今回は、2016年の日本人に人気犬種ランキング、第1位から第10位まで紹介させて頂きましょう。好きな犬種も人によっては好みが違うとは思いますが、どちらかと言うと、小型犬や超小型犬が圧倒的人気があるようです。

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第1位 トイ・プードル

トイ・プードルは、ペット人気ランキングでは、7年間連続1位に輝き、その人気は今も衰えることはありません。

「トイ・プードル=芸達者」と言われる程、トイ・プードルは物覚えも早く、賢いので躾も楽ちんです。頭が良いというよりも、人間の心を読む能力がずば抜けて長けていると言っても過言ではないでしょう。長く連れ添っていれば、ツーカーの仲になりますよ。

また、毛が抜けにくいため、動物アレルギーをお持ちの方でも比較的飼育しやすい犬種で、臭いもあまり気になりません。トリミングでは、可愛いテディベアカットなど、色んなカットも楽しめます。

第2位 チワワ

チワワと言えば、世界最小の超小型犬です。体が小さく、大きい目はいつもウルウルしていて、誰もが「守ってあげたい!」という気持ちを抱くのではないでしょうか。

チワワは、とにかく体が小さいため、飼い主さんは、色んな面であまり負担がかからないという利点があります。例えば、大型犬や中型犬に比べると、食費や病院代などの飼育費用は少なくて済みます。また、運動量も少ないので、毎日の散歩の必要性もありません。さらに、飼育スペースもあまり取られることもなく、小さい部屋での飼育も可能です。定期的なトリミングも必要ありません。

しかし、臆病な性格で、見知らぬ人に対して警戒心を持ち、吠えてしまう子もいますが、基本的には飼い主さんに対して忠実で愛情深い性格の持ち主です。

第3位 MIX犬

ミニチュア・ダックスxチワワで「チワックス」、アメリカン・コッカーxトイ・プードルで「コッカプー」、シーズーxポメラニアンで「シーポメ」、パピヨンxキャバリアで「パピキャバ」など、様々な犬種を掛け合わせた犬種です。

見た目も性格も、同じものがいないという、世界でたった1匹のMIX犬。同じ犬種で掛け合わせられても、同じ犬が産まれるとは限りません。「大きくなったら、どんな子になるんだろう」と、とても楽しみですよね。

MIX犬は、純血種に比べると、賢く頑丈であると言われています。しかし、MIX犬が流行し始めた頃、体に負担がかかりそうなゴールデン・レトリバーxミニチュア・ダックスや、全く毛質が異なる柴犬xトイ・プードルなど、何でもむやみに交配されていたこともあり、健康面で様々な問題を抱える子も増えたのも事実です。

第4位 柴犬

やっぱり日本人は素朴で親しみやすい風貌の日本犬が好きですよね。柴犬は、天然記念物に指定された6犬種の中で一番小さい犬種であり、今は海外でも人気があるようです。

知らない人には警戒心を持つ柴犬ですが、一度信頼した飼い主さんにはとても愛情深く、忠実な性格を持ち合わせた、日本犬ならではの性質を持ちます。自分にしか甘えた顔を見せないというところも柴犬の魅力なのでしょうね。

第5位 ミニチュア・ダックス

胴長短足でヨチヨチ歩く姿が可愛いミニチュア・ダックス。性格は好奇心旺盛で明るく、友好的で他のワンちゃんとも仲良くできます。

しかし、胴長短足という体型からヘルニアの病気を持つ子も多いため、飼育する際はフローリングではなくカーペットやラグを敷くこと、ベッドやソファから飛び降りることはさせないなどの注意が必要になります。
また、古くから狩猟犬であった性質を持つためか、吠え癖が付きやすく、吠え声も大きい犬種でもあるため、幼少期からの躾が肝心です。

第6位 ポメラニアン

コロンとした体型でフワフワの毛で覆われたポメラニアンは、今も昔も老若男女に愛される人気の犬種です。好奇心旺盛で明るい性格を持ち、友好的でもあるので、他のペットとの多頭飼いにも向いています。また、自立心が強いところもありますので、留守番も比較的上手にできます。

しかし、以前ポメラニアンが流行した時代、ポメラニアンの無理な繁殖が繰り返されたことがあり、その結果、膝のお皿が外れやすくなるなど、関節の病気を抱えて産まれてくる子も多かったようです。先述したダックスのように、床にはカーペットやラグを敷くこと、ベッドやソファから飛び降りることをさせないなどの配慮が必要です。

第7位 ヨークシャー・テリア

小柄な体型ながらもエネルギッシュで活発な性格のヨークシャーテリアは、「ヨーキー」という愛称で親しまれており、警戒心もありますので、番犬にも適しています。また、比較的運動量も少ないので、定期的な散歩は必要ないでしょう。抜け毛も少ないので、部屋が汚れるということもありません。

しかし、元々狩猟犬として飼育されていた時代もあるためか、負けん気が強いところもあるため、幼少期から甘やかし過ぎないという躾が必要になります。

第8位 ミニチュア・シュナウザー

おじいちゃんのような口ヒゲが特徴のミニチュア・シュナウザーは、とても利口で賢く、飼い主さんの目をきちんと見て話を聞き、理解しようとするところがあります。少し頑固なところもありますが、友好的で多頭飼いにも向いており、シュナウザー同士で多頭飼いをされてる方が多いのも特徴の一つでしょう。

また、体は丈夫で体力もあるので、毎日の散歩は欠かせません。飼い主さんの健康のためにも良い散歩仲間になるのではないでしょうか。

第9位 シーズー

初めて犬を飼育される方にお勧めしたい犬種No1の犬種でしょう。ほとんど無駄吠えがないので、集合住宅にも向いており、毛も抜けにくいので部屋が汚れることもありません。
穏やかで明るい性格のシーズーは、他の人やペットにも友好的に接します。また、年配の方の歩調に合わせて散歩ができる優しい性格を持ちます。

しかし、鼻が短い「短吻種」であるシーズーは、体の構造的に呼吸器の機能が弱く、麻酔を行う場合は若干リスクが高くなるので配慮が必要です。また、暑さに弱いため、熱中症になりやすく、気圧の変化にも敏感なので、飛行機に乗ることを断られることもあります。

第10位 マルチーズ

ペットの歴史上最も古いマルチーズは、「抱っこ犬」としても知られており、膝の上で撫でられるのが大好きです。また、遊び好きで活発な性格を持つので、子供から年配の方まで楽しく飼育できる犬種です。

少し神経質なところもあり、見知らぬ人や犬に向かって吠えることもあったり、甘やかし過ぎるとワガママになることもありますので、幼少期からの躾が必要になるでしょう。

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