愛猫のシャンプーを行う際に、こだわりたいのが利用するシャンプーの種類ですね。猫はシャンプーを嫌い、シャンプーすること自体を行わない飼い主さんも多いですが、猫用シャンプーにも様々な種類が揃っているんです。

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猫用シャンプーを選ぶ時のポイント


猫は濡れることを嫌がり、シャンプーをしないという飼い主さんも多いですね。しかしながら、猫のシャンプーを行うことで換毛期のムダ毛のケアや、長毛種の皮膚ケア、皮膚の弱い猫に対してのケアなど、猫のシャンプーを行うにも、ふわふわにしたりキレイにするといった目的以外にもメリットはたくさんあるのです。

そんな中で迷ってしまうのがシャンプーの種類です。猫用は犬用シャンプーに比べると少ないラインナップではありますが、近年では猫用シャンプーにも様々な種類が登場してきています。

中にはとても良い匂いになるシャンプーもあるのですが、一番に大事にしたいのは「香り」や「価格」ではなく、愛猫の皮膚に合ったものを選ぶということです。

安全な猫用シャンプーを選びましょう

シャンプーの原材料も色々で、比較的価格の安いシャンプーに関しては化学的な成分をたくさん使っている物が多いように感じます。しかし、これでは良い匂いでも猫の体に害が及ばないとはいえないでしょう。

猫のシャンプーを選ぶ時の最低限のポイントとしては、猫の皮膚に刺激が少なく、猫が舐めても害のないようなシャンプーを選ぶべきでしょう。

科学的な成分を含むシャンプーは泡立ちもよく、汚れも落ちる製品が多いですが、同時に猫の皮膚にも少なからず影響を与えてしまうものです。最近では自然素材の成分で作られたシャンプーも多く、泡立ちも思うほど悪くはないシャンプーも多いので、愛猫の皮膚ケアを考え、こうしたシャンプーを選ぶのも一つの選択と言えるでしょう。

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猫用シャンプーの値段と品質

猫のシャンプーを選ぶ際、香りや素材にも気を使いたいですが、やはり気になるところとしては価格の面ではないでしょうか。

化学成分で作られたシャンプーはコストも安いため、販売価格もかなり安く取り扱われているものがほとんどです。一方、先に説明したような自然素材で作られているシャンプーはコストが高いため、販売価格も高めであることが言えます。

安いシャンプーと高いシャンプーとでは、価格差も5倍〜10倍近くなるものも珍しくはありません。安いシャンプーですとわずか数百円で購入出来るものもありますが、高いシャンプーは2,000円〜3,000円のものもあります。

高ければ良いというわけではありませんが、できる限り内容をしっかりと確認し、品質的にも安全と感じられたものを使うようにしましょう。

洗い流さないシャンプーが便利

愛猫のシャンプーを試みたけど、なかなか上手にシャンプーすることができないと悩んでいる飼い主さんも少なくはありません。そんな場合におすすめなのが、ドライシャンプーです。

中でも売れ筋なのが「A.P.D.C」のキャットフォーミングシャンプー。もちろん天然成分で作られた、猫にも安心のドライシャンプーで、ブラッシングをしながら同時にシャンプーもできるという製品です。

また、ブラッシングも難しい場合は、タオルに染み込ませて軽く拭き取るようにするだけでも効果あり。シャンプーが嫌いな猫でも、しっかりと被毛の汚れを除去してくれます。

ドライシャンプーは水がいらないシャンプーなので、シャンプー嫌いな猫はもちろん、怪我をしてしまって洗えない場合や、老猫にもおすすめのシャンプーですので、一つ持っていると重宝しますよ。

人気もあり、無難な選択肢でもある「ZOIC(ゾイック)」のシャンプー


多くのペットサロンでも利用されているのが「ZOIC(ゾイック)」や「ラファンシーズ」です。この2ブランドに共通するのが低刺激の「弱酸性」であること、仕上がりが良いことという点でしょう。このひとつ、ゾイックのシャンプーには「キャッツシャンプー」と、洗い流さないでシャンプーのできる「ドライシャンプー」が揃います。

ゾイックの「キャッツシャンプー」は、浴槽などに入れてシャンプーすることができる猫向けのシャンプーになりますが、ドライシャンプーは洗い流す必要がありませんので、シャンプー嫌いの猫でも簡単にシャンプーをすることができます。

ドライシャンプーの利点は洗い流す必要が無いだけでなく、乾きやすい「速乾性」も兼ね備えているので、老猫や介護の必要な猫、子猫にも利用がしやすいシャンプーでもあります。また、外などに出して脚が汚れている場合のお手入れとしても利用し易い製品でもあります。

低刺激であること、子猫から老猫まで猫の品種・年齢を選ばないこと、液体シャンプー・ドライシャンプーも揃っている事から、愛猫のシャンプー選びに迷ったら、まずはゾイックを試してみるというのも良いと思います。

仕上がりに期待!大人気の「ラファンシーズ」

ペット用のシャンプーで大人気の「ラファンシーズ」。ラファンシーズのシャンプーの特徴となるのが「仕上がりの良さ」です。弱酸性であること、猫にも害がないシャンプーというのは大前提で、仕上がりの良さも人気であることから、ラファンシーズを使ってみたいという方も多いのでは?

またラファンシーズでは、仕上がり後のスタイルによっても利用するべきシャンプーが変わり、また猫種によっても組み合わせが変わってきます。ラファンシーズでは犬用も猫用も兼用になり、毛質の種類や仕上がりのイメージによってシャンプーを選択するというタイプの製品ラインナップになります。

例えば、アメリカンショートヘアーであれば、しっとりサラサラな被毛に仕上げる「NK−18」&「NK-33」の組み合わせであったり、ノルウェージャン・フォレスト・キャットであれば静電気を押さえ、キメの細かい毛ぶきに仕上げる「NK-12」&「NK-22」の組み合わせといったように、仕上がりも猫種によって変わるという考え方です。

特にノルウェージャン・フォレスト・キャットやメイン・クーンなどの長毛種の猫には、ラファンシーズのようなシャンプーにこだわりたい!という飼い主さんも多いのではないでしょうか。長毛種でなくとも、その仕上がりに満足すること間違いなしでしょう。

皮膚トラブルや、他のシャンプーが合わない場合には「ノルバサンシャンプー0.5」がおすすめ

皮膚が乾燥しすぎてフケが多い場合や、油っぽい皮膚で汚れやすいといった皮膚にトラブルを抱えている愛猫におすすめなのが「ノルバサンシャンプー0.5」です。

ノルバサンシャンプー0.5は、皮膚の洗浄や殺菌効果、消臭にも効果のある「酢酸クロルヘキシジン」を主原料とした薬用シャンプーで、皮膚にトラブルを抱えている愛猫にも効果の期待できるシャンプーです。

また、低刺激性のシャンプーなので、皮膚が敏感な猫や、アレルギーを持つ猫にも利用し易いシャンプーでもあります。

動物病院でも紹介される事もあるシャンプーでもありますが、「医薬部外品」ですので市販で購入することができる薬用シャンプーとなっています。愛猫が皮膚にトラブルを抱えているかな?と感じた時に頼りたいシャンプーの一つです。

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薬用シャンプーは内容をしっかりと確認


こうした薬用シャンプーは、皮膚が痒くてかきむしってしまい、怪我をしてしまっているという場合には、まずは傷を治してから使用する必要があります。

ノルバサンシャンプー0.5に関しては皮膚を穏やかにケアし、使い続けることでニオイのもととなるカビ等の繁殖を防ぐといった効果もありますので、他のシャンプーがどうも合わない・・といった場合にも、一度利用してみる価値のあるシャンプーでもあります。

薬用シャンプーの中には痒みを鎮めるだけのものもありますが、一時的な効果は見込めますが、再び皮膚トラブルが発生してしまっては、愛猫の悩みもなかなか軽減できません。使用後も菌を繁殖させないようにするシャンプーというのは少なめではありますので、しっかりと内容を確認してから薬用シャンプーを購入するようにしましょう。

タオルドライは必須です

猫のシャンプーは洗って終わりではありません。しっかりと被毛を乾かさなければ、猫が風邪を引いてしまったり、逆に菌が繁殖してしまう要因を作り出してしまう事になりかねません。

濡れたままの状態は、皮膚も蒸れてしまい、皮膚の弱い子はすぐに皮膚トラブルを招いてしまいます。シャンプーをした後はしっかりとタオルで水分を拭き取るようにし、ドライヤーで被毛をしっかりと乾燥させなければなりません。

実はこのドライヤーが一番の難関という飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、乾燥させるのはシャンプーの中でも重要なポイントです。特に冬場は濡れたままですと体も冷やしてしまいますので、免疫力の低下も否めません。最後までしっかりと乾かし、健康な皮膚・被毛を維持させるようにしましょう。

※内容は2017年4月時点での情報になります。原材料、商品名等の内容は変更している場合があります。

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