ドッグフードやおやつなど、ダイエットしたい犬にとってカロリーオーバーになる食べ物で溢れているので、思うように犬もダイエットが出来ないのではないでしょうか。そこで注目したいのが野菜です。

犬のダイエットに野菜はどのような効果を与えるのでしょうか。そこで今回は犬のダイエットと、野菜の関係について解説していきたいと思います。

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犬も野菜でダイエット?


人間でもダイエットを行なう際に、まず注目するのが「野菜」をたくさん摂取することや、運動を行うことですよね。これは犬のダイエットにも同じことが言え、日頃から食べているドッグフードに野菜をトッピングしてみたり、おやつとして野菜を与えることでダイエット効果を与えることが出来ます。

もちろん、野菜を与えるだけではダイエットの効果は薄いので運動を行うことは何よりも大事になりますが、運動をするには丈夫な体と適切な栄養管理は必要不可欠。そんな栄養管理に欠かせないのが、この野菜でもあります。

とはいえ、犬は本来肉食寄りの雑食性の動物。主食として欠かせないのは「肉」を始めとした動物性タンパク源となります。ダイエットとして野菜を取り入れる前に、まずは犬の栄養バランスについて理解しておく必要があります。

犬の栄養バランスについて

近年の犬が主に主食としているのがドッグフード。メーカーによっても栄養のバランスは様々ですが、犬の祖先であるオオカミたちは6割を動物性タンパク質、4割を植物成分という割合が理想と考えられています。

犬も狼の血を引くので、当然こうした割合が理想と考えられていますが、近年のペットとして飼われている犬たちと、野生に生きる動物たちとでは消費カロリーも大きく変わってきます。そのため、ペットとして飼われる犬たちはこうした栄養バランス以外にも、1日の消費カロリーについて考える必要もあります。

運動量によっては肉6:野菜4の割合では肥満を引き起こしてしまう場合も。また、多くのドッグフードには「穀物」が使用されていますが、犬は穀物を消化するのを苦手としているだけでなく、消化するのにも時間がかかるため、消化不良の原因になる場合もあります。

グレインフリーを選ぶのもひとつ

アレルギーに配慮した「グレインフリー(穀物不使用)」のドッグフードがたくさん登場してきていますが、グレインフリーは何もアレルギー対策のためだけではありません。

穀物から摂取できる炭水化物は肥満の原因になることはご存知の通りだと思いますが、前述の通り、犬は穀物を上手に消化することができません。この原理を逆手に取ると、穀物類は腹持ちが良いということになりますが、運動量の少ない犬はさらに肥満を引き起こすことになるのです。

犬のダイエットを考えているのであれば、まずは主食となるドッグフードをグレインフリーのものに変えてみるのも一つの方法となります。また、同じ穀物類でも「グルテン」を含まない「グルテンフリー」のドッグフードもダイエットにおすすめです。まずは主食を変えて、ダイエットに備えてみましょう。

ダイエットにおすすめの野菜とは?


主食であるドッグフードを変えてみるのもおすすめですが、野菜の中でも「さつまいも」はダイエットにも最適な食材です。

さつまいもは豊富な食物繊維を含むだけでなく、主食にも変えられるほどに栄養満点の食材で、しっかりとカロリーも摂取できる野菜です。食物繊維が豊富なだけに、与えすぎると下痢になってしまったり、便の状態が常に柔らかくなってしまう場合もありますので、少量ずつを与えて様子を見るのがベストな与え方です。

少量ずつをドッグフードに混ぜてあげることで、おなかの弱い犬は便通の改善が期待できたり、免疫力の維持・向上にも最適な野菜ですので、1cm角のブロック状にしてドッグフードにトッピングしてみるのもおすすめですよ。

さつまいもは糖分が多いのでダイエットに向かないとも考えられますが、主食として混ぜることで食欲の促進や腸内環境の改善が期待できますので、体の内側から整える事が出来ます。さつまいもはダイエットに備える体作りをするために最適な野菜と言えるのです。

さつまいものほか、キャベツも食物繊維が豊富で、ビタミンCも豊富に含むおすすめの野菜です。細かく刻んでトッピングすることで、よりスムーズな消化を促すことが出来るでしょう。

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犬に野菜は必要?

主食にトッピングする野菜もおすすめですが、キャベツやかぼちゃ、にんじんなども犬のダイエットにおすすめの野菜です。

中でもかぼちゃは野菜の中でも1,2を争う栄養豊富な野菜で知られます。犬にとっても必要な栄養を含む野菜ですが、与えすぎると肥満の原因に。そこでおすすめなのがおやつとして与える方法です。

犬用おやつの多くは穀物で作られたクッキーであったり、ささみ巻きのおやつが主流となっていますが、これらのおやつを野菜に置き換えてみましょう。特にかぼちゃは老犬にもおすすめの野菜でもあり、甘味も強い野菜なので、犬もおやつとして満足してくれることでしょう。食物繊維も豊富ですので、ダイエットとしてのおやつとして最適です。

また、にんじんもおやつに置き換えるのに最適な野菜です。にんじんに含まれるβカロテンは体の免疫力維持に良い効果を与えるものです。にんじんを与えて、しっかりと運動することで、さらに健康な体作りを目指せますので、結果としてダイエットにも良い効果を与えるでしょう。

犬への野菜の与え方


野菜にも色々な種類がありますが、中には生でも問題のないもの、生だとおなかが緩くなりすぎてしまうものなど様々です。

犬に野菜を与える際には茹でて与えるのが無難かもしれません。今回ご紹介した野菜でも、すべて茹でてから与えるのが理想的です。焼いたものでも良いですが、熱に弱い栄養素は熱で破壊されてしまいます。

茹でた際にも壊れてしまう栄養素はありますが、野菜の茹で汁もドッグフードに垂らしてあげるなど、再利用が出来ます。夏場の水分不足にも効果的ですし、食欲の増進にもおすすめです。

しっかりと茹でて硬さが無くなる程度にし、1cm角前後に刻んであげましょう。また、一気に与えてしまうと下痢してしまいますので、消化になれるまでは少量ずつを与えるようにしましょう。

プロ目線から見た野菜のポイント

野菜を食べているからと言って必ずダイエットできるというわけではありません。野菜はダイエットする体作りをするのに最適な食材であり、野菜そのものにダイエット効果があるわけではありません。

ただし、日頃のカロリーオーバーを防ぐことは出来ます。野菜はカロリーの低い食材であり、食物繊維も豊富なので便通の改善や腸内環境の改善にも役立ちます。これまで与えていたおやつや、ハイカロリーなドッグフードを少量ずつ切り替えていくことで、しっかりと栄養を摂取しながら摂取カロリーを下げる事が出来ます。

ダイエットに必要なのは健康的な食生活と、しっかりと運動をすることです。ダイエットに備える体を野菜で作り、十分な運動量をこなすことで、少しずつ体重も落ちていくことでしょう。

まとめ

野菜にも多くの種類がありますが、カロリーの高い野菜、カロリーの低い野菜など様々です。同じ野菜でも、フードにトッピングするのに最適なもの、おやつとして与えるのが最適なものなど、種類によって適した与え方もありますので、野菜の特徴を活かした与え方をしていくようにしましょう。

ダイエットが叶わない理由は運動量にあるのではないでしょうか。運動量を増やすことがダイエットへの一番の近道ですが、愛犬の食欲を満たしつつダイエットさせるには野菜が最適です。

今回ご紹介したように、トッピングとして与えてみたり、おやつを置き換えてみたりすることで、徐々に健康なからだに向かっていきますので、後は飼い主さんと一緒にたくさんの運動を行うようにしましょう。

無理に絶食させず、野菜に置き換えて、健康的なダイエットを目指しましょう。

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