの特徴となりますが、段数も最低でも5段以上になっているでしょう。

こうした高いキャットタワーは活発な猫はもちろん、成猫全般に向いているキャットタワーになっています。また、だいたいのキャットタワーには、小さな部屋が付いています。狭い所に潜ったり、落ち着ける場所が必要な猫は、こうしてキャットタワーを利用して、リラックスできる空間として使うようにもなるでしょう。

キャットタワーは最低でも1つくらいは置いておきたいもの。日頃から運動不足になっている猫に運動を促すためにも、ぜひとも取り入れていきたいアイテムです。

猫トイレはフード付き?フードなし?

猫は自宅で飼育できるペットで、もちろん排泄も自宅でできるので、散歩などにいかないでも済みます。こうした点も、ペットとして飼うには犬に比べると気軽かもしれませんね。

猫の飼育頭数が増加しているのも、こうしてマンションなどでも飼育できるのが大きいのではと言われていますが、猫のトイレはどんなタイプを利用しようとしていますか?

猫のトイレにも「フード付き」「フードなし」の大きく分けて2タイプが存在します。どちらもメリット・デメリットがありますが、猫の好みも分かれる所。また、飼育環境や猫トイレを設置する場所によってもどちらが最適か変わってきます。

猫も慣れてくれば、どちらのタイプのトイレも使えるようになりますが、それぞれの特徴について見てみましょう。

臭いと掃除の仕方がポイントに

【フード付き】
フード付きの猫トイレのメリットは、何と言っても臭いが軽減されるという事が挙げられます。また、猫砂が周りに散らばる心配もありませんので、居間等に置いていても気になりません。

デメリットを挙げれば、掃除をする時には少々やりにくい点と、トイレ自体が大きいので、狭い部屋に置くには向いていないかもしれません。また、フードなしのトイレに比べると、若干値段も高くなります。

【フードなし】
フードなし猫トイレのメリットは、なんといっても手軽さ・扱いやすさでしょうか。掃除をするにも楽に行なえ、トイレの汚れの状態がすぐに把握出来ます。

デメリットとなるのは、猫砂が周りに散らばってしまう点と、臭いがダイレクトに拡がってしまうことです。そのため、トイレの置き場所が限られてきますね。

いずれの猫トイレも一長一短ですが、より生活スタイルに合ったものを選ぶようにし、こまめに掃除を行うようにしましょう。

猫砂にも種類があります

猫トイレが決まったら、今度は猫砂を選びましょう。猫砂にもいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。

「シリカ系」と呼ばれる猫砂は、臭いや水分の吸収力が高いので、どうしても臭いが気になるという飼い主さんにはおすすめかも知れません。

「鉱物系」と呼ばれる猫砂は、細かい砂利のような猫砂で、尿や糞を固める効果が高く、掃除がしやすいですが、粉っぽかったりそこらに猫砂が散らばりやすいので、こまめに掃除できる飼い主さん向きです。

「紙系」や「木系」の猫砂は、掃除もしやすく、トイレにそのまま流せるタイプのものが多いので、後片付けも簡単ですが、猫砂自体が軽いため、トイレの外に散らばりやすいです。

このほか、猫が口にしても安心な「おから系」の猫砂なども人気ですが、好みは使ってみなければわからないというのが正直なところ。色々と試してみるのが一番です。

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1週間掃除知らずなシステムトイレ


数年前に登場して、新しい猫トイレのスタイルとなってきているのが「システムトイレ」と呼ばれる猫トイレです。

システムトイレの特徴としては、数日掃除しなくても臭わないといったトイレや、臭いがしないトイレなど、各社それぞれに特徴があります。

システムトイレの仕組みは、一番下に厚手のペットシーツやマットが敷かれており、その上の層にはすのこ、さらに「シリカ系」の猫砂のタイプやチップが敷かれている形で、糞だけ処理すれば、1週間掃除をしなくても臭いも気にならず清潔に保つことが出来るというものです。

デメリットとしてはややコストも高くなりますが、毎日の掃除を考えると時短にはなるかもしれません。専用のトイレや猫砂を利用する必要もありますので、途中で普通の猫砂を利用しようとしても、少々勝手が悪いというのもデメリットかもしれません。

水飲みも、常に新鮮な水が良いですね

水を与える際にも、お皿に入れておいたり、給水ボトルで水を飲んだりと、おそらく子猫からの習慣で与えていると思います。おすすめなのが、電動の水飲み器です。電動といっても、水を入れておく必要がありますが、この水が常に循環され、フィルターを通していくので、常にろ過されたきれいな水を与えることが出来るのです。

また、このように常に循環している水は、汲み置きの水と比較すると、温度が下がりにくいという事が特徴に挙げられます。そのため、夏場などの暑い日には、常に新鮮で冷たい水が飲むことが出来るのです。

定期的にフィルターを交換する必要がありますが、毛やほこりが入った水を飲ませることを考えると、こういった商品は猫の体にもよい商品です。初めは音が気になって怖がる猫もいるようですが、最近のはより静音設計になってきているので、一度試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

本当にたくさんの種類がある猫のハウス用品。今回挙げた商品は、最低限抑えておきたい商品ばかりなので、新たに猫を迎え入れた時の参考にしてみてくださいね。実際の所、猫も使ってみないと、しっかりと使ってくれるかわかりませんが、そこは猫のツンデレでかわいいところ。ちょっと損をしてしまいますが、かわいい愛猫のために、色々試してみてくださいね!

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