ヒューマングレードの食材を使用したドッグフード、「アーテミス」について

「アーテミス」のドッグフードをご存じでしょうか。最近では、大手のショッピングセンターやペットショップでも販売されており、棚に並べられているのをよく目にします。今回は、「アーテミス」のドッグフードについて調べてみましょう。

世界的に定評のあるアーテミスの製品とは

アメリカの有名な愛犬家向け雑誌、「The Whole Dog Journal」では、最高級品質と讃え続けられている「アーテミス」のドッグフード。このように、犬の食の基準が日本よりも厳しいアメリカからアーテミスが絶賛されているのは、アーテミス製品で使用されている原材料に関しては、私たち人間が食べられるような、「ヒューマングレード」の新鮮食材のみを使用しているからではないでしょうか。

アーテミスのドッグフードは、犬にとって栄養にならないような副産物や「4Dミール（Dead死んだ、Dying死にかけの、Diseased病気の、Disabledケガをした家畜の肉のこと）」などは使用しないことや、人工添加物を使用せず、天然由来の添加物を配合することで、愛犬により安心な食事を提供することができます。

では、原材料にこだわりのあるアーテミスの製品について、もう少し掘り下げて見てみましょう。

3種類のアーテミス製品

アーテミス製品には、大きく分けて3つの種類のドッグフードがあります。まず、一番知られているのが、独自の加工法で調理することにより、素材が持つ必要な栄養素を最大限に活かした「フレッシュミックス」。次ぎに、豊富な栄養成分と免疫力アップに役立つ、アガリクス茸とEF-2001乳酸菌を配合した「アガリクスシリーズ」。

そして、「オソピュア　グレインフリー」は、アレルギーを起こしやすいと言われる白米や小麦、トウモロコシだけでなく、米や麦類などの穀物を一切使用していないドッグフードです。

こだわった原材料を使用したフレッシュミックスとは

フレッシュミックスは、私たち人間でも食べられるヒューマングレードの食材を使用しているのはもちろんのこと、BHAやBHT、着色料など、発がん性が疑われるような人工添加物は一切配合しないことの他に、犬にとって消化に悪く、アレルギーを起こしやすいような、トウモロコシや小麦、大豆なども使用せず、炭水化物源には、栄養価が高く、消化に優れている米や玄米、大麦を使用しています。

また、鶏やターキー、魚やラム、ダックなど、複数の良質な動物性タンパク質を配合することで、相互補完作用によって、アミノ酸を効率良く摂取することができます。

また、このように複数のタンパク質源を摂取することで、アレルギー反応を起こしにくくします。どうしても単一のタンパク質だけを長期間に渡って摂取していると、将来的にそのタンパク質源にアレルギーを起こしてしまう可能性があるのです。

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十分な栄養素を摂取できるフレッシュミックスの工夫とは

この他にも、皮膚や被毛を美しく保つため、オメガ3とオメガ6をバランス良く配合していたり、腸内環境を整える乳酸菌や、脳の働きを活性化させるDHAやEPA、骨や関節の保護に役立つコンドロイチンやグルコサミンを配合するなど、フレッシュミックスは、愛犬にとって必要な栄養素を十分に摂取することができます。

さらには、抗酸化物質を多く含むトマトリコピンやブルーベリー、グリーンティエキスや大麦エキスを配合することで、アレルギーや皮膚疾患、ガンの発症の原因となるような活性酵素を抑制する働きが期待できます。

フレッシュミックスでは、このような栄養成分を余すことなく摂取するため、独自の製法で調理しています。それは、通常では多くのフードメーカーでは、熱に弱いビタミンやミネラル、消化酵素を高温高圧で調理しているため、ほとんどのその栄養分を失ってしまいます。

しかし、アーテミスでは、このように熱に弱い成分をペレット状に調理した後、常温まで冷ましてから栄養分を浸透させて加工することで、より確実に栄養分を体内に吸収させることができるのです。

フレッシュミックスのラインナップとは

フレッシュミックスのラインナップは、幼犬用には、食べやすい小粒の「スモールブリードパピー」、成犬用には、小粒の「スモールブリードアダルト」や「アダルトドッグ」、体重をコントロールするため、低カロリーの「ウェイトマージメントアダルトドッグ」や、高齢犬用にグルコサミンやコンドロイチンが配合されている「ウェイトマージメント＆スモールシニアドッグ」があります。

アーテミスフレッシュミックスの評判は？

アーテミスのフレッシュミックスは上記のように、非常にバランスの取れた内容で、高品質なドッグフードとなっていますが、評判としてはどうなのでしょうか。

アマゾンでフレッシュミックスの「スモールブリードアダルト」調べたところ、45件の口コミのうち星4つと高い評価を得ており、うち星5つの評価は60％という結果に。評判としては高い評価と言えるでしょう。

口コミの内容としては毛並みの改善や食付きが良かったという内容、最も目立つのはコストパフォーマンスに関しての内容が多く見られました。

悪い評価としては口付きが悪かった、吐いたという内容の2件でしたが、合う・合わないは必ずありますので、全体的に見ると食いつきの良いドッグフードであると判断できます。

アーテミスのアガリクスシリーズについて

犬が本来持っている免疫力や自己治癒力を考慮し、アガリクスや乳酸菌を配合したドッグフード、「アガリクス」。免疫力を上げたり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を予防したり、抗がん作用があるなど、アガリクス茸の効果は広く知られています。

さらには、アガリクス茸には、βグルカンを多く含み、体内の老廃物を吸着して排出するなどの働きがある他、ビタミン・ミネラルや酵素など、多くの栄養素が含まれています。

また、世界的にも高く評価されている最高乳酸菌である「エンテロコッカスフェカリスEF-2001」を配合することで、腸内環境を整えるのに役立ちます。腸内環境の改善・維持は健康な体を作るのにも欠かせないものですので、とくに高齢犬にもおすすめの内容と言えるでしょう。

アガリクスのラインナップについて

アガリクスのラインナップには、アガリクスやEF2001の他、骨や関節を保護するグルコサミンとコンドロイチン、美しい毛艶を作るサーモンオイルを配合している「アガリクスI/S」や「アガリクスI/S小粒」、アガリクスやEF2001、グルコサミンやコンドロイチンの他、アミノ酸やビタミン・ミネラルが豊富なプラセンタエキスを配合した「アガリクスI/Sヘルシーウェイト小粒」があります。

基本ベースとなる内容はアガリクス茸が配合されており、犬の免疫力の向上や食生活からの健康維持を目指したラインナップとなっています。3種の違いは簡単に説明すると「小粒」「中粒」「高齢犬・肥満犬用」と分けられます。

また、アガリクスI/SとアガリクスI/S小粒に関しては、全犬種・全年齢対応のドッグフードとなっていますので、愛犬の年齢に問わず与えることが出来るドッグフードとなっています。

アーテミスアガリクスの評判は？

フレッシュミックス同様、アーテミスアガリクスの評判をアマゾンで確認してみましょう。

アガリクスI/S小粒の評価を確認したところ、平均では星4つと高評価、うち星5つは55％と高い評価を得ています。良い評価の口コミを確認したところ、涙やけや毛艶の改善、食いつきの良さといった口コミが多かったです。

星3つの口コミでは毛並みの良さやコストパフォーマンスの良さといったほうかもある反面、与えてからすぐに食べなくなった、毛が抜けてきたといった口コミもあることから、合う合わないはどうしてもありそうです。

一方、悪い評価としては食いつきの悪さ、吐きの2コメントのみ。フレッシュミックスに続いて同じような口コミでしたので、いたずらの可能性もありますが、いずれにしても悪い口コミは少ないようですので、評判としては高評価という判断が出来そうです。

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オソピュア　グレインフリー

先述したように、アレルギーの原因となりやすい米類や麦類などの穀物を一切使用していない「オソピュア　グレインフリー」。本来穀物は、アレルギーを起こしやすいだけでなく、消化が苦手な犬にとってあまり必要な食材ではないと考えられています。

そこで、オソピュアではこのような穀物を使用せず、肉類などのタンパク質に重点を置き、なおかつ、ビタミンB1やカルシウム、カリウムなど豊富な栄養素を含む、ガンバンゾー（ひよこ豆）をタンパク源として使用しています。

オソピュアのランナップは、ビタミンB1やB2、不飽和脂肪酸を多く含むダックを使用した「ダック＆ガルバンゾー」、吸収性が高く、アレルギーを起こしにくいサーモンを使用した「サーモン＆ガルバンゾー」や「サーモン＆ガルバンゾー小粒」、低脂肪・低コレステロールで知られるバイソンを使用した「バイソン＆ガルバンゾー」の他、穀物不使用の缶詰などもあります。